縁

昨日やって来た雉猫さんたちの話を初めて聞いたのは、マイ太郎さんが、５月の連休に遊びに来てくれた時でした。
外にいたままの状態で里子に出ましたが返されてしまい、保護主さん（てるてるさん）が重度のアレルギーの為、泣く泣くリリースされ、その後、個人で運営しているシェルターに入れたものの、理不尽な理由により、早急にそこを追い出されることになってしまう猫がいるということを・・・。
（保護主てるてるさんはそのシェルターがそんなところだということを後になって知ったそうです）
里親さんや一時預かりを必死に探すも見つからず、かといって、命に関わるようなアレルギーを持っている保護主てるてるさんが預かることも出来ずに、断腸の思いでリリースをすることに決めているということでした。
人馴れしていないということでしたが、まだ一歳で、家猫として十分に幸せになれる可能性のある子が、常に病気と事故の危険、死と隣り合わせの環境に放されてしまうことが、聞いていてとても残念でなりませんでした。
ただ、てるてるさんは三重県在住です。
簡単にお手伝いが出来る距離ではありません・・・。
でも、てるてるさんの想いも推し量られ、
「もしこちらにあの子たちを連れてくることが出来るなら、預かろうか・・・」
そんな思いでマイ太郎さんに連絡をしました。
多忙な中、マイ太郎さんが仲介にはいってくれて、みなさんの努力によってその子たちはわが家にやって来ました。

新幹線に揺られ、マイ太郎さんに連れてこられました。





今回、マイ太郎さんは日帰りの大阪出張を三重で一泊し、新幹線でこの子たちを連れ帰ってくれました。
その直前は上海出張だったのに、本当にマイ太郎さんの頑張りには頭が下がります。

シェルターでの暮らしは、この子たちの性格を変えてしまうほど、快適な暮らしとは遠いものだったそうです。
人間のことも、外で暮らしていた時以上に怖がるようになってしまったことから、虐待まではいかなくても何か嫌がることをされていたことは確かなようです。

名前ですが、てるてるさんの勧めもあり、新しい名前で出発をすることになりました。


みかん→愛ちゃん。
みなさんに愛されるように・・・。



プリンちゃん→夢ちゃん。
幸せになる夢をあきらめないように・・・。

この子たちの猫生は始まったばかり。
この子たちの幸せの為にわたしもがんばりたいと思います。
まずはこの子達の人馴れからです；；