宗教で理解不能なのがユダヤ教・キリスト教・イスラーム教。
頭の悪いジイさんがお勉強しているのはこの3つです。
ご存じの方も多いと思いますが勝手な解釈をしますので多少の
間違いがあるかも知れません。ご容赦下さい。勉強中です。
歴史的に眺めると....(古い順番から言えば)
①ユダヤ教 ➡ ②キリスト教 ➡ ③イスラーム教
この発生源は何かと言えば.....
元祖の旧約聖書が基本です。なので、これらを団子三兄弟
と言っている人は多いと思います。
何がどう違うのか?これが問題ですが簡単に表現すると
次の様な感じではないかと思います。(間違っているかも?)
旧約聖書とは....
神はヘブライ人アブラハムを選んで、カナンの地を与えた。
その地は現在のイスラエルだと言われています。
4番目の子であるヨセフはユダヤ人(12部族)の祖となった。
そこで、ユダヤ教が誕生して神と人が契約を交わす。
人が窮地に陥ったときに神は救世主をつかわすという教え。
従って、旧約聖書を信じているのが「ユダヤ教」らしい?
その後、これらに反論したのが「新約聖書」=キリスト教だと
言われています。これがメシアであり救世主と言われている?
神が与えた律法を守ること、および律法に記された社会正義、
他者への慈愛、倫理、道徳を神の意志として捉え、実践する
ことが神への忠誠を表明する=神との契約?
この契約書は実在するのどうかは不明です。勉強不足です。
ですが、神の存在が明らかではないにも拘らずどうやって
契約をしたのか?この点が良く分かりません。
ところが人間はこの教えを守らない。守ることが出来ないと
いう神の怒りが起こり、ユダヤ人に対して罰を与えた。
そこで、救世主(メシア)出現を待望したが現れなかった。
この疑問に反論したのが新約聖書だと言われております。
要するに、救世主=イエスが誕生したのがキリスト教です。
論理的に言えば、ユダヤ人たちはローマ帝国の支配下に入り、
その勢力が減退していった為に無力化した?
その危機感から自分たちの伝統が崩されるのではないかと恐れ
を感じた彼らは政治家に根回しをしてイエスを逮捕させます。
イエスは死刑(十字架刑)となりましたが弟子たちの間では、
3日後にイエスが復活すると信じられました。
なので、キリスト教はイエスがつくったわけではなく弟子たち
の信仰によって構築されたと言うのが通説らしい?
従って、イエスの復活があったのかどうかは全く不明です。
一方、イスラーム教は現在のサウジアラビアを発祥地として、
唯一神アッラーへの絶対的な服従を説く一神教の宗教が誕生。
最後の預言者とされるムハンマドの神の啓典コーランと彼の
言行を示した記録ハディースに基づき信仰が営まれています。
ですが、この3つの神教はほとんど同じだと言われています。
そもそも、ユダヤ教=ヤハウェと、キリスト教の父(God)
と、イスラム教のアッラーは、同一の神だからです。
これらを比較しながら仏教で考えると、仏教でも多くの
仏教宗派が存在します。
所謂、元祖の仏教経典は1つだと思いますが弟子によって
大きく分かれる?これが実に奇妙な現象だと言えます。
この仏教の元祖は何か?....
釈迦=ガウタマ・シッダールタで、ルンビニー(インドと
ネパールの国境付近)に誕生。それを空海なのか最長なのかが
中国から持ち帰って布教した。この点は不可解です。
インド語なのか?ネパール語なのか?これを中国語に翻訳した
経典を更に日本語に翻訳した?相当に無理がなかったか?
仏教ではもともと信仰という考えはなかったらしい?
時間の経過とともに開祖である仏陀や仏様などが、信仰の
対象とされるようになった模様です。
当時の日本ではやはり神道が主力だったと思われますが
意外とこの神道は他宗教には寛大だったのでしょうか?
現在でも多くの人は神社にお参りしたり、お寺様に
訪問したりで、他宗教に固執した考えは持っていない?
この点で言えば、宗教間の争いは比較的穏やかだと思う。
そこで、無宗教で無神論者の僕は、色々な疑問に突き当たる。
いったい宗教とは何か?日本以外の他国において、この宗教は
非常に神経質で争いの火種となることが多い。
その実態は、「宗教+敬虔な信者」との間で、政治に関与して
世の中への影響力が強い事です。信教の自由と政治との問題は
全く別だと考える人は少ない?これが大問題です。
そこから見えてくるのが、ガザ地区とイスラエルの紛争だと
思います。聖地と言われるエルサレムは何なのか?
紛争の戦いに神はお怒りではないのか?如何でしょうか?