趣味の王道「つり」を楽しむ！

　　　　　　　「鮒にはじまり鮒に終わる」

はっきり言うと、それほど好きではないと思います
のべ竿一本ぶら下げてのお手軽釣ですから、趣味とはいえません
新鮮な魚を所望するなら定置網へいけばよろしい
えさ代程度でお魚さんを手に出来ます
食べるのであればこれで充分ね
最近、食べないのに釣をやる方が増えています
それも理解不能！
狩猟本能を満足させるだけでは無いのですよね
一心不乱に浮きを見つめる、
世俗や仕事のストレスを忘れ孤独になれると高尚、
群集の中の孤独に置かれているのに
これがわからんですねえ！
　　

「つり」は一人山中に入り、「岩魚」や「やまめ」
を追いかけ、大自然と戯れる渓流釣り
釣り船を借りての遠征釣り、大型の「鯛」や「わらさ」
「かっぽれ」までを狙います
最高級の細工竿を駆使する、繊細な「へら鮒」「もろこ」釣り
疑似餌でねらう「やりいか」「あおりいか」と趣味人は
大魚や小魚、あるいは魚種によって
計画、格闘、暗闘、工作、工夫、を凝らし
日本だけでなく外国にまで遠征、王道を極めますね！
　　

食べる目的でなく、純粋の釣味にこだわる
キャッチ＆リリースにも批判があります
外来魚ブラックバスやブルーギルの増殖に手を焼く弊害も発生
釣人口が増えると問題になっています
ここは富戸漁港で釣り糸たれます
観光船のお客が通る中、一匹も連れないのでは悔しい
「ふぐ」「べら」「すずめだい」一匹連れればいいのです
餌もお猪口一杯程度、なくなれば帰ります
一度に買う餌を４回に分けて冷凍しておきますし
夏ならば「みみず」でも「きりぎりす」でもつれます
１匹釣れたら、その身を刻んで餌に共食いね
上がってきたのは「小めじな」さん、こんにちは！
大きくなって城ガ崎海岸崖上から釣られて下さい、さよなら！
　　

こんな釣士は趣味の範疇には入りませんよね
大人なのに何時までも子供、釣りは子供から始まり大人で終わる
とすれば大人になれない中途半端
極めることを知らない釣り、それでも２ヶ月に１回位
釣り糸をたれます