「新米が届いたので、取に来い」、
という電話を息子の嫁にしていた。
昨日、孫でも連れてくるかと思っていたら、
息子が一人で、のこのこやって来た。
「子供たちはどうした」と聞くと、それぞれ予定があるという。
大学や高校生なので、当然と言えば当然だろう。
孫が来るかと、栗ご飯を作って待っていたワイフ殿、
少し気落ちした様子?
息子も50の坂を超えたこともあるが、家に帰ったとて、
お互い、これと言った親子の会話がある訳ではない!!
在り来たりの事が話題、したがって、
別段、特別に会話が盛り上がるわけでもない。
これが、娘でもあれば少しは違うが、
息子では、その程度がおちのようだ。
息子が生まれたころ、
友達夫婦と2台の車で福島と山形県境に、
栗子トンネルが開通して間もないころ、
ドライブしたことを思い出した。
当時は、道の駅などあるわけでもない、
したがって、ミルクにお湯に哺乳瓶、それにオムツ持参、
オムツも布のオムツであった。
2~3歳の息子とは、会話にならない会話を交わしていた。
振り返ると、子供たちと良いの悪いの、
活発に会話ができるのは中学生まで?
息子たちも、今子育ての真っ最中、
親のことに、余りかかわっていられる時間もない年代?
こっちも、息子や娘に意見することも無い、
彼らも、別段改まって親に相談もないだろう!!
親子の会話も、無理して盛り上がらなくても、
通じ合うものがあるように思う?
いずれ、お互い余り干渉しないように、
親子の関係は「つかず離れず」、
これが、bestでないか。