👈 埠頭を渡る風
今週の金曜日、やっと週末となりました。長かった感じ。
時々思うのは、「これてどうなの？」です。
Government of the people, by the people, for the people
（政府機関）人民の，人民による，人民のための政治
歴史の中でこんなことを言ったのが米国大統領リンカーンです。
彼は、共和党所属の議員で元弁護士だった様です。
流石に法律家の発言らしい「理想主義者」だと思います。
日本で主張を簡単に表現すると「主権在民」だと思います。
真にその通りだとは思いますが現実はどうなのか？
人間はそんなに立派な行動をすることが可能か？
これには大きな疑問がありませんか？考えられるのは......
【性善説】人間の本性は基本的に善であるという説。
孟子の儒教の教えが由来すると言われています。
それに対して.....
【性悪説】
人間の本性は欲望に弱いが後天的な教育や努力により
公共的な善を知り礼儀や考え方を正せるという教え。
要は、卵が先か？鶏が先か？を論じていますがどちらも
大したことは言っていないような気がします。
人間をより現実的に表現したのが石川五右衛門の辞世の句
だろうと思います。
「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」
これらを踏まえて先日より騒がしいのが国会議員の除名処分？
聞いていて全く意味不明で如何に曖昧な法律の中で現存するか？
まず第一に、ガーシー議員が国会に出席しないと大騒ぎ。
国家の最高峰での身分は戸籍名を使用せず堂々と通名？
俗名？源氏名？芸名？などなど何でも良いことです。
仮にも国会議員の職で身分すらが曖昧な形で通用する。
読者の方々の意見は色々とあると思いますが違和感がある。
どうして堂々と「東谷義和氏」と表現しないのか？
次に不思議なのが.....
国会に一度も出席しないから政党及国会で除名処分を下した。
彼はドバイに長期滞在して「国会で寝てるおっさん議員全員
たたき起こす」と公言していた。
では、国会の出席とは何か？
国会には、常会、臨時会、特別会の区別があります。
常会は、年に１回、１月中に召集され年間・150日（予算会議）
臨時会は、臨時の必要があるとき召集される。
特別会は、衆議院の解散による総選挙後に召集される国会です。
ここで、強制的に招集があるのはどれなのか？
国会法第5条：議員は召集詔書に指定された期日（召集日初日）
に各議院に集会しなければならない。しかし、これ以外に出席を
義務付ける規定は在りません。
これを読むと欠席理由の云々はあるとしても殆ど国会には出席
していないことが歴然としています。
国会中継を良くご覧になっていると分かると思いますが質疑に
無関係の議員は堂々と欠席しています。
従って、国会議員の主な政治活動は国会外で行うことが
主力だと考えた方が妥当だと思います。
ではいったい、どのような仕事をするのが政治家なのか？
この点は非常に曖昧で罰則規定もなく相当に緩い？
従って、結論から言えば....主権在民なんて噓っぱちを
信じながら綺麗ごとを並べながら除名処分を旗印にしている
政治家の方々は本当に仕事をしているのか？
これは、誰もが分かる政治家の仕事の本文は「法律を作る」
ことが重要なお仕事だと言えます。
なので、政治家になった偉い先生方は世の中、庶民の為に
いったい幾つの法律を提案し、現実に決議し、実行したのか？
これが問題だろうと思います。
現在の法整備の中で最もくだらない除名処分をどうして
改正しないのか？この点が理解できない。
除名処分とは、所属政党の判断で、国会では「辞職勧告決議」
を出しますが全会一致で可決したとしても法的拘束力はない？
なので、強制的に議員を辞職させることはできない？
これってどうなのと思いませんか？TV報道で騒いでいますが
不思議なのはマスコミが法律改正と吠えない事です。
また、他の国会議員も法律改正と言わないのは不思議です。
読者の皆様、主権在民って本当にあると思いますか？
僕が思うに、政治とは、政治家の、政治家による、
政治家の為に存在すると思います？正しいですか？
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