フロムではステーガスタイン展望台に上ってみたいと思っていましたが、事前に以下の往復バス切符を買うのは躊躇していました
天気が悪いと見晴らしは良くないでしょうから、天気次第だなあ・・と思っていたのです
しかし、最終のバスの時間は「フロム発15:00」
フロム鉄道がフロムに到着(14:25)してから、ホテルのチエックインと切符を買うのを並んでいたら間に合わなくなる可能性が。。
フロム鉄道の乗車中夫にお願いして、私が乗り鉄撮影三昧している間に下記のサイトから切符を購入してもらいました(^^)v
https://www.visitflam.com/en/se-og-gjore1/aktiviteter/stegastein-rundtur/
バス時刻表
https://www.visitflam.com/globalassets/rutetider/rutetider-2018/stegastein-2018.pdf
A.フロム → B.ステーガスタイン展望台 → A.フロム
(650NOK/二人分 *所要時間:1時間半)
展望台で30分の自由時間があり、折返しバスでフロムに戻ります
バスといっても10人弱乗り?の小さなバン
すぐに定員になると思うので、事前予約と天気を天秤にかけながら、天気が良ければ列車の中からでも事前予約した方がいいと思います( 携帯の電波も所々で通信が途切れるので、途中駅で停車してる時なら電波が安定)
観光案内所の裏の駐車場から出発します

斜面では羊が草を食むのどかな風景を見ながら曲がりくねった細い道をバス(バン)は登っていきます
車窓の風景↓↓もきれいでした


展望台からの見晴らしです
明日は船で、このフィヨルドを周るのがますます楽しみになってきました!
こちらはネーロイフィヨルド方面



この下に広がる町はAurland(アウルラン) 左奥がフロム方面です

ちなみにこの展望台は、フィヨルドから650mの高さにあり、山腹から30m突き出て、先端部分はガラス張りになっています
高所恐撫ヌの夫はこわごわでした^^




フロムに戻り、町(村)をぶらぶら^^

フロム鉄道博物館はフロム鉄道の旧駅舎を利用して建てられたそうで、手前には土産売場があり、奥の方へ想像以上に広く、興味深い展示物がたくさんありました
ベルゲン鉄道もそうですが、厳しい自然の中で鉄道を敷く事業がどのように進められてきたか?その歴史を垣間見るだけでも感動します



ホテルは半年以上前から予約していたからでしょうか?フィヨルドに面した3階の角部屋を用意して下さっていてテンション
夕食の前に、夫がオスロの酒専売店で買っていたアクアビットを部屋飲みしてから食べに行こう~(^^)/ということに♪

アクアビットで軽く出来上がってから「Ægir Bryggeri(エーグル・ブリッゲリ)」へ
クラフトビール醸造所が併設された、一階がビールBAR、二階がレストランなっているお店です



TV番組で観たことがある「Viking Plank」というメニューを選びました
板(Plank)の上に乗った、ムール貝、スモークしたトナカイの肉、魚と貝のスープ、豚のスネ肉の煮込みとダークチョコガナッシュの5種類の料理と、それぞれに合う5種類のエーギルビールのセット(*メニューは季節で変わります)
ベジタリアンのセットもありましたが、二人ともお魚とお肉の方に(^^)
545NOKと・・このお店ではお得なセットとなっているようでした
デザートにも合うビールがあるというのは意外でしたし、それぞれの料理に合うビールがセレクトされているので味わいながら堪能できました☆


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翌朝、目が覚めたのは6時前!
「気持ちのいいフロム渓谷の朝だ~ヽ( ^ー゜)ノ」とカーテンを開けようとした時・・何か大きなものが近づく気配を感じました!
フィヨルドに目を向けると・・とてつもなく大きなクルーズ船がこちらに近づいてきているではありませんかヽ(゚o゚;)ノ
フッティルーテンで乗った船の2倍はありそうです
カメラのレンズをズームすると名前は「BALMORAL」
シャワーを浴びていた夫を急いで呼んで「すごい、すごい!」と大喜び
外国からのクルーズ船がフロムに毎日寄港するわけではないと思うので、いい日に泊まったと思いました^^
フロムのフィヨルドは、こんな大型船も着岸できるほど深いのですね
イカリを降ろし、乗降口が開いたのは着岸から1時間以上経ってからでした






