「さなぎの食堂」へようこそ!

食券一枚で三食、現金300円から暖かい食事の出来る食堂です。からだに優しい「日替わり健康定食」をお楽しみ下さい。

問題意識

2006-12-02 22:49:17 | Weblog
昨日の午後は横浜の市立高校の生徒さんお二人が校長先生の引率で、さなぎの食堂を訪れて下さいました。3年生の女子生徒さんで、すでにT大学の文学部人間学科にAO入試で入学がきまっている方と、もう一人も社会福祉学科に同じくAOではいり、将来は社会福祉士を目指している・・・目がキラキラと輝いた、可愛いお二人でした。
ローソンと共同の「もったいない運動」への問題提議のこと、寿町における食堂の役割、衣、医、職、住 との連携などをお話して、寿町の町をご一緒にめぐりました。
重篤な病の床にいる、食堂の元常連さんのターミナルケアに取り組んでいる、看護婦さんの真純さんにバッタリ出会ったり、「セカンド。ハーベスト」の和田さんの配送車に遭遇して彼らの取り組みの話しを聞けたり・・・と、少しは肌で何か、を感じて下さったでしょうか・・・。又2月になったら、ぜひぜひ食堂に遊びに来て下さいね。


校長先生から見学前に頂いているお手紙によると・・・
『彼女は、社会を変えるために、卒業後は公務員になりたいと思っています。彼女が今、社会問題で一番憂えていることは、食料の無駄遣いで、特にスーパーやコンビニで、売れずに捨てられる食べ物のことが気になってしようがないと思っていました。
 私が、尾上町のローソンで出た賞味期限後で販売期限前のおにぎりやパンを、
さなぎ食堂さんに譲るシステム作りについて教えたところ、興味を持ちました。
そして、6月の、市長とローソンとさなぎ食堂さんの記者会見資料を渡しました。
 それを読んだ彼女は、自分がなんと思い上がっていたのか、と気づいた、だれもが何とか工夫しようとしているが、簡単にはいかないことなんだ、でもみんなが努力しているということがわかってうれしかった、と言いました。
 そこで、一緒に現場を見学に行かないかと誘ったら、ぜひうかがいたい、と申し出ました。』

校長先生、お疲れ様でした。ありがとうございました。




寿町勤労者福祉協会のパブリックアートも見て頂きました。