ぷちログ

12匹の猫と9人の大家族の、なんてことない日々の適当な暮らしを綴る。

逆鱗

2012-02-26 14:26:50 | Weblog

とっても穏やかもにゃ

もにゃにん、ずいぶん機嫌よさそうやね。

もに「うふ。だって春が近いんですもの。
   そんでもって干したてのフカフカお布団に
   真新しい布団カバーが気持ちいいの


そーぉ、良かったねえ。
私が一生懸命、猫の毛を取りながら干した布団と
面倒な思いをしながら取り換えた布団カバーを
誰よりも先に占領してくれてねぇ…。


そうだ、もにゃにん
も「んー?」

これから友達が来るんだけど
遊び相手になってくれる?

も「ヤダ

あぁっ…コワイ顔!
ウソです、ごめんなさい

最近、もにゃはお客さんに対する人見知りが激しいのでした。


狩り失敗。

2012-02-23 18:17:27 | Weblog

もにゃが何やら企んでおります。


おや、布団に潜りこみましたね。

すっぽり!

も~にゃ、何してんの?
も「しっ…静かに!獲物が逃げちゃう」

あぁ、そうなの。
ごめんなさいね。
ってか、獲物って…ソレ…太陽の光が鏡に反射してるだけのモノですけど。
捕まりませんよ。絶対にソレ捕まえられませんよ。

も「狙いを定めて・・・・」

全然、聞いてないし。

も「それっ!!」
のそそそそっ。

…なんか…掛け声の割にはスローだね。

やっぱり捕まえられなかったのね。

も(ちょっと遅かったかニャ…?)

布団に‘もにゃ穴’がポッカリあいてる所が妙に可愛い


嬉しいノダ!

2012-02-20 18:38:51 | Weblog

ずっとずっと、欲しいな~と思っていた
ツェツェのキュービストライトを、
遂に意を決して購入しましたでございます!
嬉しいよ~っ

高くて手が出せない代物だったので
似たような安い商品を買って我慢していたところ
それが見事にぶっ壊れてしまいまして…
これはもう‘買いなさい’という神のお告げだな!と。

箱を開けたら…
おぉっ!!
なんてステキ

こんなん、自分でも作れそうなんだけどな~。
そう思って、創作を試みたこともありましたが
電気の熱に強く、且つ、可愛い色紙といった素材が見つからず。
やはり素人がマネしようとしても無理なんですなあ。
自分でも作れそうなのに 値段が高いから
なかなか手を出す気にならなかったんでしょうね。

あら?
箱からライトを出した途端、早速もにゃがinですね。
その横で順番待ちしているのはふしゃ子ちゃん。


ふしゃ子「ねぃねぃ。入りたいよぅ」

ちょい ちょい。

もにゃ「うニャさいっ!ダメ!」

ふしゃ「ちぇっ…」

もにゃちゃん、姪っ子は可愛がってあげないといかんよ。


さて、このライト何処にどう飾ろうかしらん。
こうして出窓で縦に飾るか、、、、


はたまた横に飾るか。

いつの間にやらタレちゃん()が来て寛いでますが…。

足りニャい君()も登場。
た「ニャにしてんの?楽しそうだニャ」

きっと、相方のタレちゃんが居るから
気になって来たのですね。

※タレちゃんと足りニャい君は、こつぶが産んだ
 いつも2匹一緒のなかよし兄弟です。

 3匹生まれましたが、生後2か月程の時に
 3匹ともひどい風邪をひいて命の危機に晒され、

 残念ながら1匹は他界してしまったのですが
 この2匹は毎日薬を飲ませ、通院で点滴を繰り返し
 どうにか生き長らえたのでございます。

 

人がなんかやってると
すーぐ寄って来るんだから
猫ってのは好奇心旺盛ですねえ。


夜になったらこんな感じ。
なかなかいーじゃありませんか
嬉しいな~


でも…猫たちが飛びついて壊しゃあしないだろうか。
でもって、ビリビリにひっちゃぶいたりしないだろうか。
…このライト、いつまでもつだろうか。


ふしゃだまり

2012-02-16 18:26:41 | Weblog

寒い日には‘猫だまり’がよく見られますね。
おや、これは珍しい…長毛種だけが溜まった
猫だまりの中でも貴重な‘ふしゃだまり’ですね。

一体、何匹のふしゃ猫が溜まっているんでしょう?

