『オーシャンズ12』 ☆☆☆

　今大ヒットしている今作ですが先週の映画の日に行ったのでいっぱいかと思いましたが意外にゆったりと座れました。映画が始まる前に「映像などについての説明」がありインターネットで流すことを禁じていますなどの内容でしたが何かあったのでしょうか。今時劇場で撮影するなんてこと・・・確かいつだか忘れましたが大阪でそんなことありましたね。純粋な気持ちで映画を楽しまない輩は観る資格ありませんね、本当に。
　さて監督は「トラフィック」でアカデミー賞監督賞を受賞したスティーヴン・ソダーバーグ(「トラフィック」でキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ドン・チードルの人脈？を得る)ちょっとこの頃の作品は面白い作品がないので今作で挽回できたかどうか・・・出演陣はこちら。他にもゲストとしてニンマリしてしまう人物が出演していてもうギャラがいくらあっても足りない。ここまで贅沢なキャストを揃えられるソダーバーグに感謝ですね。
　上映時間はまぁほどよいぐらいで、テンポもまぁまぁといったところでしょうか。個人的にはこのキャストならもっと大掛かりなストーリー展開がよかったです。ミニミニ大作戦が好きな方は(観た方大半が好きなはず)物足りないかもしれません。今回は多く語ってしまうとネタバレしてしまうので控えますがトーマス・クラウン・アフェアーのような華麗な作戦が好みの方は今作を楽しめると思います。
　騙される気持ちで観ることは非常に大事ですね。筆者もニヤニヤしながら(怪しい・・・(笑))観ましたがそういう気持ちでないと「なんじゃこりゃ」になりかねないので注意してくださいね。