『オペラ座の怪人』 ☆☆☆

　よかったんですけど、やはり冒頭が・・・(笑)
　監督はジョエル・シューマカー。近作の「フォーン・ブース」が好きですね。世界的に有名なアンドリュー・ロイド・ウェバーが参加していることもお忘れなく。出演陣はこちら。筆者が知っていたのはパトリック・ウィルソン。この間観た「アラモ」に出演していたということもありわかりました。
　冒頭は激しく眠くなりました。睡眠時間が少ないとかそういうわけではなく、そこはミュージカル(映画)の弱点？かもしれません。友人も終わったあと同じこといってましたし。悪くはないのですがもう少し始めは引っ張ってほしかったですね。ここが乗り切れれば後は大丈夫かと思います。
　ファントムが姿を現してからはもちろんファントムを軸に話が進んでいくのですが残念だったのはミュージカルをそのまま映画にしたこと。いい意味でも悪い意味でもそうで、個人的にはもっと登場人物とくにファントムの過去を描いてほしかったです。中盤から終盤にかけて説明はありますが「説明書き」に過ぎずミュージカルをそのまま映画にしたとはいえそこだけは追加してほしかったです。冒頭あたり削っていれば十分時間にも余裕ができますし。
　監督の手腕が問われる映画なのですが今回はあまり手腕が発揮されていないような感じで残念でした。それでも2億5000万円かかっているシャンデリアや音楽、そしてファントムの人生・・・それらを観に行くだけでも十分価値のある映画です。女性の方が多いようですが(他にもお年寄りも結構多く見受けられた)男性の方に観て貰いたいです。この映画を観に行くには覚悟が必要かもしれませんが映画館で観るべき映画なのでぜひ足を運んでください。

　追記
　現在風邪の為ろくな更新できませんでした。本当にすみません。なんとか頭の方は回るようになったので布団の中でキーボードを叩いております。ストックがこれのみなのでもしかしたら連休中は更新できないかもしれませんがよろしくお願いします。おやすみなさい・・・インフルエンザじゃないことを祈りたいです。