Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

オリジナル

2011-09-16 22:25:26 | study abroad


この3日間で5つのイベントに参加した。
大リーグの観戦に始まり、留学生の新歓コンパで幕を閉じた。
その間にも寮に入り、アメリカ人3人とルームシェアすることになった。

この3日間は本当にたくさんの留学生に会った。
新歓コンパでは100人以上の留学生が一つの教会に集まった。
100人の中では中国とインドの学生を合わせると7割ぐらいを占めていた。
その他にはフランスやドイツ、ベトナム、韓国などの学生が残りの3割を占めていた。
「日本からの学生は?」というと僕だけだった。

この3日間は数えきれないほどの留学生に挨拶をし、自己紹介しひたすらし続けた。
だんだん自分が留学生という集団に埋もれて、無くなってしまうのではないかという恐怖感があった。
大きな集団の中にいると自分という存在が次第に小さくなって、
最後には塵のような大きさになって消えてしまうのではないかという感覚がおきる。
その感覚が強くなるほど全てのことがどうでもよくなってしまい、最後には自分の殻に閉じこもってしまう。

僕はもっと自分のオリジナリティを信じていかないといけないんじゃないかな。
自立心の強いアメリカ人、勤勉な中国人、頭の切れるインド人、礼儀正しい日本人。
そうやって集団的に捉えるんじゃなくて、もっと一人一人をオリジナルな存在として見ていかないと。
きっと自分もオリジナルな一人の人間として感じることが出来ないんじゃないかな。

もっと一人一人をオリジナルの存在として感じることができたら、
きっと自分も一つのオリジナルの人間として感じられるはずだ。


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