あー、どうやら3匹ですね。

向かって左は昨年10月、ぽぽにんが産んだ‘黒くちゅ’、
真ん中のXLサイズが‘くうたん’、
そして一番右がくうたんの孫にあたる‘ふしゃ子’ですね。
似た猫同士で仲がよろしいこと。

もっしゃもしゃ!であったかそう

寒い夜はこんな‘ふしゃだまり’に埋もれて
眠りたいものです。


無事に終了。

2012-02-15 18:26:09 | Weblog

デパ地下のバレンタイン合戦では敗北を喫しましたが
新宿なんて最も混雑する激戦区へ赴くからいけないノダ!
いつも行く多摩方面のお店で攻めれば良いノダ!
鼻息を荒くして再びデパートへ出かける私。

新宿では買う為に行列が出来ていたGODIVAも
調布PARCOへ行けばすんなり買えますがな。
買い物は賢くなきゃあ、いけまへんな。

お蔭でとってもいいモノをGETしましたよ。
‘キャッツストリート’という可愛い猫ちゃんの絵がプリントされたチョコ。
我が家の猫オカマ(猫に対して赤ちゃん言葉になる男性のこと)どもが
ヨダレたらして喜ぶ品でございます。
猫と甘いお菓子が大好きで
バレンタインを毎年楽しみにしていた父にも
小さいのを一つ買って仏壇にそえました。
「おやおや、これはこれは」と喜ぶ声が聞こえてきそう…。

(右上部に写りこんでいるのは、もにゃのお手々)

こつぶ乱入。
こ「コレなんだにゃん?
  こんな所に広げて何してるにゃん?」


あぁっ、こ、これこれっ…

こ「…あんまり美味しいモノじゃなさそうだにゃん」

分かったら早々に立ち退いていただきたい…


チョコが苦手な高校生の甥には
何がいいかしらん…と探していた所
ラッキーにも可愛い飴ちゃんをGET。
猫オカマで飴ちゃんが好きなヤツにはちょうど良い!

案の定、「かっ、可愛いじゃないか」と喜んでおりました。

中3の姪は部活の後輩や友達に贈るマカロンを作る為、
何日も前から準備して
やれ生地がうまく固まらないから、メレンゲを作り直せだの
ラッピングが足りないから、買いに行けだの
マカロンが割れそうだから、注意して包めだの
姉や私や甥たちまで巻き込んでの大騒動。

学校で山ほど貰ってきたチョコがまた全て手作りで
ラスクとかトリュフとかクランキーチョコとか
色々あって見てるだけで楽しい♪
みんなよく頑張ったなぁと感心してしまう。
イマドキの学生のバレンタインってのは
友達に手作りチョコを配るものなんでしょうか。
こりゃ姪っ子もあれだけ騒いで手作りするワケだわ。

手伝った謝礼として、いくつかおすそ分けを頂きました。
それぞれ美味しかったっす
人の作ったお菓子ってのはホント幸せな味がしますね。

しかし毎年バレンタインが無事に終わるとホッとする…。


バレンタインに負けた・・・

2012-02-12 11:55:06 | Weblog

会社の後輩と、仕事帰りに
バレンタインのチョコレートを買いに来ました。
場所は新宿・伊勢丹。

デパ地下のチョコレート売り場は
あちらもこちらも黒山の人だかり。
お目当てのジャン=ポール エヴァンに至っては
お店に入る為の順番待ちの行列が…。
とても並ぶ気にはなれませぬ。

あまり人が集っていない所をフラフラして
「このチョコ、ちょっと気になるなぁ~」
なんて物欲しげにチョコを見てたら
店員さんが「良かったら試食どうぞ」と差し出してくれて…
しかし、次の途端、周囲に人がどっと押し寄せて
背後からいくつもの手が割り込んできて
ゾンビのように試食のチョコを奪って行く。 

あぁ、そうだ。
バレンタイン間近のデパートは戦場だったね。
分かっていながら どうして最も激しい戦場へ来てしまったの?
バカな私たち

今日は買うの…やめようか、と私。
そうですね。チョコはまた他の所で買えますし…、と後輩。
肉食の猛獣に囲まれた小動物のように怯えながら
スゴスゴと戦場を去る私たち。

しかしこのまま帰るのは癪だから、チョコレートを飲んで行かない?
と私が提案すると、後輩は
「え?何ですかっ?何ですか、それ?行きますっっ!」
と目を輝かせます。

私の云う『チョコレートを飲む』ってのはね・・・・こういうコト!

