韓国版のDVDはけっこう前に届いていたのですが、プロジェクターで見れる時間が作れるまで我慢していました。未公開でスクリーンでの鑑賞がかなわないなら、やっぱり最初は大画面で見たいですものね。
まだ本編ディスクしか見ていませんが、音声は5.1サラウンド、DTS、監督・プロデューサー&撮影監督のコメンタリーの3本。ウソンのコメンタリーが収録されていないのは残念でした。字幕は韓国語と英語です(コメンタリーには字幕はついていません)。
ネタバレなしの感想ですが、悪い評判ばかり聞いていたのがよい作用をしたようです。オープニングからのウソンのアクションもカッコよく、韓国映画らしい情に訴える映画でなかなか泣けました。また音楽が素晴らしいので物語の中にすんなり入っていくことができるのです。話がシンプルなので英語の字幕でも物語を把握するのは難しくないんですね。いろいろ言われているテヒ嬢の演技は確かに発展途上で物足りないですが、ウソンファンなら文句なく最初から彼に感情移入でき、楽しめる映画でしょう。
アクションでもCGでもドラマ性でもなく「情」に注目して見ること、これがポイントだと思います。