ぷちログ

12匹の猫と9人の大家族の、なんてことない日々の適当な暮らしを綴る。

親分の執念

2008-06-30 19:16:34 | Weblog
ぷちです。
だったり曇ったり、どうもすっきりしない天気が続きますニャ。



こんな鬱陶しい季節をモノともせず、我輩の親分は仕事からいそいそと帰って来て、るんるんと旅の支度をしてなさる。

10日ほど前のこと。
親分はそれまで、今年の嵐のコンサートは行けなかったけど、9月の国立競技場でのAROUND ASIAツアーの公演があって良かったと浮かれていた。
しかし、はたと気づく。
9月の国立公演に必ず行けるとは限らない。
もしハズレたらどうしよう?
ちょっと待てよ・・・やっぱりDream-A-Liveだって見ておきたいじゃないか!
沸々とそんな思いが湧き上がってきたのでございます。
そしておもむろにパソコンを開いて、‘ジャニーズネット’のページを・・・
今回の嵐のツアーのオーラス、札幌ドーム公演の再抽選。
親分、まさか申し込むのか?
さ・・・札幌まで行くつもりニャのか

まだ申込みは出来る。明日にはもう申込受付が終了してしまうかもしれない。
このまま悩んでいるうちに受付が終わってしまえば諦められるかも。
いや、でも!本当に諦めていいの
ファーストコンサートから今までずっと見てきたのに、今回の嵐を一度も見ずに終わっていいの
これが最後のチャンスなのよ
でも・・・仕事を休んでまで、しかも札幌なんて遠い場所・・・
じゃあ、申込みだけしておけばいいじゃない。
これでハズレたら諦められるし。

親分は随分長い間、ぶつぶつ言いながらパソコン画面に向かって百面相をしておられた。

結局、
「魔がさしたのよね」
などと浮気の言い訳のようなことを呟きながら、親分はついに申し込んでしまった。
申し込んだ翌日には受付が終了したというギリギリの滑り込みセーフ。
本当に最後の最後のチャンスだったのニャ。

結果、見事に当選
翌月曜日に送られてきた当選メールを見て親分は
「よっしゃー札幌行くでー!」
と、何故か関西人風に喜んでいた。
ハズレたら諦めるなんて気は微塵もなかったように見える。

それから親分、大慌てで格安の北海道ツアーを予約。
なんせ急だったので格安ツアーはさすがにいっぱいだった。しかも7月はラベンダーの時期なので普段よりも高い。
だけど旅行を趣味としている親分にとっては、安い旅を企画するなんてお手の物ニャ。
それはそれは嬉しそうに探しておられた。
会社には、
「ちょっと、急用で休まなければならなくなりまして・・・
ゴニョゴニョと言葉を濁して有給を取った。
親分の寛容な上司は、休みの理由を細かく聞くほど野暮なお人ではないので、
「いいよー!自分の仕事に支障ない程度でお好きなように
と、快諾。何もかもがスムーズ。

こうして最後のチャンスで手に入れたチケット。
親分は、全て星の導きで自分が「行くべき道」へと誘われたのだと言う。
しかし我輩は、親分の嵐に対する執念こそがそこへ導いたと思うのニャ。


この家での流行

2008-06-28 14:53:47 | Weblog
この家では、夜の22時か23時頃に必ずコーヒーを飲む習慣がある。
その時に見るTVはニュースだったりバラエティだったりと曜日によって様々だが、見る番組がない時は何故か親分の兄上が毎週録画している「仮面ライダー牙」を見ている。
別に家族揃って見なくても・・・とは思うが、強制的に見させられているのニャ。
まぁ、そのお陰で去年この家では「仮面ライダー電王」が流行ったのだが。
親分たちはあまりにも「仮面ライダー電王」に夢中になりすぎていたため、電王が終わった時はそりゃあ風船の空気が抜けたようにしぼんでしまって・・・。
だからキバも最初は「ふーん・・・まぁ、瀬戸っち可愛いんじゃないの?」てな程度で見ておられた。
しかし、 「仮面ライダーイクサ」である名護さんという方が登場してから事態は変わった。兄上がぽつりとおっしゃった

