四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

紅花から生まれた紅

2013-01-20 | 着物書籍

お稽古でお会いする生徒さん方とは色々な話になります(^-^ 

愛読書が同じだったり、以前夢中に読んでいながら最近は本棚に仕舞ったきりになっていたのをまた手にとるきっかけになったり・・


        『日本の色辞典』吉岡幸雄

着物がお好きな方であれば、手元におかれているだけで何とも満たされた気持ちになる本です
着物を着ている中で、着方を洗練させる以上に「色の感覚」を磨いて身の回りで自由に使えるようになることが一番楽しいことだと私は思っています

私の中にパレットがあるとしたら、子供の頃大好きだった虫採りの野山で刷り込まれた昆虫や植物の不思議にも神秘的な色、空の色、魚や野菜や果物の色、そして色々な経験を経て大人になって感じた植物の色や風景で構成されているような気がしています

 


思いがけず京都の紫野和久傳さんのお菓子を頂きました
このお菓子も、紅花からとった本紅と和三盆でこの色を出しているのですね・・
自然の色は本当に味わい深いです
嗅覚と味覚と視覚は、これはまた深いところで関わっていると思うことが多いです

お茶を淹れてお菓子を美味しく頂きながら、2009年11月に企画した「着物でお出かけ会」のことを思い出していました
この時は、無理なく集まれた生徒さん方と一緒に「伊勢半本店の紅ミュージアム(青山)」に出かけたのでした!


ここ数年、忙しいことを他にも抱えていたので「着物でお出かけ会」や「茶話会」の企画をさぼってしまっていましたが、今年からはまた再開していきたいと思います(^-^ 
近いところでは、2/23(土)に染色関連のイベントへのお出かけ会を企画中です
生徒の皆様には、今週中にメールでご案内を送信予定です(^^)/

note nikukiu




この記事についてブログを書く
« 寒稽古の日々(^-^  | トップ | 鶏、魚、豚、羊、牛 d(^-^) »
最新の画像もっと見る

着物書籍」カテゴリの最新記事