楽しい話、直ぐにできない今日この頃

楽しい話をしてといきなり息子に言われて、
最近楽しいことがない証拠、
とっさに出てこなくて、しばし沈黙・・・

「子どもの時、姉の友だちに原真紀さんって人がいて、今思うと腹巻きやねえ～」って
これは楽しい話じゃないだろう。

「楽しい話もできないようじゃ、つまらん人生やって言ってるようなもんやね～」と
おふざけ半分、本気半分で言われてしまう始末。

確かに、最近楽しいことなどない・・ちょっと落ち込む。

でも、そこは挫けない母
「おもしろい話なら♪」と言いかけると
うさぎの話はあかんよと釘をさされて、
めげずに
「いや、犬の話」って屈せず。

「じゃ聞いてやるわ」と許可が出たところで、

「クロって名前の犬がおったんよ。
　クロって名前なのに、耳が真っ白。
　体もふさふさと羊の毛みたいに白くて
　手足にも茶色い斑など全くなく、その名にふさわしくなく白い色。
　その上、尾も白い・・・
　おもしろい・・
　面白い・・お後がよろしいようで♪」

息子が小さいときから
うさぎやら、ねこやらで何度も話した、この尾も白い話
それでもおつきあい頂き、
その場を収めましたとさ。