名護さん岡田に似てねえか?」


という一言で。

名護さんに似ている岡田とは親分の大好きなV6の岡田准一氏のことである。
親分は「似てないやーい・・・」と言おうとしたにもかかわらず、
「・・・時々似てるかも」
と、つい認めてしまったのニャ。
親分いわく、名護さんを演じている加藤氏自体は岡田にそう似ていないのだが、なんというか、名護さんである時の表情とか髪型とか輪郭とかが・・・角度によってはたまに激似だったりするそうニャ。

それからキバはこの家で一気に盛り上がった。
名護さん特有の「~しなさい」という命令形の口調も流行っている。
名護さんが出る度に みんなして親分に「岡田が出てるよ」 と嬉しそうに知らせる。
親分がV6の番組を見ていると、「あ!名護さんだ」 と喜ぶ。
SPを見ていても「ここでイクサに変身!」と大笑いして、緊迫した場面を台無しにしてしまうのニャ。
最近はもう、この家の連中は名護さんの登場を心待ちにしながらキバを見ているニャ。
親分なんかは名護さんが画面に現れるだけで顔が笑ってしまっている。
本人(親分)は必死に否定しているけど、家族の皆が言うように本当は名護さんが好きに違いないのニャ。
明日もきっと「仮面ライダー牙」を見て親分は喜ぶんだろうニャ。

ルイちゃんの災難

2008-06-27 12:06:35 | Weblog
ルイ殿はおっとりしているけど実は好奇心旺盛なのニャ。
今日はどうやらパソコンに興味が湧いた様子であります。

あのね、親分がよくいじってるコレ、とても気になるの。



面白そうなの・・・。



ちょっとだけ いじってみるの。



動かなくなっちゃったの。




ルイ殿、人間たちのコーヒータイムにも無理矢理参加してます。

あのね、あたいもちょっと食べてみたいの。



これにするの。



お魚じゃなかったの。




ルイ殿、今度は何やらお風呂場で考え事をしてるのニャ。

あのね、お風呂が汚れてるの。



洗って綺麗にした方がいいと思うの。



誰があたいを洗えって言ったの?!

カニカマへの道

2008-06-25 12:02:04 | Weblog

ぷちです。
このところ親分は、飲み会だのデートだので忙しくて我輩になかなかかまってくれないのニャ。
忙しい時の親分は帰りが遅く、ドタバタしてて我輩たちと触れ合う時間もないし、部屋も散らかす。
そして、我輩の大好きなおやつのカニカマも最近は頂戴してない。



そこで我輩は考えた。
どんなに忙しくても親分が我輩にかまわずにはいられない技を習得しようと。
思わずカニカマをあげてしまいたくなるような技を!



密かに練習を積んで一週間、こんな技が出来るようになったのニャ。
でも・・・親分、こんなんでカニカマくれるかニャ?



あのね、あたいが見て面白いと思ったら、きっと親分も喜ぶと思うの。
だって親分ってね、笑いのツボがあたいと一緒なのよ。




じゃ、ちょっと見てくれる?



うん。ちょっと見せて。



では・・・

そーれ!




そそーれっ!



そーれ・・・



ど・・・どうでしょう?




あはは。


雨の日は・・

2008-06-22 19:07:59 | Weblog

東京はずっと雨ですニャ。これからもっとひどくなるそうで・・・。当たり前のことを言うようですが、梅雨なんですニャあ。

正直我輩、雨の日はあまり好きではない。



雨の日に外へ行くと、親分に「ピンクの肉球が汚れるでしょ!」と怒られる。
だから家の中で過ごすしかないのニャ。



退屈だから家の中をうろついてみるとしますか。



おや?誰か風呂場にいるニャ。



親分、何してるニャ?
お風呂の掃除?