大好きなジャン=ポール エヴァンのバーで
ショコラ(ホットチョコレートですね)を飲むんでございますよ
お好きなチョコもいくつかチョイスしてね

これには2人して「幸せ~」と、とろけました。

「ステキなお店教えてくれてありがとうございます
なーんて後輩に礼を言われて得意気に 
ぐっふっふとほくそ笑む私ですが
実は昔、自分も同じように 
仕事を終えて帰ろうとしていたところを
会社の友達に引っ張られてこの店へ来たのです。
世の中はこのように連鎖してゆくのですねぇ。

んで、すっかり上機嫌になった彼女(後輩)
「ご飯食べて行きましょうよ~(・ω・)/」
「うん。いいね!(・∀・)」
すぐ誘いにのる私。

そのままルミネエスト(だったかな?)へ行って
ハレノヒとかいうカフェレストランで
美味しいDinnerをいただきました。
子供の頃から一番の大好物だった海老フライに
これまた大好きなバーニャカウダーがついている
もぅ、このよくばり御膳ってメニューは私にとって最高


上質のチョコと美味しい食事に
たっぷり満たされた私たちだけど
本日の目的だったチョコの収穫はゼロです。


邪魔をするのが趣味なので

2012-02-08 18:29:09 | Weblog

IKEAで買った丸いラグマット、
すごい気に入ってんだけど
洗ったらヘロヘロになっちゃったなあ
ま、安かったからしょうがないか。
とりあえず掃除機で毛並みを整え・・・・
あれ?

左:ぽぽにん / 右:きょん(本名:キョグ)

あの…お二人さん…そこ
まだ掃除の途中なんですけど…

そんな所で香箱座りで寛がれちゃったら
お掃除できないな~っと…。

ぽぽにん、仔猫たち放っといていいのかな?
早くミルクあげに行かないと。
ぽ「・・・・」


きょん外に遊びに行ったらどうかな?
きょ「・・・・・」


今日は諦めることにしました。


分かる人にしか分からない風景

2012-02-06 19:02:12 | Weblog

かなり昔のこと。
どれほど昔かと云うと そうさなぁ…
あれはまだ「はねるのトびら」が深夜1:30頃に放送していた頃だなぁ。

サッカーだか野球だか忘れたけど
何かのスポーツ中継の延長で番組が遅れて
ただでさえ遅い時間の「はねとび」がなかなか始まらないので
何かおもろい番組やってないかな~、と
兄がチャンネルをまわしておりました。

ふと、ローカル局で旅番組っぽいものを発見。
箱の中から手探りで絵葉書を1枚選び出し、
何のヒントもなく
絵葉書に書いてある地名と写真だけを頼りに
その場所を探し当てて 同じ写真を撮るというもの。
それがなかなか面白かった。
「でもさー、こんなローカルな番組なのに結構お金かかってないか?」
「大体、この人誰?一瞬、エレキコミックかと思ったけどちょっと違うようだし…」
はて・・・・?
私たちは、色んな疑問を抱えながらその番組を見ておりました。

その番組が面白かったので
また次回も見ようと、曜日と時間を覚えておいて
それから毎週、その番組を見るようになりました。
気がつけばどっぷりハマッていたのです。

それが北海道TVの伝説の番組
「水曜どうでしょう」との出会いだったのです。

その後、私たち一家はすっかり大泉さんに魅了されてしまい
慌てて水曜どうでしょうのDVDを買いました。
と云っても当時はまだ2巻ほどしか出てませんでしたが…。
ところがタイミングよく、3巻が出るところだったので
さっそくローソンへ行って予約&購入。
驚いたことに、その時の売上ランキングが
1位のKinkiKidsのライブDVDに迫る勢いで
2位に「水曜どうでしょう・第3弾」がきておりました。
私は兄に興奮しながら
「スゴイよ!!1位がキンキで2位が水曜どうでしょうだよ!?」
そう報告したのを覚えています。

私たちが水曜どうでしょうを知った時、
大泉さんは既に北海道の大スターでありました。

さて、前置きが長くなりましたが
私たちが初めて「水曜どうでしょう」見た時の
記念すべき絵葉書が金沢でした。
私は金沢に行くにあたって、大泉さんたちが撮ったものと
同じ風景を撮るという野望を抱いておりました。

そして!
見つけました!
多分、ココだと思うのですが…。
ちょっと違ったかな?
兄や姉がこの写真を見てすぐ「あ!ココはもしや…」と反応してたので
まぁかなり近いんじゃないかと思います。

この絵葉書の風景を探している時に、
大泉さんがもらしていた文句を何となく覚えております。

「大体、何故こんな軒下の角を絵葉書にしたんだ?
 金沢へ来てだなあ、
 おぉ、金沢といったらこの軒下だ!っつって
 皆がココの写真を撮るのかぃ?!」

…確かこんなような言葉だったと思います。


吹雪のち時々晴れ。

2012-02-03 18:27:16 | Weblog

おはようございます。
金沢の朝です。
朝っぱらからお風呂に入った後は
雪景色を見ながらの朝食でございます。

至福のひととき

さて、今日の金沢のお天気は・・・

吹雪 !!

