ma vie quotidienne

フランス語で「私の日常生活」。
ささやかながらも大切な日常の記録です。

挙式&旅行報告(3) 結婚式当日

2008-10-31 22:41:57 | 
昨年秋、結婚式を挙げ、そのときの記録をブログに書きかけていたのですが、当時超多忙だったため挙式前日で記事がストップしていました。もうすぐ1年目の結婚記念日。。いまさらですが、思い出しながら続きを書いていきたいと思います☆

旅初日の日記 挙式前日の日記

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フランス3日目。挙式当日です。

朝起きるとどーーーーんよりとした空が・・・。前日のさわやかでキラキラした秋晴れの景色はどこ??と呆然と窓の外を見つめる私。。

その日ずっと、今にも降り出しそうな空のままでしたが、なんとか持ちこたえてくれました。

部屋で朝食のあと、そのままお部屋でヘアメイクをしていただきました。お城の日本人スタッフさんと、現地スタイリストさんによるフランス語の会話をBGMにヘアメイク。会話に加われるほど内容は分からなかったけれど、でもなんだか嬉しかったです。

身支度完了後、新郎と共にお城に併設されているチャペルへと移動。そして、父とバージンロードを歩きました。


父とチャペルに入ったときに目に飛び込んできた光景がすごく強烈に脳裏に焼きついています。

チャペルの内壁に描かれたフレスコ画の鮮やかな赤、参列してくれた宿泊客の方、夫の両親と私の母、奥には頼りになる日本人スタッフさんがいて、正面には式を執り行ってくださる城主がいて、そしてその斜め前には夫がいて、みんな自分の方を向いて自分を迎えてくれている・・・。その光景が印象的過ぎて、時間が止まったような感覚がしました。

兄弟にも友達にも親戚にも見てもらうことはできなかったけれど、背伸びしない、自分たちらしい小さな式ができて本当に幸せだし満足しています。

式の進行も、オーソドックスでシンプルでしたが、あたたかさを感じるものでした。城主のお話の中で、このお城に生まれた女の子はみんなこのチャペルで結婚式を挙げている、だからあなたたちも私の家族ですよ、というようなことばがあったのが特に嬉しかったです。毎月何組ものカップルの結婚式を行っていて、そのたびに同じことばをかけていらっしゃるのでしょう。でもその一組一組を大切に考えてくださっているのだと思います。


そんな感じで素敵な式が終わり、建物の内やら外やらで写真撮影タイム。そしてレセプションパーティがありました。

城主さんは、私がフランス語を話せるのを知って、珍しいと喜んでくださいました。といっても簡単な質問に答えるくらいしかできなかったのですが(スタッフさんについつい通訳を頼ってしまう・・・)ちょっとでも会話できてよかったです。


惜しみながらドレスを着替えた後は、夕食の時間までみんなでお城の周りを散歩。朝は絶望感で見ていたどんより空も、この頃には「重厚な趣を醸しだしていてこれはこれでいいよね~」なんて言えるようになっていました。



夕食は、お城の広間貸切での贅沢なディナーをセッティングしていただきました。挙式当日にも関わらず終始リラックスモードの一日でしたが、このときはちょっとかしこまって両親に挨拶などもしてみたり。

無事にこの日を終えることができてほっとしました。

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ブーケは旅行の間持っていることができないので、お城に残してきました。

帰国後、嬉しいことに「ブーケが欲しい」とくださる方が複数いたので、「フランスの古城に置いてきたので取りに行ってきて♪」とお返事しました。




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