どれどれ。我輩がチェックしてしんぜよう。



うむ。綺麗になってる。


タイルの目地もしっかり磨いてあるニャ。



うん、合格でしょう。
この調子でトイレ掃除もしっかりニャ。



おや。久々にお香を焚きますか。
親分にとっては今日みたいに鬱陶しい日は、お香でも焚いて、紅茶でも入れてのんびり寛ぐのが一番なんニャな。



むむ。今日は、親分が京都に行く度に買ってくる松栄堂の「ときの香」ですニャ。
中でも親分の一番のお気に入りなのは「宵のとき」という名のついた、ほんのりとした上品な沈香の香り。
我輩もこのお香、キツくないから好きである。



うーん・・・。親分のお気に入りの音楽を聞きながら
いい香りに包まれてたら気持ちがリラックスしてきたのニャ。



この心地良さに身を任せて寝るとしますかニャ。



では、おやすみなさいニャのだ。
親分、ご飯の時間になったら起こしてニャ。


母の説教

2008-06-20 18:40:33 | Weblog
夜、人間たちがそれぞれの部屋で寝るように我輩たちも「猫部屋」へ入れられる。
我輩はこの猫部屋が窮屈で堪らない。
だけどカギを開けずしてこの猫部屋から脱出する方法を、我輩は見つけたのニャ。
親分たちは、猫部屋に入れた筈の我輩が普通に歩いているのを見てびっくりするけど、我輩がどうやって出て来るかはまだ分かってないのニャ。
脱出方法は秘密なのニャ。
皆が寝静まった頃、こっそり抜け出るのニャ。
だけど我輩が抜け出していること、母にはバレていたようニャ。


母「アンタはいつもいつも夜になると勝手に外へ出てって・・・」



「お兄ちゃんはいつもちゃんと一緒に寝てていい子なのに。
 アンタは一体、抜け出して何をしているの?」



「・・・別に何もしてないのニャ。ただうろついてるだけニャ」



「家の人たちからかつお節もらったり、親分の部屋で寝泊りしてるニャ」



「なんですって!?」



「アンタ、1人でそんないい思いをしてたの?!
 母さん許しませんよ!」



「ちっ・・・」


今夜から当分、こっそり抜け出すのは無理そうなのニャ・・・。


親分ログ<昔のはなし>

2008-06-19 19:10:35 | Weblog

今朝、兄が
「新しいジャケットを買って来なきゃなぁ」
と、綺麗な色をした麻のジャケットの擦り切れた部分を物惜しげにさすっていた。
今でこそ ちゃんとした服を着てごく普通の社会人らしくしている兄だが、時々ふと思い出してしまうことがある。

まぁ、だいぶ昔の話になります。
私がまだ小学生低学年あたりの頃。

私の兄は子供の頃、丸々と太っていた。
父に「首無少年」と呼ばれていたくらいにコロコロであった。
コロコロにしたのは父の仕業だったが。
夜、仕事から帰って来て遅い時間にご飯を食べていた父は、寝ている兄を叩き起こしてを食べさせていたのだ。
食いしん坊だった兄は、寝ぼけていても口にが入ると嬉しくなるようで、踊りながらテーブルの周りを歩いたらしい。
それが面白いので父はその『喜びの舞』見たさにを与え続けた。
その結果、まん丸に育ったのである。
当然、体重もかなりある。
だからこそあんな悲劇が起きたのだ。

その頃、私は兄と同じ部屋だった。
幼い兄妹にしては充分な広さの部屋に、2段ベッドが置かれていた。
その2段ベッドの上段で兄が寝ていて、私は落ちても危なくないようにという理由で下の段だった。
ある日の夜中、どこからかメリメリ・・という音がして、その聞きなれない音に私は
「はて?」
と目を覚ました。
暗闇の中でメリメリ・・みしみし・・と、異様な音がしばし続く。
「何の音かな?」
私は不思議に思って頭を起こした。

その瞬間!!

私は我が目を疑った。
2段ベッドの上で寝ていた兄がベッドの底をぶち壊して、私の上にメキメキメキ!という轟音と共に落ちて来ようとしているではないか!?
正確に言うと、上段のベッドの底板の裂け目から、兄の敷布団が徐々に姿を現したのである。
ベッドは頭の方の部分と足の方の部分と、計2枚の底板を枠にはめこんで、その上に敷布団が敷いてあった。
その底板が2段ベッドの上段に寝る子供にしては重すぎた体重によって枠からはずれたのだった。
「何だ 何だ 何だ?!」

私は慌てて飛び避けた。
下敷きは免れたが、落ちてきた兄は布団に包まれたまま「くの字」になって身動きが出来ず苦しんでいた。
気持ちよく寝ていたところ突然ベッドの底が抜け、為す術もなく腰のあたりからズリズリと吸い込まれるように落ちていく恐怖を考えてみると、哀れでならない。

