ブックエンド

活字中毒で乱読の毎日。
記憶から過ぎ去ってしまいそうな本を
記録しておくことにしました。

皇室の国際親善は小和田雅子には無理

2013-12-09 07:41:55 | 歴史
 昭和天皇の大葬の礼のとき、アフリカ、南太平洋諸島の国々からも国賓が見えた。

 寒空の下、民族の第一正装の腰ミノ一つで直立されていた方がいらした、感動したという記憶を持つ人がいる。自分もおぼろ気だがそんな気もする。

 真偽はどうあれ、即位、葬儀は国の一大行事で、来賓は最高の礼儀を尽くすのが当然だから、そういう記憶も生まれるのだ。

 これだけ多くの国の方々が、正装で日本まで参列くださっている、日本て案外いい国だと、当時受験生だったが思った記憶がある。

 エリザベス女王の戴冠式。敗戦国、昭和天皇が出席できない中、皇太子だった今上陛下が、元の敵国へ赴いた。

 19才の少年が、冷たい視線に耐えながら卑屈にもならず、日本の代表として立った。
 若い女王陛下がこの先負われる責任と英国の権威を思い、礼を尽くしてお辞儀をされた。


 精一杯の礼が、昨日までの敵国の詩人の胸をうち、数多の王族はいるがこの少年プリンスほど清らかなものはいないと歌わせた。

 雅子妃、あなたにそれほどの覚悟と伝えられる人間性があるのか?被災地にも水俣にもいけないほど臆病者のあなたに?

旧ソ連に赴任した大使。雅子妃の父、小和田氏では勿論ない。

 ロシアにはウォッカをイッキ飲みできないと親しくなれない慣習があるとか。
 大使はアルコールは飲めなかったが、場の雰囲気を盛り下げてはいけないと飲み、急性アルコール中毒で倒れ病院送り。
 
 しかし、そうまでした大使は立派なサムライであると、ホストのロシア人は大の親日家になったとか。

 私心を捨て、命がけで伝えられる誠意もある。ビジネスと打算、国同士の利害が渦巻きあう中でも、国を背負って立つ人の覚悟と振る舞いは、他国の人の心を打つのだ。



 体調悪いんで~、お式は参加できないかもしれません~等ということがどれだけ恥ずかしいことか、日本史、現在の国際情勢を鑑みれば明らかだ。

 各国元首が集う葬儀即位の時は、各国インテリジェンス上の草刈り場だ。戦場といってもいい。

 プロトコル無視、サーヤ様のお式に白いドレスを着用するようなドレスコード無視、女王陛下との約束ドタキャン、これまでの数々の非礼と精神疾患を考えると、雅子妃の愚かな振る舞いが危険な外交シグナルにとられてしまう恐れが大いにある。

 国によって賓客に会う会わないの差が激しい、レイシストと呼ばれる雅子妃。これを今回訪蘭されるのは、これ程の無礼を働いている妃を、日本は認めていますよというシグナルととられても仕方がないのだ。

 世界に日本人はそれほどの無礼者だと思われるのは耐え難い。

 ことほど左様に、たかがレセプション、されどレセプションなのだ。

 
 

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