生きてるだけでもうけもん♪Today is a Gift.

昨日は過ぎたこと、明日は未知のこと、今日はもうけもの、それらはみんな、神様の贈り物。
今日の想いを明日に繋げるために。

材木を生活の軸にする暮らしを積極的に、いま

2013年06月10日 | 日記
仕事をしていてパソコンの画面から視線をちょっとあげると
杉の木に覆われた山が目の前にある今の職場

この緑、目に優しいなどと最初は喜んでいたけれど
もくもくもくと生い茂り
行き場のない杉だと知ると
見るたびにため息が出てくるようになってきた

なんと日本政府はいい加減なことをし続けてきたのだろう

植林を推進し一本植えるごとに補助金をばらまいた時期があり
その後、まだ杉が大きくなる前に
木材の輸入自由化政策に転換した

安い外国の木材に押されて日本の林業はたちゆかなくなり
林業で成り立っていた田舎は人口が激減
今の過疎地となった

日本政府が林業にしてきた仕打ちに対して
どの政治家も責任を取る気はないし
やりっぱなし

木材を売る場合も
それが木を切り出した山に還元される仕組みにもなっていない

木材の切り出しに補助金を使い
それでも杉の木一本の値段は1300円だとのこと

「ちゃんと活かしてくれるならタダでいくらでもやる」と言われるくらい
杉の木の行き場所がない

住友林業の家が頑張っても
なかなかこの日本中の杉が使いこなせる量にはならない

いっそ、木材の輸入は禁止することを提案したい

何か物を作る際には必ず木の部分をどこかに加工しなければならないという法律も作ればいい

車でも乗りものでも家具でも文具でも
どこかに杉を使わねばならないという法律

日本人がみんなでエイやって日本の杉を使わない限り
水害や自然破壊や
人間にとっての不都合がどんどん連鎖的に起こるという事実を
もっと政治家が本気で考えて
国民に協力を求めねばならない

この緑に覆われた山々を目のあたりにして
毎日、その思いが募ってくる

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