お陰で兄は私の友達の間では、「メキメキ兄さん」という呼び名がついて伝説の人となった。

しかしこの事件よりも私の脳裏に深く焼きついて離れないのは、この兄が起こした「森永ラブ事件」である。

家の近所に、その当時では大きい方だったショッピングセンターがあった。
緑に囲まれたその敷地内には、スポーツクラブ、讃岐うどん屋、喫茶店などといった店舗が木々の中に点在していて避暑地のような洒落た雰囲気を醸し出していた。
その中に森永ラブというファーストフードショップがあった。
森永ラブ ――― 今はもうないけれど、子供の頃はアンチ・マック(マクドナルド)だったので、どのファーストフード店よりも好きだった。

ある日、母がそのショッピングセンターで買い物をしている間、私は姉と兄とで森永ラブへ行くことにした。
その日は朝からけっこうな雨だったのを覚えている。
店は、レジのすぐ横と店の奥の2箇所に入口がある。私たちは店の奥のドアから入った。そこから入ると真正面にレジがあって、その通路の両側には客席が並んでいる。
自動ドアが開いて店に入った途端、私は
「あっ」
と声を発した。
何故なら先頭を歩いていた兄が足元を滑らせてそのまま前へ倒れたからだ。
それだけなら「いやー、雨の日は足元に気をつけないとね」で済んだのだが、なんと兄は勢い余って、そのまま正面のレジめがけて一直線につるーん と滑っていってしまったのだ。
そう、まるで魚市場のコンクリートの上をカチンコチンに凍ったまぐろが滑っていくように。
私と姉にはただ呆然と見守る以外、為す術がなかった。

そして兄はちょうどレジの目の前で止まった。
しかし彼は平然とした顔でスッと立ち上がり、2~3回ほど服の汚れを手で払ってから、目を点にしている店員さんに向かって
「ポテトのLを1つください」
と、普通にオーダーした。
‘歩くの面倒だからここまで滑って来ましたけど、それが何か?’と言わんばかりの強気な態度で。
なんてハートが強いんだろうか。
得体の知れない迫力に威圧された店員さんが動揺を隠しつつ必死に対応していたのを、私は子供ながらに同情を寄せながら見ていた。


そんな兄も大人になってから1年以上かけて大幅に減量し、今はもう太っていた頃の姿が思い出せないほどスリムになってしまった。
まるで別人である。
甥っ子たちも兄の昔の写真を見た時は、ひっくり返らんばかりに驚いた。
昔の友達に会っても「本人である証拠を見せろ!」と疑われるほど分かってもらえないらしい。
かつてはあの胴体だからこそ数々の伝説が創りだせたのに、普通の人になってしまってちょっと残念な気もする。


片付けるぞ!

2008-06-18 11:25:52 | Weblog

前にも言ったが、親分はお掃除大好きである。
こまめに部屋を掃除しているが、それと同時に、こまめに部屋も散らかしていく。

昨夜、我輩の母上が親分の部屋へやって来てぽつりと呟いた。
「この部屋、汚いわねえ・・・」


その一言がショックだった親分、ゴソゴソと片付けを始めました。

それにしても多いのは雑貨屋や洋服屋の袋。
この人は買い物して来ちゃあ、その袋を丁寧に折りたたんで保管しているのニャ。
押入れの中に、その袋をせっせと溜め込んでいる。
ところが、いつもの保管場所に袋をしまおうとしたら、何故だかすんなり入らない。ひょいと中を見たら、そこは袋がぎっしりでもうパンパンになっていたのニャ!
とりあえず全部引っ張り出したら

うひゃーぁ! 

