陽が沈み
畑にも人影がなくなる頃に 花弁をひろげます
ひっそりと しかし色鮮やかな金色
一夜限りで終わってしまう 一輪の命
でも 今のこの時間を精一杯生きている
明日の朝までの
限られた 僅かな時なのに
虫の声を聞きながら
幸せそうに・・・
満足そうに・・・
カメラを向けた私に
微笑みかけているようだ
神社の境内で見つけた「山法師の実」
（子供の頃、山桑の実と呼んでいた）
赤いと言うより濃いピンクの色です。
子供の頃に良く食べたこの実も
今では誰も見向きもしないのか
完熟した実がいっぱい落ちていました。
「勿体無い」と自分に言い聞かせつつ
一個摘まんで取って食べました。
少し抑え気味な甘さの懐かしい味でした。
５０年程タイムスリップしたようです
「山法師」の名前は ４枚の白い花びらが白い頭巾に似ているところから
比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえて付けられたとも云われています。
春には 良く見かける花水木の花に似た花が咲き
秋には真っ赤に葉が紅葉します。
引き続く冷え切った秋雨・・・？
「雨に紫陽花」
この言葉は６月の梅雨時の言葉と思い込んでいました。
住んでいる近くで 結構この時期に紫陽花の花が目立つのでカメラを片手に近くを一回り。
神社のまわり。畑の中・・・？
今は切花として出荷用で栽培されているようです。
花弁がデリケートのため雨に当たると色があせたり変色し商品価値が下がるようです。
そのため栽培用の紫陽花は、ビニールハウスで育てているようですです。
今の時期 これだけの種類が咲き誇っています。
いや まだ他にも有ると思います。
紫陽花の季節感を一変させられた思いでした。
下からの写真二枚は同じ種類ですが 上が少しピンクがかってきています。
これから更に濃くなってくるようです。
これから出荷まで暫らく楽しめそうです。
（収穫前のみょうが）
いつも畑に置き去りにされる花みょうが。
持ち帰られても隅の方に追いやられているみょうがの花。
でも今日は主役になりました。
みょうがの花は開花するとすぐに萎んでしまうので
畑から咲き始めた花を大事に持ち帰りました。
綺麗どころを並べてみました。
こうして眺めると
なんと素晴らしい事
一日の畑仕事が終わり
立ち上がって腰を伸ばそうとしたら
夕日があたっている東の山に虹がかかっていた。
久し振りの虹。
暫らく見惚れていた。
朝からの疲れがスーと抜けていくようだ。
「さあ明日も頑張ろう。」
元気をもらって家路についた。
なんだろう・・・？
こうもり傘があんな所に。
それも何本も。
昨日は気が付かなかったおじさんのビニールハウス。
また好奇心の虫がじっとしていられなくなって
カメラを片手に出掛ける。
ちょうどおじさんがハウスの中で作業中だった。
ハウスの中には真っ白な紫陽花が
これから満開になろうとしている。
「ハウスの上のこうもり傘は何？」
「日中ハウスの中の温度が高くなり花に悪いので 天辺に穴を開けそこから熱い空気を外に出しているんだ。花には雨も良くないんで その穴の上に傘をさした。」
と言う。
分かった様な分かんない様な・・・。
なんとなく納得。
少し勉強になった。
この紫陽花は これから秋にかけてピンク色になり出荷するそうだ。
今の農家の人は 色んな事に挑戦しているんだ。
今朝は冷え込みました。
気温は１５度まで下がり寒いです。
そろそろ炬燵かな？
みよが畑の近くでふと目に付きました。
もうススキの穂が出ていました。
日中は蝉が鳴き赤とんぼが飛び回り
夕方になると虫の声・・・。
陽も一日一日短くなり
今年も秋本番に一歩一歩近づいていますね。
（今年もいっぱい出た出た！）
（昨日の成果）
唯一の収入源の「ミョウガ」の収穫が
昨日から始まりました。
朝早めに畑に向かいます。
露で濡れているので 上下雨合羽の完全武装。
それでも気温が低いので気持ちが良いです。
今年も出具合はまあまあ。
親木をかき分けかき分け採り進みます。
お昼近くに大雨に見舞われました。
持ち帰ったミョウガを井戸で洗いお昼。
そして午後もまた畑に・・・。
疲れた～。
今日はこれから選別し出荷です。
どの位あるかな・・・？
（写真上右の手前が中玉、その奥がミニトマト。一番奥と左側が大玉です）
（写真におさまってすぐ収穫されました）
やっと収穫に漕ぎ着けました。
農薬は使わず堆肥、鶏糞を中心に育てました。
自家用のトマトですが
今年も一杯実ってくれました。
手をかけ
愛情を掛ければ掛けるほど応えてくれます。
だから虜になってしまいます。
本当に可愛いトマトちゃんです。
真っ赤に完熟してから収穫するので甘味が多いです。
収穫が始まったのはミニトマトと中玉。
写真は中玉。
大玉はまだまだ先になりそうです。
これからどんどん熟して来るので
食べ切れずご近所に回っていくのかな・・・
鬼やんま！
今年もやってきました。
家が古いため
入り口から裏の井戸に向かって土間になっており
毎年この時期になると
我が家に飛び込んできます。
指を立てたり広げたりすると
そこにとまることがあります。
今回は手を広げたところ
とまって離れませんでした。
シャッターチャンス。
母を呼び カシャー
・・・・・と一枚
ヤナギランの花です。
この花との最初の出会いは
２０代の頃長野県の乗鞍高原に
夏スキーに行ったときの事です。
草原にピンクの可憐な花を咲かせていたのを
今でも思い出すほど印象的だったのでしょう。
そんな花が身近なところに有ると聞いて行って見ました。
丁度真っ盛りでした。
一面ピンクの絨毯を敷いたようで感激し
暫らく魅入ってしまいました。
葉が柳の葉に、花が蘭に似ているところから
その名前が付いたようです。
草に覆われた直近の「お化けアスパラ」です。
頭の部分は確認できません。
僅かに幹の部分に若かりし頃の面影が残っています。
以下の写真は６月２７日から３０日頃プログに載せたものです。 
７月１日～３日頃のプログ掲載したものです。
一週間くらいの間に大変身を遂げたあすぱら。
最近までの様子を振り返ってみました。
こうして写真を並べてみると
改めてお化けアスパラの面白さが分かります。
と同時に
人間の一生涯を映し出しているようにも受け取れました。
おじさんの所で栽培しているブルーベリーです。
真っ青に色付いているのが 完熟したブルーベリーです。
「何時でも好きな時に行って取って食べていいよ」
と言われ
お言葉に甘えて行って来ました。
まだ栽培を始めて日が浅いためか大きな粒でした。
完熟で取立てなのでちょっとすっぱみがありましたが甘かったです。
何個でも食べられちゃいますね。
「いっぱい食べましたよ。」
おじさんごめんなさいね。
でも美味しかったです。
