光画繚乱

映画と写真、どちらも「光」が関わるので、そしてそれが「錯綜し合う」ということから、ブログタイトルを光画繚乱としました。

続編 山菜採りとジャーナリスト

2018-10-31 10:57:02 | 私見偏在

テレ朝の玉川氏はモーニングショーで、自己責任を問う風潮に異議を唱えた。

「ジャーナリストは民主主義を守るためにある」とし「国に迷惑をかけたって何ですか、その人たちは民主主義がいらないんですか。民主主義が大事だと思っている国民ならば、民主主義を守るためにいろんなものを書こうとしている人たちを、英雄として迎えないでどうするんですか」と力説した。

また「政府が行くなって言ったところへ行ったことに対して、じゃあ助けないんですか」と、また「例えば災害の時に避難勧告があって、仕事でそこから離れられない人がいた場合、その人は自己責任だと助けないんですか、それと一緒です」とし「彼は世界の民主主義のために命かけているんです。それを自己責任だとして助けなくてよかったんだと、どの口が言うんだ」とコメントした。安田氏のことを「災害時に逃げ遅れた人と同じ」と持論を述べた。

このコメントにはネットで反論が多く見られた。

私も玉川氏の意見には異論がある。自己責任論は確かに見られたが、まともな政府ならば国民を保護するのは当たり前の話。たとえ安田氏が政権批判しようが、チキン国家と呼ぼうが助けないことはないのだ。

玉川氏が言うように、無事生還を果たしたジャーナリストを、兵士と同じく「英雄視」することには無理がある。

兵士は自分の考えに関係なく、「命令」に従う義務がある。一方のジャーナリストには政府による「勧告」だけで、現地に行くことを選択しない自由もあるのだ。

左派の論客はもっともらしいことを言うが、気を付けて聞くと「論点のすり替え」を平気でする傾向にある。(続く)

 

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10月28日(日)のつぶやき

2018-10-29 01:41:23 | 写真
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山菜採りとジャーナリスト

2018-10-28 10:44:29 | 私見偏在

山菜採りがよく遭難するという秋田県。だいぶ前になるが秋田魁新報社に電話で聞いたことがある。

「一人遭難すると救助にいくらかかるのか」「遭難者の救助費用、死亡の時・生存の場合の違い」とか「救助されても費用を弁済しない人はいないか」、あと「何回も遭難している人はいないか」等々。

新聞社の回答は、原則「警察・消防・自衛隊だけが出動した場合は無料。民間の山岳救助隊を組織した場合は有料。行政側のヘリは無料」とのこと。「複数の遭難を繰り返しても、費用の負担を逃れている人もいる」という回答だった。私は新聞社に「こんな人がいる」と新聞に書いたら、と言ったが「人命にかかわることなので……」と言われた。

今回の「ジャーナリスト解放」事案について、遭難した山菜採りの事案と「同じ」と言ったら怒られるだろうか。

解放されたジャーナリストは、渡航自粛を求めた政府に「自己責任なのだから口や手を出すな」とか「チキン国家」などとTwitterに書いていた

一方の秋田の山菜採りは、国に暴言を吐いたこともないしTwitterを使ったこともない

件のジャーナリストは捕虜常習者。山菜採りは再三の遭難にもめげず遭難費用を踏み倒す。

「言論プラットフォーム・アゴラ」によると、安田順平氏は「能力不足のジャーナリスト」らしい。能力不足もさることながら、彼らに共通している点は「厚顔・厚かましさ」ではないだろうか。

「助けてくれ」とは言ってない、というかもしれないが、「普通の国」ならば国内・国外を問わず自国民の生命にかかわる窮状を見過ごすことはない。(続く)

 

 

 

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レイジング・ドッグス 2015年 100分

2018-10-28 10:42:24 | 映画

グダグダ感と意味不明感が多すぎる。


  評価 B

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リヴィット 2011年 92分

2018-10-28 10:40:41 | 映画

進展が遅い。意味のないカットが多すぎ。


  評価 B

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スポーツの意味

2018-10-24 10:54:22 | 私見偏在

ゴール直前で走れなくなり、這って次の選手にタスキを渡した女子駅伝選手をめぐって議論が起きている。

ネットでは「何としてでもタスキをつなぐ姿に感動した」という意見のほかに「なぜ止めないのか」の意見も見られた。

正直、見ていて「痛々しい」というよりも「不快」に感じた。

この映像を見ていて、マスコミは「美談」に仕立てようとしている、とピンときた。

また同時に日露戦争時の木口小平のエピソードを思い出した。「死んでもラッパを放しません」というエピソード。

相手と殴り合うボクシングでさえ、ドクターストップや棄権のルールがある。トランクスより上にグローブがなければ「試合放棄」となる。日本で生まれた駅伝も今後は明確なルールを決めたほうがいい。「スポ根=美談」という構図はもう古い。

スポーツとは本来「疑似戦闘」なのだ。実戦・戦闘によって決着をつけていたものを、人間はスポーツという「疑似戦闘」によって勝敗を決める平和的方法を考え出した。

そのため、「ルールを順守」することや審判・ジャッジに公正な権力を与えてきた。

選手自身や大会役員が「忖度」を強いられることはスポーツではない。

本来「走る」ことが「這う」ことになった時点で、「スポーツの原則」が崩れているのだ。

「スポーツの原則」とは「公明正大かつ善意無過失」であるべき。なので人数・体重・時間など「厳しい取り決め=ルール」がある。

ルールの不備が見つかったら即修正するのはもちろん、選手や役員に至るまで徹底させなければならない。

 

 

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10月21日(日)のつぶやき

2018-10-22 01:41:09 | 写真
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続・老舗がなぜ騙される

