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四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

如月昼下がり、雛をながめてのたりのたりかな

2024-02-26 | 季節のこと

今日は何の予定もなく、しかも夫は飲み会。
こんな日は本当に久しぶり・・^^

朝はゆっくりコーヒーを飲み、のらりくらりと家事を済ませたら
お昼は丼で卵かけご飯とぬか漬け野菜。
3時のおやつには大好物のはっさくを2玉ぺろり。

外の空気は冷たいけれど、日差しは明るく
長閑で極楽のようだなあと思いながらのんびり過ごしました。

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雛人形は毎年、家では節分の翌日(立春)に出します。
豆まきをして、家の中から邪悪なものを追い出してから・・というのが我流の習わし。

何十年も飾っている大好きな人形なので、できるだけ長く飾っておきたくて
ひな祭りを過ぎてもいつまでも。(女の子もいないし)
お雛様が日差しを眩しそうにしていると思うまで、だいたい三月下旬まで飾ることが多いです。



 

教室の額に入れている手ぬぐいも、立春からはお雛さまです♪ ↓



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お雛さまをながめながらぼぉ〜っとしていたら、なぜか父方の祖母のことばかり思い出していました。
物心ついた頃から、この祖母に可愛がってもらっていた思い出がたくさん。
祖母にとって女の孫は私だけだったからか、抱っこしながら
「○○○ちゃん(←私のこと)はかわいいねえ〜 こんな可愛いおなごんこはどこを探してもおらんが!
まっこち別嬪さんでもぜ。(←鹿児島弁で(美人で可愛い、の意)」と。

よその人が聞いたら笑われそうな、おばあちゃんの限りない贔屓目にほかありません。
今でもよく覚えていて、時々思い出すとちょっと甘い味がしてこそばゆい。^^
冷静な目で見ると決してそんなことはありません。^^;
そんなふうに手放しで誉められ可愛がられた記憶は、この祖母からだけだから。

ああ、なんで今日はこのおばあちゃんのことばかり思い出すんだろう?
・・と思っていたら
今日は実家の父の命日でした。近いうちに目黒のお墓参りに行こう!
祖母もこのお墓に眠っています。(^.^)

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花咲か爺さん🌸とメジロたちヾ𝄐▻✿.。.:*・⊲𝄐〃... . .🌸

2024-02-08 | 季節のこと

月曜日は大雪。
翌火曜日、雪にはならなかったものの、みぞれ混じり雨が降ったりで底冷えのする曇天。

そして水曜日は、久しぶりに気持ちのいい青空が広がりました。
この日は夫が在宅勤務とのことだったので、留守番(&工事対応)をお願いして、私はいつものスポーツセンターに行ってきました♪

運動の後、いつもは使わずに帰ってくるお風呂にも入ってすっきりさっぱり!♨️
区の施設なのですが、このスポーツセンターには、ゆったりしたジャグジーバスも併設されているのです。

15時半頃帰宅してみると、洗面所の床も貼り終わっていました。
来週搬入予定の洗面台はフロートタイプ。洗面所の床が以前より広くなります。

だんだん出来上がっていくのが楽しみです。

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水曜日はスポーツセンターの行き帰り、品川荏原神社の寒緋桜を見てきました。
ちょうど満開。\(^-^)/

この季節、鳥居の前に鎮座するヱビスさまは、まるで花咲か爺さん!



ヱビス様の頭上から手水舎(ちょうずや)の屋根にかかるように、枝を広げる寒緋桜。

あっ!いた、いた♪ メジロちゃん。ヾ𝄐▻ 🌸 ⊲𝄐〃...
月・火と寒さに耐えながら青空を待ちわびていたのは、メジロちゃんたちも同じ。

満開の花、よりどりみどり。
どの花の蜜から吸おうか悩んじゃう感じ。
かわいい鳴き声をあげながら、せわしなく飛び交っていました。







「メジロが鈴なり」っていう表現があるのか?ないのか・・?
とにかくたくさんのメジロちゃんたちが集まっていて、写真を撮っている人も多かったです。

私のコンパクトデジカメで撮っても、つがいで二羽がちゃんと写り込んでくれるなんて♪♪

「夫唱婦随?」「婦唱夫随?」 (_?)
メジロに聞いてみないとわかりませんが、仲良く平和でとても長閑。




桃源郷のよう。
時々、ヒヨドリがけたたましい鳴き声をあげて、メジロちゃんたちを追い払って独占・・
見物人は皆、「あぁ〜 ... 」とため息を漏らしてヒヨドリを恨めしそうに軽く睨みます。^^;



