『拉致被害者に対する意見』

　先週の土曜日に小泉首相は訪朝し、地村・蓮池さんの子供は帰
国を果たせたが拉致の疑いありとされた方々は「再調査」という
かすかな希望が引き出された。家族会には「首相に感謝がない」
などの意見が多数よせられ、横田さんを始め困惑している。
　今回のことに関して様々な意見があるのは民主主義としてすば
らしい事であるし、議論が深まるいい機会でもある。しかし、思
想、被害者の方々の気持ち・経緯を考えずテレビから与えられた
一方的な情報のみを選び意見するといった、「意見らしからぬ意
見」をしている人がいる。誰も専門用語を覚えろとかマスコミ側
も都合のいい事柄しか放送しないといった問題もある。しかし、
全てを他人のせいにするのではなく私たちもよく考え行動しなけ
ればならないはず。名乗らず意見する方は論外。明らかにした上
で新聞だけでもあらゆる新聞を読み自分の意見をまとめることを
昔から恩師に言われている。「～は右だから。～は左・・・」と
邪険にせずやってみることが大切だと思う。
　私も決して偉そうな事をいえる立場ではない。しかし、このブ
ログを通じて新たな考えを作るきっかけを少しでも与える事がで
きたなら嬉しいですね。今回はちょっと政治的なお話でした。