ent.qq.comより↑
韓流ファンとはいいながら、私のルーツは香港映画にあるので、やはり好きなスターは中華圏にもたくさんいます。
ということで当選した『頭文字D』のプレミア試写会@新宿歌舞伎町に行って来ました。
午後4時からの広場で行われたフリーイベントはもうすごい人で、ステージが高くないのでほとんど出演者の顔は見えませんでした。幸い、試写会の列に並ぶために持参した小さな椅子があったので、それに立ってなんとか少しだけ顔が見れました。その様子は
ココ(香港文匯報:中国語)と
ココ(毎日新聞:日本語)で
誰のファンかと言うと、エディソン・チャン(陳冠希)です。『インファナル・アフェア』シリーズで知って気になっていたんですが、日本映画と縁のある彼は深作健太監督の『同じ月を見ている』に出演したりして、どんどん親しみを感じるようになったんです。
イベントや舞台挨拶でのエディソンはなんというかお茶目という形容詞がピッタリ。だけど何も喋っていなくても、ただそこにいるだけでキラキラしていて(ついでに耳にもすごく大きなダイヤ様の輝くピアスをしていた)天性のオーラにあふれている人でした。ちょっと褒めすぎかなあ(笑)。それからショーン・ユーも映画の中よりもずっとかわいい感じがしました。
でも存在感で他を圧倒していたのは、断然アンソニー・ウォンですね。広場ではおしゃれなリボンタイ姿、舞台挨拶では和服姿と、場をさらっていました。和服はあまりに似合いすぎていて中国人だとういうことを忘れてしまいそうでした(笑)。うん、ハリウッド映画から日本人役をオファーされても全く問題なく演じられますね。
肝心の映画ですが、とてもシンプルなエンターテイメントになっていました。私は車は全然詳しくないんですが、榛名山のカーブを空撮した映像が気持ち良かったです。手に汗握る、という演出ではないので、わりと安心して見ていられました。日本語吹き替えだったこともあり、中国人が日本人を演じているという違和感はなかったです。この調子で他の日本の漫画も香港で(且つ
いい監督を起用して)映画化してくれないかしら、とマジに思ってしまいました。