ぷちログ

12匹の猫と9人の大家族の、なんてことない日々の適当な暮らしを綴る。

いま、4~5たびの奈良へ。

2012-03-22 18:42:00 | Weblog

姪っ子の、中学の卒業式が無事に済んだ
その翌日の3/18(日)。
3年間、部活に縛り付けられて旅に行けなかった姪のため
‘3年間お疲れ様でした旅行’という口実をつけて
姉と姪、ついでに甥(高)も連れて旅へ出ました。

行く先は姉たちの希望により奈良&京都。
まずは奈良から攻めていきます。
奈良も修学旅行を含めれば、もう5回は来たかしらん。
地図なしであちこち行ける程、だいぶ慣れて参りました。


近鉄奈良駅から歩いて10分弱、猿沢池に到着。
今宵のお宿は猿沢池のほとりにある‘よしだや’さん。

興福寺の五重の塔と、猿沢池にはさまれた
絶好のロケーションでございます。

お宿に荷物を預けて身軽になったところで
私の奈良・定番ランチカナカナへGo!
うちらが来た時は、店の前にずらーっと待ち人たちが座っていて
めっちゃ混んではりましたねぇ。(関西弁の使い方違う?)


他のメニューに目移りはすれど
やっぱり最後に選ぶのはカナカナごはん¥1250!

毎日(なのかな?)おかずが違うけれど
毎回何を食べても旨い!
特に、毎回必ずついてくる‘ごまごま里芋’は大好物

食事の後は、ならまちを散策。

奈良ってのは、どこか うら寂しくて
郷愁感が漂っているような気がします。
そこが奈良の魅力なんですが。

全く個人的な意見ではありますが、同じ古都でも
華やかな京都のイメージが‘はんなり’なら
厳かで、もの静かな奈良のイメージは‘しんみり’。
旅人をほっこり包み込んで魅了するのが京都。
旅人の心にじんわりと沁みこんでいくのが奈良。
個人的に、そんな風に思っております…。

さて、うろうろ歩き回っていたら身体がすっかり冷えてしまいました。
天気もあまりよくないことだし、とりあえずお宿へチェックインするとします。
ウェルカムドリンクの、温かい柚子はちみつが冷えた身体に沁みたこと!


お部屋は二人ずつ二部屋です。
隣り合っているけど片方は和室


もう片方は洋室です。


窓の外の景色もよろしおす。
窓辺に腰かけて、ぼんやり景色を眺めていると
鹿が寝てたり往来したりしているのを見る事ができます。


お菓子を食べながらお茶を飲んで
ゴロゴロ寛いじゃったりなんかすると、
時間が過ぎるのを忘れてしまいますねぇ。

五重塔が眺められる貸切風呂があるというので
せっかくだから入ってみました。
ヒノキの香り漂う 程よい温度のお湯に浸かって
ライトアップされた五重塔を眺める。
これ、日本人にとって最高の幸せ♪

お風呂に入って身体の芯までぬっくぬく。
フカフカのベッドでまたゴロゴロ、すっかり骨抜き状態です。
しかし、そうも寛いでばかりはいられません。

夕飯のついてないプランなので、
どこかへ食べに出かけなければ。
19時過ぎ。
寒い中、メシを求めてお宿から出ます。

鹿のお尻と五重塔。
なんとも奈良らしい光景ではありませんか。

今回、目をつけておいたのは
お宿から歩いて5分位の所にある‘mellow cafe’です。
こんな所を入って行きます。


何やらよさげ!
ネットで必ず名前が出てくるので、ハズレはないだろうと思って来たけど
雰囲気は期待以上のものであります。


サラダもピザもパスタも、ハズレではなかったっす。
お酒も美味しゅうございましたよ!

まだ15才の姪は「オトナの雰囲気~」と周囲を見回して
自分が浮いているのでは…と気にしてましたが。
「大人同伴だもの。お酒飲んでるワケじゃないし。大丈夫、大丈夫」
とは言ったものの…
…奈良にはこの時間、子供はおらんのね。
そのへん やっぱり東京とは違うんだろうか。

外へ出れば、まだ22時過ぎ位なのに
商店街はガラーンとしていて
まるで深夜0時過ぎみたいに人が居ない!

だがしかし、この寂しさが奈良の魅力。
これで、酔っ払いとか 騒がしい若者とか子供等が
あちこち歩いていたら むしろ幻滅ですヨ。

閉店したお店が並ぶ通りで唯一、明かりのついているコンビニに寄って
お酒やらつまみやらスイーツを買い込み、お宿へ戻ります。

お風呂が23時までなので、とりあえず酒盛りの前に入るとしましょう。

お風呂へ向かう通路は外気に触れるので
寒くて縮みあがっちゃいます。
それがまた良かったりもするんですけどね。

お風呂から上がったら本格的な宴です。
お腹いっぱいと云いながらお宿へ戻って来たくせに
また飲むし食うし!

TVでは、若手の芸人さんがぞろぞろ出てくる
東京では見られない深夜番組が。
それがくだらないけど、なかなか面白いのです。

しかし旅の疲れと寝不足で
「氷結」と「ほろよい」を2本飲んだらコロッと眠ってしまいました…