四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

イタリア鉄道旅行⑰帰国の途とエピローグ

2016-08-19 | 旅行(*海外)

やっと最終回になりました!
長編を読み続けて下さっている方、飽きている方、いらっしゃるかと思いますが、この小さな教室のブログをちらっと覗いて下さっているだけでもありがたいことです<(_ _)>

旅行中はただただ「一日があっという間にすぎてパタン.. と寝る」を繰り返していました
同じ一日をブログの記事にしてみると「毎日なんて長い一日をすごしていたんだろうヽ(゚o゚;)ノ」と今さらのように驚いています

旅行中二人とも何か薬を飲むこともなく、毎日楽しく元気にすごせた健康な体と体力に感謝(✿◡人◡ฺ)
そして、長期の旅行を決行出来たのは、何よりも生徒の皆さまと家族の協力のお陰だったことは間違いありません
本当にありがたいことです

息子が社会人になるともう、一緒に旅行をすることは難しくなるので、今回は最後のチャンスだったかと思います
旅の相棒としてはお互い相手に不足はありましたが、一緒に旅をするには気遣いの要らない相手がいいので、そういう意味ではお互い自由気侭に振る舞えるらくちんな旅でした!

一緒に旅してくれてありがとう(^o^)丿


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7/17(日)いよいよイタリア最終日
帰国便は、Roma Fiumicino Airport(別称:レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)22:05発(ドバイ経由)right羽田着(7/18 22:45)

朝食を食べてホテルをチェックアウト
Taranto(08:05)→ Salerno(11:36)ICに乗ります


息子:「あれっ.. ?この列車、ローマ行きじゃん。
    なんでサレルノまでしか切符買ってないの?」

私:「うきき.. (。◝‿◜。)
   サレルノからローマ迄は .italo に乗りたいから~(^ε^ )」

息子:「えーっ?そのためにわざわざ降りて乗換えるわけ?(@_@;)」

私:「ヽ(`▽´)v そだよ~ん!」

息子:「(;一_一)」


Taranto → Salerno の切符は、TRENITARIAのサイトからスーパーエコノミー(超早割料金:9.9€/人)でeチケット取得済み

 


車内で、とても可笑しかったエピソードを一つ(^-^
4人掛けの席に私達は二人
通路を挟んで隣の4人席は、3歳くらいの男の子とマンマ・・向かいには親子の連れではない男性1人の三人でシェア

男の子は大きな怪獣連れ(^。^)
4人席の真ん中のテーブルにだ~~~んと怪獣を置いて遊び始めました
怪獣君は親友のようです
時々激しいアクションになるとお母さんが向かいの男性を気にして子供を𠮟ります(:`θ´)/;o;)

男の子を育てたお母さんなら誰でも経験があるかと.. (^-^;)
家の場合は・・長男がプラレール(電車)で次男がウルトラシリーズ&怪獣でした(^-^;)

なんだか見ていて懐かしく可笑しいので、つい横目で見てしまいます
向かいの男性も男の子の色々を時々笑って見ているようで、うるさがっている気配は全くなく・・
きっと自分の子供時代を思い出して寛大なのでしょうね♪

そのうち、男の子が眠くなってきたみたいでぐずり出しました
イタリア語なのでよくわかりませんが、マンマはあきらめさせようとしたり𠮟ったり(^-^
やがて、マンマが長ーく大きなため息 ...はあーっʅ( ~⊖◝)ʃ
難儀そうに重い腰を上げ、上の荷物置きから大きなスーツケースをどさっと降ろします
中から引っ張りだしたのは一枚の古いタオルケット☆
男の子にぽいっと投げ渡しました

タオルケットに抱きついた瞬間泣き止む男の子 → タオルケットに頬をすりすり →こてん ...zzz2 いたってかんたんです(^。^)

なんて可愛いこと!!天使です♡

マンマはやれやれ .. といった様子でスマホタイム.. (^-^

お気に入りの怪獣だけではなく、手放せないタオルケットをも持ち歩かなくてはならないお母さんは大変なことでしょう(^。^)
なんだかとても懐かしい情景で、私も息子たちの小さい頃を思い出して可笑しくてたまりませんでした

親子の向かいの男性も可笑しかったみたいで、一緒に笑ってしまった時目が合って、また一緒に笑いました!

世界中、イタリアも日本も男の子は同じなのかもしれません・・マンマの大変さも(^。^)


サレルノまでの3時間半、こんな風で・・私達は退屈することなく可笑しく、気がついたら着いた感じです

ローマ行きのICを見送り、サレルノではイタロの発車時間まで2時間あります
駅のどこかでお昼でも食べながらすごそうと思います

ペルージャの駅ホーム横のカフェで食べて以来、探しまわっていた CAFE ZERO を見つけたのでそこでサンドイッチタイム♪


待望のイタロの発車時間は 13:34
少し早めにホームへ行って待ち構えました(^^)v

 

 

 

 

 

 


早い時期に.italo のサイトから取得したeチケットは、LOW COST料金(超早割)で、Salerno→Rome(27.9€/人/プリマクラス)でした!


飲み物とスナックサービスがありました♪


途中、300km/h もマークして..


何としてでも.. と、イタロに乗って良かったあ~(^^)v


Rome Termini駅には定刻の15:30に到着☆

 

 


ローマのトラムは、シック&シンプルですね

 

 

 


空港へのバスは、日本で調べてみたら数社が値段を競っているようでした
事前にネットで予約購入しておくと安いようでしたので、空港へ直行するバスのeチケットを取得してありました(4€/人)


このバス、ネット予約している人優先で乗車できるシステムのようでした
予約無しだと乗れないこともあるようなので注意が必要です


約45分で空港に到着(^^)/

さてチェックイン・・そして壊れているスーツケース・・

カウンターで「このスーツケースは壊れているので取り扱いに気をつけて頂けますか?」と頼んでみたところ「壊れているスーツケースは預かれないことになっています。ただ、別サービス会社がパックサービスを行っているのでそれを利用してはいかがですか?」ということでした

よくあることなのでしょうか?
初めて見たサービスですが、何人もの人が利用しているのを見ました
10€で、機械がぴっちりビニール巻きしてくれます.. すごい!@@

 


身軽になって、レオナルドダヴィンチ空港\(^o^)/


カフェテリアでビールと軽い食事をして、出国手続きを済ませて搭乗ゲートに向かう途中、ローマ空港の夕焼けを見ることができました


機上の人に ~

途中ドバイで乗継ぎ
今回は2時間の乗継ぎ時間でしたが、巨大なドバイ空港ではこれ位の時間があってちょうどいい感じです

 

 


羽田空港には定刻に到着
ビニールパックされたスーツケースは崩壊すること無く無事でした・・
ターンベルトに中の荷物が散乱したりしたら大変なこと.. (^-^;)
10€の価値はありますね(^-^




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長い旅だったこともありますが、イタリアならではなのかもしれない色々なアクシデントもありました
何とか自力で乗り切ったこともありますし、助けてもらったことも(^-^

行きずりの人なのに心が通う瞬間を感じたり、現地の人や同じ旅人同士楽しさを共有できたり・・素の自分ですごす旅をしてくると、元気な自分になります

今回もいい旅になりました・・

個人的には、大都市から少し離れた町に足を伸ばしたところで出会う風景や人々が特に心に残っています
そんな旅をしたい私にとって、鉄道はどこへでも一緒に行く友達みたいな気がしています

Ciao! my Rail (^^)/symbol4


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