またもやメアリ・インガルスの詩から
「誕生日に思うこと」
また1年が過ぎた
でも わたしの心は明るく青い
希望と信仰にあふれ
まもなくすべてがいいようになる
今日のわたしの心には
賛歌が込み上げ 鳴り響いている
数え切れない祝福が
これからの旅路に与えられたのだから
神に感謝
わたしに生を与えてくださったこと
人生に痛みや苦しさはあたりまえ
でも わたしは高い梯子をのぼっていく
地上から天国へと導いてくれる梯子
誕生してから永遠の命を授かるまで
だからわたしは恐れない
苦しみや悩みを避けたりしない
天国のほまれが
神のあふれる恵みに満ちて
わたしのものとなりますように
いつの日かそこへ行けますように
だから二度と決してこぼすまい
願う喜びが得られずとも
耀く顔をあげてわたしは待つ
楽園のとびらが開くのを
『ローラからのおくりもの』
ウィリアム・アンダーソン編
谷口由美子訳
1999.11.25 初版
岩波書店
いつの誕生日かは不明。
でも失明後、大学を卒業して我が家に戻ってからの
詩だとは推測できる。
妹ローラの結婚
将来への不安
人生の無情への恨み
凡人なら当然浮かんでくるいろいろな葛藤を
すべて自分の中で整理して、詩に昇華した珠玉の一篇だと思う。
30代を迷いながら生きているけれど
指針にしたいひとつ。
「誕生日に思うこと」
また1年が過ぎた
でも わたしの心は明るく青い
希望と信仰にあふれ
まもなくすべてがいいようになる
今日のわたしの心には
賛歌が込み上げ 鳴り響いている
数え切れない祝福が
これからの旅路に与えられたのだから
神に感謝
わたしに生を与えてくださったこと
人生に痛みや苦しさはあたりまえ
でも わたしは高い梯子をのぼっていく
地上から天国へと導いてくれる梯子
誕生してから永遠の命を授かるまで
だからわたしは恐れない
苦しみや悩みを避けたりしない
天国のほまれが
神のあふれる恵みに満ちて
わたしのものとなりますように
いつの日かそこへ行けますように
だから二度と決してこぼすまい
願う喜びが得られずとも
耀く顔をあげてわたしは待つ
楽園のとびらが開くのを
『ローラからのおくりもの』
ウィリアム・アンダーソン編
谷口由美子訳
1999.11.25 初版
岩波書店
いつの誕生日かは不明。
でも失明後、大学を卒業して我が家に戻ってからの
詩だとは推測できる。
妹ローラの結婚
将来への不安
人生の無情への恨み
凡人なら当然浮かんでくるいろいろな葛藤を
すべて自分の中で整理して、詩に昇華した珠玉の一篇だと思う。
30代を迷いながら生きているけれど
指針にしたいひとつ。