四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

帯結びに入る回

2019-11-28 | 着付け教室

「秋が深まり」というよりは「初冬」なんだ・・と改めて思うこの頃
ふとカレンダーを見ると、あと3日もすれば師走ですね
道理で忙しいはずです ^^;

下の公園の樹々の下には吹き寄せの彩りも美しく、雨続きで湿っているのもビル群の中でしっとりした風情を感じさせてくれています
下の写真downは桜の木、春はこの辺り一帯満開の桜色でした


今日は、お稽古2回目で帯結びに入る回の生徒さんがみえました
帯に入る回は、生徒さんも私も一番頑張らないといけない回です

先週のお稽古からまだ1週間
今回は「帯結びの手順の流れだけ掴んでいただこうかな・・」と思っていましたが、長襦袢・着物までのをほぼ完璧に練習なさって今回の授業に臨んでくださっていたので、2回目の授業にして、帯の練習に集中して取り組むことができました firefire

ご実家に名古屋帯がなかったそうで、教室の帯をお貸しするつもりでしたが、この1週間の間にリサイクルで素敵な帯を購入されていました
手鞠の刺し子模様も可愛らしい九寸名古屋帯でdown生徒さんにぴったりです☆

和の文様の中でちょっと思いついただけでも、丸みを帯びた手鞠や萩(葉)や橘(柑橘の実)や万寿菊など、好感度も高く人気があります
丸いものはなんとなく和みますよね^^

 


帯締め・帯揚げは、練習の回を重ねるごとに上達していくはずですが、今日も細かい部分まで練習することができました(^^)v

帯締め・帯揚げは、亡くなられたお祖母様のものだそうです
大切に使い続けたいですよね


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私は、昨年洗い張りに出して仕立て直しておいた麻の葉文様の結城紬を着用しました
(*鏡に映して自撮りしているので、合わせが逆に写っています)
ふっくらと暖かい着心地が、寒さに向かう季節にほっと馴染みます


藍色(紺)は制服で着慣れていることもあり、日本人には馴染みやすく誰にでも似合う便利な色
ただそれゆえか、着こなしによっては民芸調に偏ってしまったり、垢抜けない雰囲気になってしまうので、最近ではかえって難しいなあ・・と思うこともあります

今日は最初、あずき色の帯揚げを合わせるつもりで用意していましたが、着替えている内に「なんだかセーラー服の配色・・」と思ってしまい、急遽、鶸色(ひわいろ)の帯揚げに変えた次第
着物はこんな、色の組み合わせの試行錯誤も楽しさの一つですね
(*^^*)


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