いつものようにホテルの朝食をたっぷり食べてから、朝のフロムを少しぶらぶらしました
「MS BALMORAL」は今日は一日フロムに停泊するのでしょうか・・(^^)
船の左に見えるのが私達が宿泊したホテルです


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この日の移動は
①船 フロム(9:00発)~グドヴァンゲン(11:00着)
②バス グドヴァンゲン(11:40発)~ヴォス(12:55着)
③ベルゲン鉄道 ヴォス(13:46発)~ベルゲン(14:57着)
乗り換えが多くて大変そうに思われるかもしれませんが、常にすぐ前ですし、表示を確認しながら動けば心配ありません
また、ほとんどの乗客がこのルートで移動するので、間違うことはないはずです
わからないことがあれば、誰かに聞けがいいですし^^
*昨日のオスロ発の行程からを含め、チケットは全てNORWAY IN A NUTSHELL(ナットシェル:交通周遊券)に含まれています
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グドヴァンゲンまで乗るフィヨルド船


「MS BALMORAL」の真横を通って、船はフィヨルドを静かに進み始めました
ソグネフィヨルドの支流、アウルランフィヨルドから世界遺産に登録されているネーロイフィヨルドへと進み、グドヴァンゲンに向かいます



神秘的な美しさに吸い込まれてしまいそうです・・



この先で、アウルランフィヨルドからネーロイフィヨルド方面へ向きを変えたようでした



奥のまたその奥に静かに進んでいくのが、何かに呼び寄せられ導かれて行くような不思議な感覚を味わっていました


東山魁夷も描いたサーグ滝



キャンプをしているグループがありました
ステイヴィの辺りだったと思います











前方にグドヴァンゲンの町が見えてきました
余韻たっぷりにフィヨルドの船旅を終えます・・
天気が良くてよかった ... 素晴らしかったです・・・

船の2時間、私はずっとデッキにいたので体が冷え切っていました^^;
バスの時間まで、船着き場前の売店でコーヒーを買って飲んで体を温めました
その間、スーツケースは、船で仲良くなったアメリカ人のご夫妻と協力し合い、代わりばんこに荷物を見ることにしていました
息子さんがお仕事で東京に出張されることが多いそうです^^

バス乗り場もすぐ前にあります
バスからの車窓も、みんな写真を撮っていました

シヴレ滝


ヴォスでバスを降り、ベルゲン鉄道の時間まで50分位ありました
みんなそれぞれホームにスーツケースを置いて、見知らぬ者同士お互い代わりばんこに荷物を見張りながらトイレに行ったり、ちょっと周辺の散策に行ったり、自由にすごします^^




上下線何本かの発着を見送りながら写真を撮っている内に、乗車予定のベルゲン鉄道がやってきました

ヴォスからベルゲンまでは約1時間
カフェテリア車両でゆっくり過ごすことにしました

「やっとビールが飲めて良かったね~」と、ビールを飲みながらフィヨルドの話をしていた時のことです!!
夫の後ろのシートに座っていた若者グループの一人が、夫の肩をトントンと叩いて・・
「Skål!(^_^)/U☆U\(^_^)♪」
彼らもビールを飲んでいたのです
突然の乾杯の音頭にびっくりしましたが、可笑しくて、すっかり打ち解けて一緒に飲みました
週末を利用して、ベルゲンに遊びに行くノルウェーの若者グループでした

声をかけてくれてありがとう!
一緒に乾杯できて嬉しくて楽しかったです!!ヽSkål!
ノ
次回はいよいよ今回の旅、最後の宿泊地ベルゲンです(^^)/
■『スカンジナビア半島の旅⑩ベルゲン、帰国の途』ヽ
Takk !!ノ