『今年もKDDIの年となるのか？』

　2003年度純増数で初めてドコモを破り、首位に立ったau。しか
し、その道は平坦ではなく、険しく長い道でした。(auの絶不調
の昔話は『au暗黒期の話』でします)この好調さは現段階ではほぼ
流行に近いものがあります。それはなぜか？牽引役となった「着
うた」を各社も導入し始めたから・・・となんとも素人的(素人
なので)な理由です。もちろん、パケット割など業界を料金面で引
っ張ったところもありますが、一番にあげるなら「着うた」では
ないでしょうか？
　この「着うた」は開始当初は対応機種が２つしかなく、
パケット割などの料金面などのサポートもなく(厳密にいうとミドルパ
ックがありましたが、一般的に知られているとはいえなかった為こ
こでは省略させていただきます)あまり話題になりませんでした。
しかし、パケット割の開始・あの体操のCMを筆頭に興味を引くCM・
定期的な情報料無料キャンペーンなどで少しづつ浸透し、au=
「着うた」という方程式すら当てはまるようになるまでになりました。
　先にも書きましたが、他社も導入し始め先行するauを追撃しよ
うとしてます。FOMA900iの「なぜか」メール受信音にできない事
やvodafoneの対応機種の少なさに助けられ、まだauの優位は続き
そうです。auも「着うた」の高音質化やEZナビウォーク対応のWIN
で第３世代携帯をリードしていくようなので注目です。
　流行といえば、J-PHONEの「写メール」を思い出しますが、あれ
も他社も追随された時に次の一手をだせず、先行した強みを生か
せませんでした。auがさすがに二の舞をするとは思いませんが、
あきさせない「もの」をだせばauの強さは流行ではなく本物の強
さとなるでしょう。
　次回は残念ながらとりあげる話題がまだ決まってないので、も
し取り上げてほしい事がありましたら、コメントください。最後
まで読んでいただいてありがとう。では、また。