Once-in-a-lifetime chance(一期一会)

GooのHP「一期一会」は無くなりましたが、ブログは続けています。

今日はおやじの命日だったよ。。。

2005-08-03 | Weblog
やっと夏らしくなって暑い日が続いているけど、あの夏も暑かったような気がする。
あの夏とは、私が幼稚園の年長の時に父が亡くなった年の事です。
父は私が2-3歳の頃から病気で入退院を繰り返していたようだが、私にはほとんど記憶が無い。

8月の3日の夜、父は最後に最近人気の「トコロテンが食べたい」と言ってひきとったそうです。
幼かった私はぐっすり眠っていて、無理やり起こされたけど、お清めのアルコールの付いた綿を持ったまま寝てしまったとか!(^_^;)

大学生の時に学徒動員で召集されて、南方で捕虜になり、シベリアに抑留されても無事に帰ってきた父がはたった39歳で亡くなりました。

私の記憶にあるのは、父の葬式に幼稚園の友達や先生がたくさん来てくれて人が多くてうれしかった事、遺体の保存用に使ったと思われるドライアイスをもらって洗面器の水に浮かべて遊んだ事、されに、霊柩車が家の前まで来て、位牌と写真を持った母と兄が車に乗った事ぐらいです。

今日は実家へ行きお線香をあげてきました。
母と兄嫁がいて、兄も途中で帰ってきました。
母が大変な思いをして育ててくれている事を実感していた私達兄弟は、今でも母の傍にいるのは、父が早く死んだおかげかな?(笑)
お袋がおやじのところへ行くまでは、私達が面倒を見てあげたいと思うけど、私のほうが先にいきそう!``r(^^;)ぽりぽり

私は父親の怖さも、優しさも知らないし、一緒に飲んだ事も無い。
息子や娘にはもう少し一緒にいてやりたいと思います。

あの夏から早いもので、もう43年経ちました。
みなさんも両親を大切に!

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2 コメント

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必要とされるから生きてるの? (さとみん)
2005-08-04 12:48:01
確かに小さな子供は親を必要としているけど、ある程度の年になれば親離れするからね。

でも、親離れしたからと言っても、両親には長生きしてもらいたいと思うのが普通じゃないかな。

ただ、私の場合は父親がいなかったから、父親に対して反抗する機会もなかったから、両親揃っている人とは違うかもしれないね。



必要とされなくなったからって、生きてる必要がなくなるわけじゃないじゃん!

娘が親離れしたら、次は孫を楽しみにすればいいし、娘が離れたとき、りょうはやっと自由になって、りょうが必要と思う人、りょうを必要としてくれる人を探しはじめられるんじゃないかな。
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我が子。。。 (りょう)
2005-08-04 06:03:09
もっと生きたい_

そう思って逝ったお父さんと

もっと生きていて_

そう思って付き添ったお母さんと。。。



挫けずに愛する人の残してくれた宝だと、二人を育てて慈しんだお母さんの、強さと優しさに敬服します。



自分ひとりの身体じゃないって思うのは、我が子を思い浮かべる時。。。

この子が必要としてくれる限り、離れたり逝ったりしてはいけないんだって思うのだけど。。。。



私は父親にながく生きて_と、思えない生活をしてきてしまった。。

母を解放して欲しいと。。

一緒にいてやりたい思いがあるなら、一緒にいて欲しい親にならなくちゃって思います。。
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