議論においてヒトラーを持ち出した時点で、その人を負けとする「ゴドウィンの法則」が話題。特に最近では、学術会議任命見送り6名をめぐって、「左派論客」がネットで批判の対象になっている。「左派論客」が言論の自由をいいことに己の無知をさらしているからだ。「ゴドウィンの法則」がそれだ。冒頭に書いたように、ヒトラーを持ち出した時点で、その人を負けとするのが「ゴドウィンの法則」なのだ。
ネットでは
〇まともな言論で世間の賛同を得る事が出来ず、苦し紛れのレッテル張り。これぞ彼らが非難する言論の封殺・圧殺なのだが、自覚がないのか無知なのか?
〇マスコミは、学術会議任命見送り6名は、共産党員かシンパであると決して言わない。政府も言わない。
〇日本が言論の自由だから許されるというけど、じゃなぜ中国共産党や朝鮮労働党に対して、ヒトラー政権だと特定野党やマスコミは批判しないのか? などの意見がみられる。
何十年も前の話。まだ野党が今よりもまともな存在に見られていたころ、国会で「なぜ日本もスイスのように永世中立国と宣言しないんですか」などと声高に政府を追及していたものだ。彼らは宣言さえすれば永世中立国になれる、と本気で思い込んでいたようだ。
しかし、よく調べてみたらスイスは国民皆兵の徴兵制を敷いていたのだ。「スイスは軍隊を持たない。スイス自体が軍隊なのだ」という有名な国是がある。
いまだに野党は「ことの本質」を知らず、揚げ足取りや浅い批判という「気楽な稼業」にいそしんでいる。