サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

 連載・ 第四部.感動のあるDM(ダイレクトメール) 

2018-04-24 07:09:05 | 日記

7. 用件のないDMには感動がある。

美容サロンが手掛けるDMの目的は、お客様とのコミュニケーションを図ることにあります。
繰り返しますが、働きかけの目的には「育成のためのDM」と「勧誘のDM」があります。
  その内訳を記述しますと以下のようになります。
1.初めて来店頂いたことに対する「来店お礼DM」。
2.お手入れの時期をお知らせする「来店促進DM」。
3.疎遠客への働きかけとしての「疎遠客対策用DM」。
4.ご紹介してくださった方への「お礼のDM」。
5.お誕生日への「バースディ・カード」。
6.クリスマスに寄せての「クリスマス・カード」。
7.新年のご挨拶としての「年賀状」
8.暑い季節の「暑中お見舞い」などがあります。
これらの「育成・勧誘DM」は、言い換えれば、これらのDMは、その性質から言って経営
上の「当り前の行為」です。
従って、お客様にとっては「予想通りのDMが届いた」ということになります。
これらのDMは、予期しない「感動レベル」ではありません。
そこで、お勧めするのが「用件のないDM」です。

「遊びに行った先からの、予期しない便り」です。このようなハガキを頂いたら、
いつまでも心に残り、大切に保存したくなるものです。つまり、このお便りの本質は、
●「私たちは貴方の事を忘れていません」というメッセージであり、
●「私たちのことを忘れないで下さい」というアプローチです。

これが「顧客を大切にする」という、経営理念の具現化です。 第四部 終