いつまでも見ていたく、名残惜しかったのですが、家の工事中なので・・
後ろ髪を引かれる思いで神社を後にしました。

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節分の夜

2024-02-04 | 季節のこと

お風呂と洗面所の工事中なので、その日によって①〜④の方法で乗り切り中。^^
①銭湯
②スポーツセンターのお風呂(湯船もある)
③ヨガスタジオのシャワーブース 
④熱いお湯を絞ったタオルで清拭&ドライシャンプー

土曜日の節分の日は、工事の方々が帰られた後、18時ごろから夫と銭湯に行ってきました。♨️
商店街の筋を一本入ったところにある銭湯。
この辺りでは黒湯が有名な銭湯で、これまでも温泉感覚で行ってみたことがありました。(^。^)

寒いのでマフラーも巻いてだるまのように着込んで行ったのに、帰りはぽっかぽか。
気持ちよかったです!
でも、今、銭湯って520円もするのですね?

帰り道、商店街のジビエ串の店に寄って、この日は焼き鳥とジビエの晩ごはん♪
けむけむがなんだか節分らしいなあ・・と食べ過ぎて飲み過ぎた夜でした。



商店街をよろよろ歩いて家に帰り着き、ちゃんと豆まきをしました。
酔っ払っていたので大声で。^^;
「鬼は外」の「鬼」は、自分の心の中に棲む鬼なのかもしれません。

行きも帰りも通りや町で「鬼は外」「福は内」の声を聞くことはなかったのですが
行きに、鰯を焼く匂いがしていたお家があって、くんくんしちゃいました♪

節分の日に毎年思い浮かぶのは「おにたのぼうし(あまんきみこ著)」の優しい小鬼、おにた。
節分の夜には、暗闇のどこかにこっそり隠れているような気がして探してしまいます。

そして節分の日には、台所から煮炊きのいい匂いをさせたいなあと思うのです。
夕飯作りを簡単にしたくて恵方巻きを買った年は何度もありますが、
恵方巻きよりは、イワシを焼く匂いの方が私はいいなあ・・

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立春の今日は昨日より寒かったです。
工事のお休みは日祝だけなので、工事のある日にはできないことをして過ごします。
今日は、朝からベランダの植物たちに寒肥を施肥(←この話題は後日、別の記事で)。

14時ごろからはヨガスタジオに行って、ヨガをしてシャワーを浴びて帰ってきました♪

明日は雪の予報。
工事の方たちの足が心配です。

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節分と成長

2024-02-03 | 季節のこと

今日は節分ですね。
毎年、夜にはベランダで豆まきをします。今夜も!

昨年、孫🐒が保育園で作った鬼のお面も一緒に飾っています。
懐かしいなあ・・
もうあれから一年が経つんだなあ。

昨年の今頃は孫2号🐥が生まれ、🐒を預かったり息子の家に泊まり込んで世話をしたり。
保育園の送り迎えに引き続き、3月には転勤に伴う息子たちの家の引っ越しの手伝いまでしたっけ。
私も大変だったけど、孫1号🐒 にこそ試練の春だったんだなあ .. としみじみ。()*・。.

🐒を相手に悪戦苦闘した当時の記録は『やだもん🐒の春① 〜⑥』に書き記していて、今振り返っても懐かしくて可笑しいです。
こちらは 『やだもん🐒の春①』

 

やだもん🐒 の春① - 四季に暮らす

忙しくなってきました!!保育園の送り迎えをするのは初めて..若いお父さんやお母さんと挨拶をしながら足を踏み入れた保育園は、明るく温かい雰囲気。園長先生も保育士さん...

