サナリ日記

貧乏でもがんばっている編集プロダクションの日常

2007-07-05 17:28:42 | Weblog
A社での料理の原稿が終わったと思ったら、
今度はB社での料理の原稿がはじまりました。

私の仕事はいつも重なります。
確かイスラム教の仕事も3回連続だったような気がします。


どうせ続くなら、

「世界の“独身”ナイスガイ特集」

とか

「世界の“独身男性”大富豪特集」

などがうれしい。

そんな企画があったら休日返上で働きます。
地の果てまでも取材に行きます。
もちろん人生を賭けて。
ギャラもいりません、結婚相手が見つかれば。


どこかにそんな企画があったらご一報お待ちしております。




我が家の自慢のベランダにまたひとつ蕾が誕生しました。
ピンク色の蓮です。

愛でてやってください。

好み

2007-07-04 13:24:56 | Weblog
気に入った作家の本は徹底的に読む癖があります。

一度に何冊も買って読むため、
内容とタイトルが一致していないこともしばしば。
その結果、何年か後に同じ本を買ってしまうことがあります。

最初の5~6ページぐらい読んで、

「あら、読んだことあるような気が…」

と思い、先に進むとやっぱり読んでいた本だったときには大ショック。
返品すればいいのかもしれませんが、なんだかめんどくさいのでそのまま。
おまけに古本屋に売りに行くと、当たり前のように30円ぐらいで引きとられる。
新品なのにぃ~……。


そして昨日。
図書館で本を借りてきました。

図書館で借りる本は、タイトルと装丁の良し悪しで借りることに決めています。
良し悪しといっても、自分好みかどうかということですが。


「この作家、読んだことないな」

と、借りてきた本。
帰りの電車で読んでたら、
やっぱり5~6ページ目でストーリーがわかってしまった。

「私って超能力者かしら~」

なんて思うわけもなくガッカリ。
読んだことあるんじゃん、この作家。


自分の好みは変わらないということか。

原稿

2007-07-02 18:47:06 | Weblog
原稿を書くというのは大変です。
興味のあることならまだしも、
興味のないことに関して書かなきゃいけないとき。
これはもう、地獄です。

でも、仕事ですから拒否はできません。
しかも、締め切りは待ってくれません。
おまけに、できが悪いと書き直し。
泣きそうになります。


原稿を書くのも大変なのですが、
その原稿に対して意見を求められたとき。
それが上司だったり、先輩だったらどうでしょう。

うまい文章なら問題はありません。

でも……、うーん、なんだろう。
悪くはないけど、正直、もっとまとめられるような…ゴニョゴニョ…。



隣の美女:「ちょっとこれ読んでくれる?」

新人編集者:「今度の原稿ですか?」

隣の美女:「読んで感想聞かせて」


私と隣の美女の席は隣同士。
私が原稿を読んでいるのを、隣でジーーーーッと見つめています。

緊張して集中できませんがな!!


原稿は原稿用紙10枚。
大きく分けて4つに話が分かれております。


新人編集者:「最後のこの話はいいですね!」

隣の美女:「ホント!?じゃあ、最初の文章は」

新人編集者:「えー…っと、そうですね。むずかしいですね…」

隣の美女:「どこどこ。忌憚なく言って」



“忌憚なく”=“遠慮なく”

遠慮なく言ってくれといわれて、
言える人間がこの会社で社長以外誰がいるのでしょうか。

“つまんない”なんて言えないし、“下手”とも違う。
だからといって、どこを直せばいいかなんて説明できない。


隣の美女:「“面白くない”?それとも“わかんない”?」

新人編集者:「いや、えーっと、言葉を選ばないと大変ですね」

隣の美女:「ってことは、やっぱりダメだってこと?」

新人編集者:「いや、そうじゃなくて…。うーん…」



新手のいじめだろうか。
社長、助けてください。