天国だったホテルの中とは違って
こちらは地獄でございます。

しかし今日はもう東京へ帰る日。
限られた時間内を有効に使って観光しなければなりませぬ。

こんな吹雪の中、歩くのイヤやなー…
と云いながらバスに乗り込んで
とりあえず金沢に来たからには行かねばならない兼六園へ。


金沢城跡の石川門も雪化粧ですね。

金沢は意外と雪が降らないって聞いたけど
こーんなに雪があるじゃないですか。
ホントに雪、あんまり降らんのかな?


おお!
これが名勝・雪の兼六園ですか!
素晴らしいじゃござんせんか


コレですよ、コレ!
この雪化粧の兼六園が見たかった~
美しい~


写真に人が入らないように頑張って撮ったけど
実は、かなりの賑わいでした。
団体客が次々とやって来てわいのわいの騒いでましたが
「4年連続で冬の兼六園に来てるけど
 こんな雪景色を見たのは初めてだ」
などという声を小耳にして、顔を見合わせながら
「そりゃラッキーや~」とほくそ笑んだ私たちでした。

20代の頃、夏休みに友達と来たけど
もう暑くて暑くて死にそうになりながら
日陰を求めて歩いただけの印象だった兼六園。
その時は「何でこんな所、わざわざ来たがるんだろ?」なんて思ったけど
こうして冬に来てみるとその良さが分かりますねえ。
ステキですねぇ。
お歳を召したということなんでしょうか…

それはさておき。

団体客の波からはずれて人の居ない方へ来てみたら
いいもの見つけました。
茶室でございます。


このような広々とした素敵なお茶室で


このような素敵な和菓子とお抹茶をいただきました。
茶道を習っていたという先輩の見よう見真似で
おしとやかに頑張ってみました。
このねりきりが上品な甘さと絶妙な柔らかさで
「大変、美味しゅうございます」と自然に口から出てしまいます。

上質な時間を過ごさせていただきました。

お茶を飲み終わったら
「どうぞあちらのお部屋からもお庭を御覧になってってください」と
勧められたので見てみることに。
お庭はすっぽりと雪に覆われてました。
雪が…雪がずんずん迫ってきているではないか!


しかし、茶室から出てみたら
先ほどまでの吹雪はどこへやら。
青空がのぞいておりました。

金沢のお天気は変わりやすいんでございますね。

さて、まだ時間がたっぷりあるので
お次は長町武家屋敷跡でも行ってみますか。
兼六園からバスですぐでした。

ここも、昔来た時は死ぬほど暑くって
道路脇の用水路に入って水浴びしたいよーと
言っていた覚えがあります。
懐かしいなぁ。


俵屋さん、有名っすよね。
せっかくだから買って行きましょか。


風情があって素敵ですね~。
京都の石塀小路に似てますね。

石塀小路がThat's京都!なら
ココはThat's金沢!といったトコでしょうか。

そんなThat's金沢の一角に本日のランチを目指してやって参りました。
まぁ、ステキと喜んだのも束の間。
「本日はカフェのみで、ランチを休止しております」の文字が…

ガビーン(;Д;)

スゴスゴと立ち去り、しゃあなく他の店を探す私たち。

そんで、香林坊で「お多福」…とかいったっけな?
雑居ビルの地下にある一見 きたなウマイお店だったけど
次々と人が入って行くので つられてなんとなく入ってみたら 
なんとまぁ、意外に美味しかったことよのぅ。

せっかく金沢に来たんだから治部煮が食べたいと思っていた私は
「牛治部定食」ってヤツを食べてみました。
普通、治部煮ってのは鶏なのに 牛の治部煮って珍しいっすね。
これが美味かったんだ~
一緒についていたうどんも素朴で旨かったなぁ。
思い出すだに食べたくなる。

