光画繚乱

映画と写真、どちらも「光」が関わるので、そしてそれが「錯綜し合う」ということから、ブログタイトルを光画繚乱としました。

怪しいコメンテーター

2018-03-25 10:34:43 | 私見偏在

テレビでコメンテーターとしてテーブルに座っている人たち。最近鼻につくのがこの人たちの存在だ。

昼のワイドショーなどでは、すでに皆さんがご存じの内容を改めて説明したり、常識程度の知識を披露する人もいる。

芸能人がある症状で入院をすると、医師免許を持った医学評論家などがコメントする。しかし、その内容はほとんどの視聴者が知っていることで、改めて「専門家」に教授されるようなものでもない。専門書を読んでくれれば視聴者はわかる。臨床経験も少ない人が習ってきた医学知識丸出し的論評をしても、このネット社会ではあまり響かない。

国際政治に関しては、なるほど「専門家」というような人が登場するが、「その道」に何のパイプもないような人もいる。常識や誰でも考えるようなことを、恥じらいもなく「いけしゃあしゃあ」と披露されると興ざめしてしまう。

かつて、ショーンk 氏などの例もあることから、多少は疑いの目を持つことも必要だ。困ったことに、当時はキャスターまで「さすがショーンさんですねえ」などと、コメントにえらく感心していたものだった。

またさらに疑惑の目で見てしまうのが、「皇室ジャーナリスト」という存在だ。「ジャーナリスト」を名乗るからには「公正中立」はもとより、是々非々で時には「批判的論評」もしなくてはならないはずなのだが、こと皇室に関しては「批判的論評」は一切しない。

ならば「ジャーナリスト」を名乗るには無理があるのではないか。

「いいことも悪いことも」が「ジャーナリスト」の矜持のはずなのだが。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フォーンブース 2002年 81分 | トップ | 3月25日(日)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

私見偏在」カテゴリの最新記事