完熟梅はいい香り。
ここは、梅の産地。
どこの家にも梅の木が植えてあります。
そして、どの家も自家製梅干しを漬け込む時期です。
(実際は、6月ごろ)
私たちが借りた家の前にある畑にも、高い梅の木があります。
花が咲くのを見ましたが、見上げてもほとんど実がついていませんでした。
残念ながら。
でも、お隣りさんからたくさんの梅をいただいたのです。
ありがたや。
うちの畑と、隣りの野菜畑の境にお年頃の梅の木があります。
お隣りさんが植えた梅の木でした。
ちょうどいい枝ぶりで、今年は梅の実が豊作でした。
高田梅とかで、実が大きくなる品種でした。
その梅の木を植えたおじさんと四月に引っ越してきて、最初に友達になりました。
気のいいおじさんで、話し始めると、30分いえ、1時間くらいでも、あれこれいろんなおもしろい話が止まりません。
その梅の木がうちの畑に枝を長く差し伸べているので、気を使ったのか、うちの畑の上になっている梅の実を採ってもいいよと言ってくれました。
夫は高い脚立で梅をもぎ、私は魚を捕る大きな網で下で実を受け取りました。
桶半分くらいたくさんの梅でした。
張り切って、梅干し、梅ジュースと梅酒を漬け込み、傷のついた実は梅ジャムにして喜んでいたところ・・・
反対側の梅(お隣りさんの畑の方の梅)もとっていいよと言われたのでした。
うれしいような、困ったような・・・
そして、また、桶半分くらいの完熟梅が我が家にやってきました。
いただいた梅を大事に全部無駄にしないようにと、毎日、梅の算段ばかりしています。
たくさん漬けた梅干しが一番心配。
美味しく食べられるようになるだろうかと。
まだ調理していない生梅がザルにどっさり。
はやくしないと、どんどん色づいて傷んでしまう。
梅ジャムをたくさん炊いて、知人に届けることにしました。
きょうは、梅ジャムを作りました。
大鍋でくつくつと。
梅ジャムでは、まるごとジャムと種を抜いたジャムの2種類つくることにしました。
まるごとジャムは、種のまわりが美味しい。
でも、煮崩れるので、傷のない梅を選び、かき混ぜる時もそおっとやります。
煮汁が透明になってきたらできあがり。
左側はまるごとジャム。右側は、種なしで皮をきざんだジャム。
大量のジャムづくり、保存瓶を探すのも大変でした。
大小不揃いの瓶になりました。
熱いうちに瓶詰めです。
味見しすぎて、口の中は今も酸っぱいくらい。
とても赤くて、杏のよう。
ジャムを最後に、生梅がなくなりました。
ほっと一息。
これから、塩漬けした梅干しをいろんな漬け方でやってみようと思います。
干し梅、甘酢梅、はちみつ梅など。
美味しく漬かるかどうか、まだまだ、梅の心配ごとは続きそう。
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