たらふく食べた後は駅へ向かいます。
電車の時間まで まだ1時間半ほどあるけど、
たっぷりの時間でお土産を吟味するとしましょう。

時間がたっぷり…なんて思っていたけど
あれこれお土産を見ていたら
けっこう時間が経ってしまいました。
最後にちょっと余った時間でお茶タイム。
よさげな雰囲気の珈琲屋さんで本格的なコーヒーを。

今回は美味しい紅茶・抹茶・コーヒーをいただいて
お茶に関しては優雅な旅だったなあ♪

さぁ、東京へ帰ります!
…しかし、電車は大丈夫なのかしらん。
日本海側の町は寒々しいですね。


行きの電車では豪快に寝ていたので
全く知りませんでしたが
「特急はくたか」はこんな海の近くを走っていたのですね。
荒々しい冬の日本海が印象的でした。


しかし、新潟に近づくにつれて
雪の量がまたハンパなく…
電車はかなり遅れました。
こりゃ、越後湯沢あたりでもう1泊かな…
なんて一抹の不安がよぎります。

乗る予定だった新幹線がとっくに行ってしまっても
まだ越後湯沢には到着せず。
「どうなるの?!どうなるの~?!」
と、ソワソワしておりましたが
30分ほど遅れてようやく到着。
新幹線も次の列車に振り替えてくれて
無事に東京まで帰れました。

雪国の人ってホントに大変ですよ!


最強寒波の中を…

2012-02-01 18:47:23 | Weblog

記録的な寒さが続く日本の冬。
最強の寒波が来ている中、北陸・金沢へ行って参りました。
いや、会社の先輩が寒い所へ行きたいな!って云うもんで…。
この先輩とは、しょっちゅう旅してるから気兼ねないし
まるで姉のように、時には母のように可愛がってもらってるので
行きたいとおっしゃるのならお供いたします。ということで…。

出発の朝。
気分も軽やかに、上越新幹線の2階席で駅弁を食らいながら
はしゃぐ私たち。
先輩が買って来てくれた、つくね棒としいたけの肉詰めに感激♪


大宮だの高崎だの、聞きなれた駅名が続き
周囲の景色が段々と田舎じみてきたね~、と
のんきなことを云っていた私たちですが…

長い長いトンネルを抜けると
そこは豪雪地帯でした。

いきなりの展開に私たちは「おわぁー!」
と声をあげます。

上越新幹線で東京から越後湯沢ってのは
思った以上に近いっちゅーか
お弁当食べて、コーヒー飲んで
くっちゃべってたらすぐ着いてしまい
「次は越後湯沢」というアナウンスを聞いて
「マジですかっ?!」と
飛び上がって降りる支度をした次第でございます。

越後湯沢からは特急はくたかに乗り換えて
金沢へ向かいます!

しかしこの雪…
ゆ…雪の壁になってるじゃないか…

自分はこんなものすごい雪、生まれて初めて見たであります。
スキーに来た時だって、こんなんじゃなかったし。
走っている途中も、雪の塊が天井に落ちて来ているようで
ドスン!ドスン!!と鈍い音が響きます。
この電車…無事に金沢まで行けるんかいな?
ニュースでは、最強の寒波到来で日本海側は大雪って云ってたし。
見たことのない雪の量に
完全にビビッてしまった私は
あれこれ不安を募らせるばかりでありました。
いやぁ、豪雪地帯のすさまじさを目の当たりにした体験でした。

ひと眠りして、眩しさに目を覚ましたら
もう富山あたりまで来ていたようで…。
富山は快晴。
遠くの山々が美しかったこと!


13時過ぎ。
無事に金沢到着!

真っ先にホテルへ向かって荷物を預けます。
んでから食事。
「不室屋」という加賀麩屋さんのカフェにてランチタイム。

狙っていたメニューは残念ながら売り切れてしまったので
お麩と湯葉のあんかけ丼の定食を注文。
上品なお味で大変美味しゅうございました

お腹がいっぱいなのに、つい誘惑に負けて
「不室屋パフェ」も食べてしまいました。
さすがに全部は食べきれなかったけど
甘さ控え目でこちらも大変美味しゅうございました


そしてようやく金沢観光のスタート。
まずは予約していた「妙立寺」・別名「忍者寺」へ参ります。

忍者寺と云っても、忍者とは全く関係ないそうです。
加賀のお殿様が参拝する際に
一般庶民とは別ルートで出入り出来るような隠れ部屋があったり
参拝中に敵が攻めて来た際の逃げ道が
押入れや掛け軸の裏にあったりして
外見は2階で、内側は3階だの4層だのといった複雑な造りになっているので
忍者寺と呼ばれるようになったとのこと。
うーん、昔の人の知恵ってスゴイなぁ。