2018-10-21 17:57:28 | 私見偏在

詐欺師たちが二か所の不動産会社に「話」を持って行った際の動画が公開された。

会議室らしい部屋には、詐欺師集団が並んで映っていた。その中に、顔に紗をかけた本物の弁護士と司法書士も列席していた。

この二名は詐欺師集団の中でも本物なので、名刺も肩書も偽造することなく正々堂々と名乗ることができる。弁護士が言う、依頼者が詐欺師集団だとは「知らなかった」という言い訳は、社会的に通用するものだろうか。

彼らに「職業倫理」とか「矜持」とかは持ち合わせていないのか。結果的に彼らの出席によって、多額の被害が出たことは事実だからだ。「知らなかったから無罪」は成立しない。

これまで三回ほど書いてきた「暗記の弊害」を持ち出すまでもなく、大企業は社員採用の時点で、「自分の目」で確かめることをおろそかにし「学校の成績」偏重を貫いてきた。

アカデミズムとは暗記のこと。例えば封建時代の絵画の会派である「狩野派」などは、先生の描く通りに真似をすることが至上主義。「デッサンを繰り返し、独自の構図」を作り上げることは目指していなかった。「オリジナリティ」は必要ではなかったのだ。

特に民間企業で、その基準で採用されると「改良・改革」はもとより「開発」など夢物語。

世に人と「話すのが苦手」などという若者が増えているという。

こと仕事となったら「苦手」などと悠長なことを言っている暇はないはず。

有名国立大卒を優先的に採用してきた企業は、業界トップを保っているだろうか。

「長銀・山一證券」の事案は示唆に富んでいる。

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ブレイキングゴッド 2014年 102分

2018-10-21 17:56:21 | 映画

イントロから意味不明。このままで102分は無理。


  評価 B

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インシディアス 2010年 103分

2018-10-21 17:55:08 | 映画

漂うまったり感。


  評価 B

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10月17日(水)のつぶやき

2018-10-18 01:41:51 | 写真
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老舗がなぜ騙される

2018-10-17 16:41:50 | 私見偏在

地面師集団が住宅メーカーの積水ハウスを偽の土地取引で、一部報道では63億円の被害をこうむらせたという。

少し前にはアパホテルも12億円の被害を受ける同様の事案があった。

なぜ「老舗」の企業が次々と見た目は「簡単」に、しかも土地家屋には精通しているはずの企業が被害に会うのか不思議だ。

地面師集団にとっては、ただ同然の費用で億単位の金が手に入るなら、一生懸命になるのは当然。しかし、「老舗」側には地面師集団ほどの「熱意」があったのだろうか。

実際の戦闘では、砦や城にこもる「防御法」が最強の方法と言われている。これを攻略するには、守る側の3倍の戦力が必要と言われている。

「老舗」側は「籠城」という盤石の方法に胡坐をかき、地面師集団の「熱意」にかなわなかったことになる。

報道によると、積水ハウスの前に二か所の不動産会社に「話」を持って行ったらしい。

しかし詐欺師集団に感じたちょっとした「不信感」によって巨額詐欺を免れた。

書類も「完璧」、本物の弁護士・司法書士も同席という条件ならば信じても無理はない。

しかし、いくら正当な言い訳をしても、詐欺にかかっては何の意味もない。「老舗」側の「蓄積したノウハウ」は役に立たなかったのだ。

騙されなかった二社のちょっとした「不信感」は、詐欺師集団と偽所有者との他愛もない会話だった。

不動産会社側の「ゴールデンウイークには、どこかお出かけになりますか」との質問に、偽所有者は「国に帰ります」と答えたそうだ。

さらに「お国はどちら?」と聞くと無言だったという。(続く)

 

 

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10月14日(日)のつぶやき

2018-10-15 01:41:01 | 写真
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暗記の弊害・最終編

2018-10-14 16:47:02 | 私見偏在

今まで「暗記の弊害」を述べてきたが、学校の教師になる人までは弊害とは言えない。

完璧に近く暗記した知識を生徒に伝えればいいからだ。教えるための方法は暗記ではどうしようもないが、自分が暗記し理解した知識は、他人に伝えることはできる。

私は「暗記の弊害」を考えるとき、「将を射んとせばまず馬を射よ」という格言を思い出す。

「目的を達成するためには準備を怠るな」という戒めの意味と、そのものずばり「敵将を討とうとするなら、その前に傍にいる副将を倒せ」という意味だそうだ。テストの成績のいい人・頭のいい人は当然この格言ぐらいは知っている。しかし格言を知っているだけではなく、実生活に生かさなければ意味がない。

実生活で「敵将を倒す」という設定は皆無に近いだろうが、もし実際にあればこんなことにならないか、と思ってしまうことがある。

「敵将を倒す」という設定で、もし敵将が目の前を通過したなら、頭のいい人は教えられた通り、「まず馬を射る」のではないだろうか。

究極の目的は「敵将を倒す」ことにある。ものすごい至近距離なら敵将をダイレクトに討ったほうがいい。なのに頭のいいと言われている人は、マニュアル通り「まず馬を射る」ような気がする。結果責任は「想定外」という「言い訳」や「前例がない」を口実にスルーすることができる。これが民間企業なら「失態」と呼び、公務員と違いただでは済まない。

社会における「何かが足りない」とか「どこか不思議」感は「暗記組」の存在ではないかと考える。

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ザ・マニアック 2011年 83分

2018-10-14 16:45:08 | 映画

1シーンが長すぎる。セックスシーンをあんなに長くやることはない。「そこだけ」期待しているわけではないので……。


  評価 B

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