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一時はどうなることかと思ったその孫🐒も、すっかり優しいお兄ちゃんになりました!
一年の月日ってすごいですね。
また今度帰省してきたら、お兄ちゃんぶりを見るのが楽しみです。

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一年の中で一番寒い2月には、中学受験や私立から始まって3月の国立まで続く大学受験・・
昔から家では緊張が続いて気が抜けない試練の多い月でした。
豆まきをするのは、なんだかそんな気持ちを晴らすようなところもあったかも。

そして二月には、実家の父と義父の命日もあり、両日とも底冷えのするみぞれ混じりで、それはそれは寒い日だったのです。
そんな二月の鼻の奥がつん .. とするような記憶も、孫🐥が生まれたりして明るく塗り替えられていくのは嬉しいことです。

春が待ち遠しい季節ですね。(^-^)

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ふくら雀とワレモコウ

2024-01-22 | 季節のこと

暗いニュースで始まった2024年も
お正月に、届いた年賀状の写真を見たり近況報告を読むのは毎年の楽しみ。

そんな中、一人の友人から年賀状が届いていないのが少し気になっていました。
地方都市に住む彼女とは40年近くも会えずにいたのに、年賀状だけはずっと交換していたのです。

年賀状仕舞いを考える年も近づいてきているのかなあ・・と思ってみたり。
時々そんなことをぼんやり考えたりしていた先週のこと、
彼女のご主人から寒中見舞いの葉書が届きました。
彼女が昨年病気で亡くなっていたなんて ..

驚き .. 気持ちが落ち込みました・・
前の年にもらった年賀状を探して読んでみたけれど、そんなことは全く感じない近況報告だったのです。
きっといつか彼女が東京に遊びにきてくれる日があるような気がずっとしていました。

有名人や芸能人の訃報に触れると、どんな人でもいつか必ず死ぬんだなあ・・と思いながらご冥福をお祈りするけれど
同じ年の友人の死は、すんなりとは受け入れられないですし、心にずっしりきます。

結婚式には出られなかったので、お会いしたことはなかった彼女のご主人に手紙をしたためながら
「彼はこんな名前なの!!面白いでしょ♪♪」と、打ち明けられ、確かに一度聞いたら忘れられないお名前で、一緒に笑い合ったた日の彼女の笑顔と明るい声を思い出していました。

災害も事故も病気も、誰の身にも起こりうること。
「いつか会える」と思っていないで、会いたい人には会っておきたいと思い始めた60代です。

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「週末は寒波がやってくる」という予報でしたが、それほど寒くはなかったような気がします。
日曜日は午後からは青空も広がり、大寒なのにやっぱり今年は暖冬だなあと思いました。

冬至から一ヶ月、少し日も伸びてきましたね。

 先週金曜日、近所の百日紅(サルスベリ)です。↓



暑い夏には鮮やかな花に元気をもらう百日紅。私は冬の姿も好き。
いつも「吾亦紅」と思いながら見上げています。^^

2021年のこの時期にこんな記事を書いていましたね。
毎年同じような思いを抱くなあ。

 

吾もまた紅なり、ワレモコウ - 四季に暮らす

よく通る道の百日紅(サルスベリ)の木夏の暑い盛りの間中ずっと、濃いピンクの花をふわふわにつけます雨風が強く吹き荒んだ翌日には、木の下にピンクの絨毯をふんわりまあ...

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先日の金曜日には、この百日紅の木に雀が数羽遊んでいました。
どうやら、百日紅のこの実を食べているようです。
なかなかうまく写真を撮れませんでしたが。^^;



まんまるにふっくら膨らんで、かわいいですね。(^.^)
ふくら雀は福良雀とも書き、振袖の帯結びの一つでもあります。

商店街を抜けて、品川荏原神社の寒緋桜の様子を見に行ってみました。
ヱビス様の頭上に枝を広げる寒緋桜もまた、蕾を膨らませ始めています!







毎年季節がめぐり、春に向かって膨らむ蕾や飛び交うかわいい小鳥たちを見ていると、
人の命もまたどこかに生まれ変わるような気がしますよね。

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