光画繚乱

映画と写真、どちらも「光」が関わるので、そしてそれが「錯綜し合う」ということから、ブログタイトルを光画繚乱としました。

川勝知事VSリニア

2024-04-10 20:08:37 | 私見偏在

 
  元内閣参与で京大大学院教授の藤井聡氏は、一般的に「知事の権限は、ある意味ちっちゃく、ある意味大きい」と解説。「県を豊かにするための権限はあまりないが、嫌がらせをする権限だけは強大。許可与えへんと言ったら全て止まる」と評した。
 今、世間を騒がせている静岡県・川勝知事。
リニア・トンネル工事による湧水で静岡県内を流れる大井川の水量が少なくなり、流域にある茶農家などに影響が出る恐れがあると主張。
 沖縄県・玉城デニー知事は、米軍普天間基地の名護市辺野古への移設工事を巡り反対の意向。設計変更を巡っては、最高裁判決が承認しなかった県に対する国の是正指示を「適法」と判断。県の敗訴が確定し、防衛省による地盤改良工事の申請を承認する法的義務が生じた。判決後、国は承認するよう「勧告」したが、県が応じなかったことから、より強い「指示」を出した。指示の回答期限を迎えた玉城氏は「期限までの承認は困難」と表明。最高裁判決の精査などが必要だと理由を説明した。国交省は現状が続けば「公益を害する」とみて、代執行訴訟に踏み切った。
 国の専権事項は外交と防衛。県としての権限がこれらを超えることはない。リニアモーターカーの実験・開発も国策の一つと考えてよい。国が進める事業に知事が反対する意味が分からない。いかに民主主義とは言え、国の計画が滞ることがあってはならないはず。
前出の「嫌がらせをする権限だけは強大」という事実を国はどう考えているのだろう。早急に法改正をするなりの措置をとろうとは思わないのか。「裏金作り」などをする暇があったら、国のため・国民のために働けよ国会議員。

コメント
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