サロン経営の羅針盤

弊社研修所が提供しているサロン経営に関する全てを提供して参ります。

連載・第二部・顧客満足度を高めるカギ。

2018-04-06 07:42:44 | 日記


      6.サービスは、「マニュアルではなく心構え」。

どんなマニュアルを作っても、サービスの質の均一性を保つことは困難です。
良い態度的サービスを提供するには、マニュアルを超えた「何か」が必要となります。
それは、「心構え」と、それを「形に表す能力」です。

態度的なサービスの作法は、訓練と本人の研究心や努力で身に付けられる技術です。
しかし、態度的サービスは、精神的なサービスの裏付けがなければ評価に値しません。
これは「心のテーマ」です。したがって、強制やマニュアルのレベルでは実現できません。

そこには、「経営理念の徹底」が必要です。そのためには「人を大切にする」という経営トップの経営観が不可欠です。
従業員は、経営トップが「何を優先すべきか」と言っていることは、経営理念や経営方針を見ることで理解することが出来ます。
しかし、「何が優先されているか」については、従業員は経営トップの行動から判断しています。
したがって経営トップの日常行動が、サロンを繁栄に導く「核」となります。    明日につづく