サナリ日記

貧乏でもがんばっている編集プロダクションの日常

築地

2009-04-09 11:34:19 | Weblog
本日は6時起床で、社長と8時に築地で待ち合わせ。
買い物ついでに写真を撮りに行きました。

今回、仕事で「カツオ」や「メバル」などの写真が会社になく、
高いお金を払ったり、探し疲れてへとへとになってしまったので、
時間のある今、撮影にいってしまえということになりました。

本当の目的は、私がムール貝をどうしても手に入れたいということが始まり。

近所の魚屋では売ってない。
デパートでは高すぎて数が買えない。
ならば築地の場内に買いに行ってしまおう、ということです。

知らない人が多いのですが、築地の場内は一般の人でも入れます。
が、8時前に行くと業者がたくさんいて、ちょっとでも邪魔になろうもんなら

「ばか野郎!邪魔だ!」

と、怒鳴られるそうです。
水産業の本を作った時に、

「魚の写真なら場内にいけばいくらでも撮らせてもらえますよ。
しかし、8時前はプロが買い付けしてるので、
邪魔になると怒られるから8時以降にしたほうがいいですよ」

と、教えてもらいました。
ちなみに、場外は結構値段が高いんですが、
場内はちょっと安い。
おじさんからおにいさんまで、見た目も声もとーーっても怖いのですが、
話しかけると案外やさしい。

が、本日、社長が勝手に魚の写真を撮ってたらおじさんに叱られました……。
ですので、写真を撮るときはちゃんとお店の人に断るように。

ひげを生やしたオヤジがお願いするより、
私がお願いしたほうが撮影もスムーズだということで、

「あの魚撮りたい」
「あの貝撮りたい」

と社長から指示がでれば、

「すいませーん、この魚、写真撮ってもいいですか?」

と、にこやかに聞く。

おじさんたちは「いいよー」と、魚を撮影しやすいように、
値札やビニールを取り外してくれます。
中には表面に水をかけなおしてくれて、
“おいしそう”にしてくれます。

今まで4~5回、撮影に来ておりますが、
撮影を断られたことは一度もありません。

中には名刺をくれるおじさんもいたりします。
海の男は女にはめちゃくちゃやさしいです。

で、本日の戦利品は、

あわび、ほたて、ムール貝、たこの卵巣(?)です♪
帰りは場外でお食事。




缶ビールとカレーライス。
量が多くて苦しい……。



そして毎回、築地に行くたび思うこと。

海の男と結婚するのもいいかもしれない。