生きてるだけでもうけもん♪Today is a Gift.

昨日は過ぎたこと、明日は未知のこと、今日はもうけもの、それらはみんな、神様の贈り物。
今日の想いを明日に繋げるために。

命の長さ

2010年08月13日 | father
今年は素数ゼミが多く出現したのではないだろうか
蝉の合奏は早朝から耳をつんざくような勢いだった。
あまりの騒々しさに
「蝉の音を切るスイッチがどこかに無いものか」と
何度も思ったけれど
その蝉もさすがに鳴き始めから2週間も経つと
その数がかなり減ってきはじめた。

「蝉は1週間しか生きられないのは何故なんだろう」と
年老いた父が言う。
1週間は短すぎやしないかという想いが
その言葉に込められている気がした。

でも、もし亀が(亀でなくてもいいのだけれど)
千年とか万年生きるとしたら
日本人が、平均70年とか80年生きるということに対して
可愛そうに人間って生き物は何でそんなに直ぐ死んでしまうんだろうね
一生があっと言う間じゃないか
それじゃ、何にもできやしない
って言うだろう。

すべては自分を基準に
長い一生とか短い一生とか決めているだけ。

人間、50年もあればそこそこいろんなことをして
かなりやってきたなって意識を持てる気がする
蝉もきっと
1週間に、人のそれににたすべての営みがあるのだろう。
だからあんなに啼いているのだろう。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
長さは問題じゃないんじゃない? (のび太)
2010-08-14 00:04:39
どれだけ楽しめるか、それだけだと思うよ。
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奥深いなぁ~(^^♪ (酔うじぃ♪)
2010-08-14 08:12:23
感銘して読ませてもらいました
しかし、
「死がある」という事で、「生」の尊さを感じられるんだと思ふ

これから、お盆の墓参りに徳島に帰ります
返信する
命短し恋せよ乙女♪ (酔うじぃ)
2010-08-16 18:07:09
命短し恋せよ乙女
大和和紀『はいからさんが通る』ヨリ


【あらすじ】
 大正時代。旧旗本の娘・花村紅緒は”新婦人”を目指す男勝りな女学生。ある日、親が決めた許嫁だという公家の跡取り息子で帝国陸軍少尉の伊集院忍と引き合わされ、行儀見習いも兼ねて伊集院家に住み込むことになる。次第に忍にひかれていく紅緒だったが、忍は九州に転属後間もなくシベリアに送られ、戦死したという報せが届く。信じられない紅緒は、忍が帰ってくるまで自分が伊集院家を支えると決意し、出版社に就職する。時代の先端をゆく職業婦人として奮闘する紅緒。そんな彼女の前に、忍にそっくりのロシア貴族が現われて・・・

【感想】
花村紅緒好きだった
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