横浜型「もったいない」運動がスタート

今日横浜市の中田市長より「コンビニの余剰食品」を有効活用・・・という新しい試みについて記者発表がありました。

私達「さなぎの食堂」が、コンビニのローソン店舗で余剰となったパンや弁当などの食品を活用する取り組みをスタートします。市長は「G３０」を通じて循環型社会の実現に取り組んでいる横浜から、この「もったいない運動が発信されることにより、身近なことから「もったいない」運動の輪がさらに広がっていくのが願いです・・・と話されました。

この取り組みで私達はローソンから頂くパンなどを５０円の単品としてお客様に召し上がって頂いくことになります。定食でご飯の大盛りを注文されたり、単品のおかずを足していた方が、新しくパンをメニューに加えて下さって、「毎日ご飯だと、パンが食べたくなるんだよね～」とか「デザート代わりに嬉しいよ」とか言って頂けると私達もホットした気持ちになります。

今日から新しくスタートするこの「もったいない運動」の試みがもっともっと広がって全国の「もったいない余剰食糧」とムダに捨てられる多くの食材が赤字経営！の「さなぎの食堂」にぞくぞくと集まって来る日が近いことを心から願っております！皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さなぎの食堂へのご寄付は・・・郵便振り込み先 記号002707ー番号80145・・・
こちらも、ご協力を頂ければ本当に嬉しいです。




何だか～ものものしい雰囲気～！　　市長、記者の入室を待っているところです。
前の椅子に新聞社の方が　ずら～りと着席して、質問を受けました！

昼休み・マイブーム・in 食堂

毎日不順な天候が続いていますね。お年寄りやご病気の方には辛い季節かもしれません。今年も後半戦にさしかかろうとしています。食堂も皆様のご要望を伺いながら又夏向きのメニューを考案中ですので、ご期待下さいね！

最近の昼休みは「王将戦」の熱い戦いが繰り広げられています。皆お昼ご飯もそっちのけで、王より飛車を可愛がっている？ようですが・・・・。

ランチタイム・コンサート

今日は食堂のお昼休みにオランダ人のアルバートさんがヴァイオリン・コンサートをして下さいました。アルバートさんは昨年ホステルにお泊まりになったお客様で、元プロの音楽家です。

一部では「日本の歌」をアルバートさんのヴァイオリン演奏で、皆で合唱・・・
赤とんぼ、叱られて、庭の千草、はるかな友へ、ふるさと,等を童心に返って口ずさみました。今回はアルバートさんのご希望でぜひ日本の歌を・・・と言うことで急遽、伴奏のミカさんのご自宅で練習をして下さったそう・・・。ご本人は「はるかな友へ」が一番好きだ、とおっしゃっていました。

二部はおなじみのモーツアルト「メヌエット」、マスネ「タイスの瞑想曲」グノー「アベマリア」と深い、美しい旋律に心が洗われる思いでした。

コンサートのラストは、ホステルにチェックインをしたばかりの、日本人とオランダ人の若いカップル、さなぎの家の皆さん、へルパーさんなど約２０名のお客様とひとつになって、本邦初公開の「オランダの結婚式マーチ」を皆の手拍子で盛り上げてお開きになりました。

短い時間でしたけれど、ほっとつかの間、異空間に迷い込んだような、幸せなお昼のひとときでした。アルバートさん、ミカさん、本当にありがとうございました