三田市議 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

農地にも被害 ~集中豪雨~

2014年08月19日 | 地域活動
 兵庫県や京都府での集中豪雨による被害は、各地で土砂崩れの発生、家屋の浸水被害をもたらしました。今回の被害は、丹波市が最も大きな被害となりました。集中豪雨の原因が前線の停滞によるものとなっており、これ以上の災害を出さないためにも気象の安定を願わざるを得ません。

 さて、今回の豪雨は、三田市でも記録的短時間降水量が更新されるなど、河川の増水や家屋への浸水被害がありました。また、雨による増水の被害は、低地にある畑にも被害をもたらしました。


 私の知人は、リタイヤ後に向けて農業に取り組み出し、市内の農地を借り受けて春先から野菜づくりを始めたばかりでした。しかし、今回の豪雨で畑に水が入り込み、トマト、キュウリなどがほぼ壊滅的な状態となってしまいました。
 先日の日曜日、午後から夕方まで数時間空き時間ができたため、被害にあった知人の畑にボランティアで応援作業に行かせていただきました。
 
 写真では、かなり水が引いていますが、水は、膝上まであがり、どうしようもない状況だったようです。また、畑に入ると、元々田んぼだったこともあり、土の状態は、相当緩んだ状態でした。
 知人の指示に従い、畑に残っている水を引くための水路堀をクワなどを用いて約2時間かけて(休み休みですが・・)行いました。
 畑の中のトマトは、多くが泥水をかぶり落下、枝に残っているトマトも水分を多く吸収した影響か、ひび割れが生じていました。

 知人曰く、「リタイア後の人生設計にと農業に取り組んだものの自然には勝てない。出鼻をくじかれた感じである。また農業だけで飯を食べて行けない難しさを肌で感じる」と話をされていました。
 これまでの三田市内の農業は、農業だけで生活している人が少なく、阪神間へ「出稼ぎ」に出て収入を得ている方がほとんどです。先日は、裾野市へ耕作放棄地での「薬草栽培」を視察に行かせていただきましたが、三田の農ブランドの確立のためにも、まだまだ研究をすすめ、儲かる農業にして行く必要性を感じます。
 そのためには、地域資源の「田畑(もの)」「人」は揃っていますので、後は「お金」ですが、お金よりも先行しなければならないのは、「人のやる気」なのかも知れません。
 
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