根性を鍛えるより自尊心を重んじたい

部活顧問からの体罰で自殺した高校生
どんなスポーツも
体罰を加えたからと強くなるものではないと
プロ野球選手だった桑田真澄さんが朝日新聞の記事で発言していた

勝ちたい、いい成績を残したいから
過剰な指導であっても見逃されたり
見て見ぬふりをすることがあるらしい

これを子育てに置き換えてみた
本人は頑張っているけれど
もっといい学校いい会社に入って欲しい親は
頑張りを認めず
失敗の指摘ばかりする

ある意味体罰は目に見える
だけど
もしこれが陰湿な言葉や態度であれば
実態はつかみにくいかもしれない

勝つことだけを優先させれば
人権を無視した行為に及ぶこともあるだろう

考え直さなければいけないことがある

暴力はスポーツの能力を伸ばさないのと同様
強い指導は
人の能力を伸ばすものではない
根性を鍛えるより自尊心を重んる教育が
人の気持ちを強くすると
わたしは思う