軽快?携帯の世界

携帯電話のことを中心に記載してます。難しい言葉もでる事がありますが、なるべくわかりやすく書いていきたいと思います。

『SAW3』 ☆☆☆

2006年11月25日 | 勝手に映画批評
  1と方向性は別になってしまいましたが、ファンにとってはありがたい作品です


 監督は前作に引き続きダーレン・リン・バウズマン。製作には作品を生み出したリー・ワネル、ジェームズ・ワンの双方が参加しています。
 出演陣はこちら。ジグソウももちろん登場しています(彼がいないと「SAW」ではないと思います)


 公開されてまだ日にちが経っていないので、さすがにすいてはいませんでした。驚いたのは幅広い年齢層。おじさん・おばさんが多かったのは意外でしたね。ファンとしてはちょっと不安でしたけど。

 始まりは前作の終わりから。ここからいつもどおり?異常な・・・と思うんですが、さすがに続編の続編。裏切ってくれます。それを新鮮にとるかは観る方によりますが、筆者は説明映画のような感じがしてしまって平凡な映画に成り下がってしまったように感じました。しかしながら、徐々に異常さは増していき、かなりどきついシーンがあってそこは満足かなと(笑)
 
 残念ながらラストにかけてはいつもの勢いがありません。それはなぜか。そうゲームがゲームではないから・・・果たして誰がゲームの「主役」なのか。それに気がついたとき、もう手遅れになっているのかもしれません。平凡な映画に成り下がってしまった感じは否めないものの、シリーズファンは見逃せない作品となっていましたよ。

 ジグソウが仕掛けた命がけ(いつも命がけなんですけど)のワナはどれも人間の心を試すもの。それは残酷でもあり、単なる犯罪に過ぎません。しかし、それはどこにもありふれる犯罪ではなくどこか違う・・・一貫した主張があるのです。ここまで「生」に真っ向から対決した犯罪はあったのでしょうか。少なくとも映画史では数少ないと思います。私たちはいつも当たり前のように「生」を享受しています。それを当たり前と思わないことこそ、ジグソウに対抗する唯一の「鍵」となるはずです。

 続編が作られるようですが、さすがにもう映画館で観ることはないと思います。なぜならもう・・・・


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2 コメント

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実は相当深い作品みたいです。 (シネマシネマ)
2006-11-26 11:30:42
私も見てきましたが、見た後は私も全然
気付きませんでしたが、色々な人が書いて
いる記事を見ると、相当深い内容みたいです。

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はじめまして (sars1)
2006-11-27 21:34:54
コメントありがとうございます。
映画というのは観た人それぞれが感想を持っていると思います。
私は監督がどういう心理で描いたのか、映画の謎の部分を自分なりに解釈したりして楽しんだりしています。
最初は素直にありのまま映画を観て、そして再び観るときは違った見方で観ると同じ映画で二度おいしい・・・
自分なりの解釈をした後で他の方の解釈みて「こんな考えがあるのか」って発見するだけでも大きいと思いますよ。
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