『卑劣な街』

　
昨日、六本木シネマートにて13時の回を見て来ました。

映画を見る前にまずシンハビール１本を購入し『中天』のマグネットをもらいます。持ち帰り可なら２本は買いたいところですが、その場で飲まなければいけないとのことなので１本がやっと。

次に２階の世界展を見に。入口に『中天』の巨大布製ポスターがぶら下がっており迫力です。同じサイズのチョ・インソンのポスターにはサインがしてあり、一緒に写真を撮るファンの方がたくさんいました。映画のオフショットスチールパネルは各４枚ほどあり、ウソンが軍手のような白い手袋をして笑っている写真が素敵でした。

劇場に入ると最前列以外はほぼ満席。なかなか盛況です。

映画は韓国映画っぽくない、とてもリアルな描写と展開が予想を越えて素晴らしかったです。インソン演じる上昇思考の強いヤクザに彼らを取材する映画監督志望の幼なじみを絡ませたところが独自で興味深く、見応えがありました。ただ、そこまでリアリティにこだわるなら返り血を浴びないという描写はナシにしてほしかったですけどね。

ところで韓国では闇社会には銃器は流通していないのでしょうか？　ドラマ「オールイン」でも思ったんですがヤクザ同士の抗争となると必ず金属バットや鉄パイプなどで長い時間殴り合い、そして短刀でグサッというパターンなので見ているこちらは痛くてたまりません。兵役があってもヤクザになるような人間には銃を手にする機会は逆にないということなんでしょうか。ちょっと調べてみようと思います。

『卑劣な街』の東京での上映は明日31日で一旦終了し、10月６日から12日まで再度上映があります。韓国映画を見たことのない方もヤクザ映画がお好きの方にはオススメできる出来なので是非どうぞ！