   ・・・死にたくなったと親分は嘆く。

親分、溜め込んでいた自分が悪いんニャ。その袋の軍団、思い切って処分しようではニャあか。
しかしこれだけの量の袋を多種多様に取り揃えて、一体、何に使おうとしていたのか聞いてみたいもんだニャ。

入ってきたルイ殿もびっくり。
「これニャに?!」

「ニャに ニャに?!ニャんか楽しいの」

              親分「あぁぁっ・・・こらこらっ


無邪気なルイ殿の妨害に耐えながら、親分は必死に袋を分別していく。
ただまとめて捨てればいいのに、何故か捨てられニャいようで・・。
たかが袋、されど袋。
お気に入りのお店の袋とか、旅先で購入した時のものとかは、それぞれに思い入れがあるそうニャ。

こういう、あらゆる用途で活躍できそうな丁度いい大きさの紙袋とか、


ビニール袋も、取っておくと便利だろうという考えで捨てられなかったりする。


なかなか厄介ニャのだ。


悩みながら部屋を片付ける親分を見ながら、
ルイ殿はかまってもらえずヒマそうであります。
 「まだ終わんない?」


散らかった袋の上で強引に寝てみたりして。
「邪魔なんだけどなぁ・・・」
親分は困っているがルイ殿には怒れない。



名残惜しいけど、勇気を持ってこれだけの袋を処分することに!
親分は断腸の思いニャのだ。


こうして袋軍団と格闘することおよそ1時間半。
いや~。キレイになった、キレイになった!
気持ち良くなったところで一休み。
やっとかまってもらえるかと、ルイ殿も喜んで親分に擦り寄って行きます。


「キレイになって良かったわね。
  ・・・・でもね、」



 「あそこ散らかってるの」
 
親分は、一箇所を片付けると今度は別の場所が散らかってしまう人なのニャ。




奇跡だ!親分!!

2008-06-16 14:57:29 | Weblog
土曜&日曜、親分は荒れていた。
本当なら6/14&15は東京ドームで嵐のコンサート・・・いやいや、それには触れるまい。
言ってはならニャいのニャ。

親分、コンサートに行けなくてかなり凹んでました。荒くれてました。
鎌倉デートや軽井沢ショッピングの話もあったけど、親分には出かける気力さえなかったようで、断ってしまったのニャ。
大好きな鎌倉なのに。
あんなに喜んで行く軽井沢なのに。
折角の休日を、親分はただ抜け殻のようにぼんやりと過ごしておられた。

なにか親分の気を紛らす手はニャいだろうか・・・。
我輩は考える。



ほら、親分。親分の好きな肉球。


親分、ほら。ベロ出し。どう?




ううむ・・・喜んではいるようだがイマイチ心の憂さは晴れてニャいようだ。
やはりコンサートが何より一番ニャのか?
他のことで今の親分を癒すのは無理ニャのだろうか?

背後に人魂を背負ってどんよりしているのは親分だけではニャい。親分同様に嵐のコンサートへ行けなかった姉上と、その娘もがっくり落ち込んでいる
こんな大勢になるともう我輩の手には負えんのニャ。
我輩は親分たちを放っておくことにした。

しかし!
夜、一通のメールが親分の携帯電話に送られてきた。
それを見るなり親分は突然、
「バンザーイやったー、やったー
と歓喜の声をあげて飛び上がった。
姉上もメールを見るや否や、
「わーいわーい
と、ぴょんぴょん飛んで喜んだ。
とても大人の喜び方とは思えん喜びようなのニャ。
一体何事かと思いきや・・・

嵐コンサート 9/5(金)&6(土) 公演決定


うんうん。こりゃ、あれだけ喜ぶのも無理はニャい。
この奇跡的なお知らせに親分たちは喜びのあまり、小躍りしながらテーブルの周りを練り歩いておられた。
まだ行けると決まった訳ではニャいが、とりあえず今年中に嵐のコンサートに行けるチャンスは出来たってことニャ。
親分、この展開もちょっとは期待してたんじゃニャあか?

