軽快?携帯の世界

携帯電話のことを中心に記載してます。難しい言葉もでる事がありますが、なるべくわかりやすく書いていきたいと思います。

『ミスト』 ☆☆☆☆

2008年05月20日 | 勝手に映画批評
 人間とはどんなものか、実に考えさせられる映画でした。


 監督はフランク・ダラボン。数々のヒット作を世に出している監督さんです。今回はあえて独立系での挑戦となりました。その意味を考えると、この作品はこうであった方が結果的に良かったかと思います。
 

 久しぶりの映画観賞、そしてレビュー。2007/09/15以来・・・いやすみません。これからは簡単ながらも観た映画をレビューしていきたいと思います。
 

 この映画は極端な評価に比較的分かれそうですね。「あるもの」が襲ってくる場面なんかは笑ってしまう方もいたぐらいです。エンディング自体も「ひどい」という方もいますし、「考えさせられる」という方もいます。
 そういうことを考えると物の受け取り方というのは人様々です。ただ単に「つまらない」と映画を表面的に観るのはもったいない感じがします。この映画なんかは自分がその世界に入り込むことで大きく変わってきます。それに挑戦することが映画を楽しむことができる大きな一歩となるでしょう。

 
 流血やグロテスクな部分はR-15ということもあってか、かなりはっきりと描かれています。食事前にデートや食後にデートという方はちょっとオススメできないですかね。女性がそういうものに強い方なら「楽しめる」かも。
 「あるもの」はあくまでああいうもの。外見などが問題というよりも存在が問題といったところでしょうか。つまり外に出にくい条件といえるでしょう。そして人間模様。人は粗暴になり、時に重大な決断をし・・・生き抜くために必死にもがくか、神頼みをひたすらするか。そこはまるで、とある国。あなたがその国の中にいたらどういった行動をとるでしょうか。筆者はどんな結末を迎えようが生きようと必死にもがきたい・・・と思います。そうそれが結果として最悪であっても。


 「ミスト」という題名は人間の心までも霧につつむということを現しているよう。ひとついえるのは霧はいつか晴れること。そう映画「デイ・アフタートゥモロー」もそうであったように。決して表面的なものに取り込まれず、そこにあるもっと深いものを味わってください。ただ後味は・・・





 そうそう。ムカつくおばさんが「いなくなって」スカッとしている自分を客観的に観ると一番「あのもの」に近いかも(笑


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2 コメント

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こんにちは! (Kaworinlove55)
2008-05-22 11:47:55
すばらしい映画って観ていて本当に圧倒されますよね^^
原作と違うラストは私的にとても良いと思いました
もし自分だったら・・と考えさせられました!
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こんにちは (sars1)
2008-05-23 21:59:07
圧倒されすぎて疲れた・・・(笑
こういう考えさせる映画というのは貴重ですよね。
これからいっぱい映画観るぞ~
のでこれからもレビューお願いしますね。
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