冬のお寺見学は足裏が凍てついて死ぬ、と京都で体験済みなので
靴下をもう1枚履いて、更に靴下用のホッカイロも貼って臨んだところ
なんとか最後までもちこたえましたが、そこまでしてもぬくぬくではありません。
一緒に回っていたおじさんやおばさんたちは
終わるなりストーブの所へすっ飛んでいって
ヒーヒー云いながら足裏を温めてました。
もし冬のお寺へ入られるのならば
くつ下もう1枚+靴下用ホッカイロをオススメ致します。


この界隈は数々のお寺さんが点在している寺院群なのですね。
風情があってなかなかステキです。


忍者寺から徒歩2~3分。
金沢で人気のパワースポット・願掛け寺として名高い
香林寺へやって参りました。

それぞれの干支の顔をした神様が立っているお庭を
2回巡って、3回目にまず自分の干支の神様の所でお願いをして
他にもお願いしてあげたい人がいれば、その人の干支の所でお願いし、
最後に不動明王様の所で手を合わせ、もう一度全てのお願いを唱えるそうです。
寒い雪の中、心優しい私は
まだ就職先が決まっていない大学4年生の甥の為に手を合わせて参りました。
ヤツが中学受験する際、大宰府天満宮でお札を買ってあげた私。
ヤツが大学受験する際、京都の北野天満宮で願掛けをしてあげた私。
なんて甥っ子想いなのでしょう。


…さて、バスに乗って橋場町という所へやって来ました。
私が数年前からずっと恋焦がれていた風景を見に。
浅野川沿いの主計町茶屋街を歩きたかったんでございます。

あぁ、なんという風情。

どこかレトロでノスタルジーな寂しい雰囲気がたまりませぬ。
賑やかな京都とはまた違った良さがありますね。

各地の風情ある街並みを見てきたけど
見る度につくづく思うのは
やっぱり京都ってのは華やかなんですねぇ。

こちらはひがし茶屋街。
飛騨高山のさんまち通りにちょっと似てますね。

くそ寒い、平日で17時も過ぎてりゃあ人影もまばらです。
それでも観光客が歩いているんですから
休日の早い時間なんかはさぞ賑わってるんでしょう。

行く前からちょっと気になっていた紅茶専門店・山屋さんへ
入ってみることにしました。


ダージリンティーとパウンドケーキ、オレンジケーキを注文。
二人で少しずつケーキを分けていただきました。
素朴なケーキの味が懐かしい気分にさせてくれました。


山屋を出たらかなりの雪が!
傘をホテルに置いてきてしまったので
夕飯はあまり歩かずに済まそうと
山屋を出てすぐの所にあるレストラン自由軒へ。

洋食屋さんと聞いて想像していたイメージと違って
店内は和食屋さんのような雰囲気になっており
カウンター席もあって、ちょっとした驚きです。

ここの看板メニュー・オムライスをいただきました。
カウンター席に座ったので、作っているところがよく見えて
フライパンで炒めているライスの量がハンパなくて
「マジですかっ?!あんな量、食べれないよ!」
と小声で叫んだ私でしたが
他のお客さんとの分をまとめて作っていたと知り、ほっとひと安心。

ふつうオムライスと云えばチキンライスですが
ここのオムライスは醤油味。
私の大好きな味でございました

幸福な時間を過ごした後は地獄でございます。
店から一歩外へ出たら大雪でやんす。

ちょっと歩いただけで すぐ全身雪まみれ!
車がベショベショの雪を飛ばしながら過ぎて行くし
「最悪だ~!寒くて死ぬる~!」
と叫びながらバス停を目指した私たちでした。

あらためて見ると金沢駅ってのはすごいんだなぁ。
これ…建築途中じゃないよね?
なんにせよ、圧倒される建造物ですなぁ。


さあさあ!
お風呂に入って冷えた身体を温めませう
小さいながら露天風呂や寝湯やスチームサウナもありまっせ。


この露天風呂、気泡の勢いが凄くて
バランスを奪われてしまいます。
「わぷっ」と、溺れそうになったのは私だけでしょうか…。


でも雪のチラつく中でのお風呂、サイコーでした
日本に生まれて良かったあ~