とにかく良かったニャ、親分たち!
今度は当たるよう、我輩も祈っておくのニャ。

            ハズレると鬱陶しくてかなわんからニャ。

親分の秘密<嵐編>

2008-06-14 23:00:51 | Weblog
ぷちです。
今日は天気良かったですニャあ。

こんな爽やかな週末なのに、我輩の親分は朝から荒くれてご機嫌ナナメだったのニャ。
何故なら・・・・


実は親分、ずっと隠していたつもりだが嵐が大好きなのである。
好き、というより夢中である。

どのくらい好きかと言うと・・・
 
                結成当初からずっとである。


親分は、昔はジャニーズにまるで興味のないお方であった。
その昔、V6が出現して岡田氏を見た時に「この子は・・・!!」と 電撃が走ったのがジャニーズにどっぷりハマるきっかけだったそうニャ。
だがその頃は、いい歳をして自分がジャニーズのファンであることが恥ずかしかったので必死に隠そうとしていたのニャ。
しかし、ジャニーズ好きの友達と気が合うようになってからはもう大変。
まるでガソリンに火が点いたかのようにコンサートやイベントへ行きまくったのである。
SMAPから始まり、TOKIO、V6、KinkiKids、ジャニーズジュニア(まだ嵐や関ジャニがいた頃)、嵐、タッキー&翼、関ジャニ∞、News、KAT-TUN・・・・数々のコンサートを観てこられた。

その中でも一番と豪語するのが嵐。恐ろしいことにファーストコンサートから今まで全部行ってる。もっと正確に言うならば、ファーストコンサートの前の、東京ドームで行われたジャニーズジュニアのコンサートで嵐が初めて出て来て歌った時もしっかり観に行っているのだ。皆勤賞が欲しいくらいだとおっしゃっている。
そんなもん、貰えんぞ親分。

呆れることにこの人はデビューイベントやCD発売イベントの握手会だって徹夜で行ってるのニャ。

↑このチケットを持って、
          ↓この中へ突撃していったのニャ。 


「とにかく凄かった。左右前後からぎゅうぎゅう押されて自分の身体が浮いたほど。本気で‘あぁ、こんな所で死ぬのか・・・’と思った」
と、親分はその時の恐怖を語る。
恐ろしいニャ、親分。

その後数年間に渡って名古屋、大阪、仙台、盛岡、浜松、福岡・・・日本各地へ嵐を追いかけて行っちゃあ
「嵐も大変だろうけど、あたしたちだって大変なのよね」
と、こぼしておられた。

親分はリーダーの大野くんが一番のお気に入りである。
あとの4人はそれぞれ好きなところがあるので順位がつけられない、嵐は全員好きだからと言う。

だけど親分、コンサートではいくつかの失態もしでかしてきた。
目の前に来た櫻井氏に向かって思い切り大野くんのうちわを振りかざし、櫻井氏をズッコケさせた。あんまり見事なズッコケ方なのでその時は笑ってしまったが、よくよく考えるとアレは失礼だったと、反省しているらしい。
ただ言い訳をするならば、うちわを上げろとジェスチャーで指示を出したのは櫻井氏の方であったそうな。

またある時は、目の前に松本氏がいるのにも気づかず、必死になって望遠鏡で大野くんを追いかけていた。
松本氏ファンの友達に、
「松潤が見てるよっ
と窘められて、慌てて望遠鏡を離したそうだが、その後で松本氏が
「みんな、俺等が来てる時は俺等の方も見てねー・・・
と静か~にキレていたと言う。
深く反省しているので許してやって欲しい。
親分は松本氏のことだってちゃんと応援している!
とにかく親分は愛する嵐の為に今まで東奔西走してこられた。

ところが!
今年、初めて親分は嵐のコンサートへ行けない。
もちろん申し込みはした。この家には嵐好きが多く、それぞれの名義でファンクラブに入っている。その持っている限りの申込み用紙全てを使って申し込んでおいたにもかかわらず、全部ハズレたのニャ
周りの嵐ファンの友達もみんな全滅だったのニャ
一般発売のチケットも、みんなで手分けして狂ったように電話したがダメだったのニャ。
一体 嵐に何が起こっている

以前は冬のコンサート12公演中10公演も行ったというアホな偉業をなしとげたというのに、今はそんなの夢のまた夢。
嵐の人気が沸騰しすぎて、チケットが取れなくなっているそうニャ。

親分はショックで自棄になっておられる。
「酒でも飲まなきゃやってらんねえよ!」
と、お酒で紛らそうとしている。
本当はお酒なんか飲めないクセに。
「もういいやーい!嵐のコンサートなんか、もう行かないやーい」
と、ソファに横たわって足をバタバタさせながら子供みたいに拗ねている。
本当は死ぬ程行きたいクセに。

泣くな親分!くさるな親分!

大好きな岡田氏がいるV6のコンサートがまだあるじゃニャいか!
しかしこれでV6のコンサートもはずれてしまったら、親分はどうなってしまうのやら・・・