salamis@一周年(ハママツHP910)のblog

ハロプロやら競艇ヲタ(地方)競馬ヲタ無線ヲタ鉄ヲタクルマヲタバイクヲタ・・・ヲタの総合商社と化してます

電気通信主任技術者にチャレンジしました

2024-02-24 15:35:16 | よしなし事

この前第二種電気工事士のチャレンジの様子をアップしましたが
私はどっちかというと強電よりは弱電の方の人間なので、通信関係の方が得意です。

なので次は通信系の資格にチャレンジしてきました。
通信系資格というと、無線の資格が有名ですが、もう一つ有線伝送も含めた通信の資格で
電気通信主任技術者が有名ですね(それ以外だとIT系の応用情報とかITストラジストとかでしょうか)

ということで電気通信主任技術者にチャレンジすることにします。

この試験はシステム 設備 法規の3科目から構成されていますが
第二級陸上無線技術士をもっているのでシステムが免除となり
法規と設備の2科目だけの受験となります。

また、電気通信主任技術者は伝送交換と線路の2種類の資格がありますが
私は伝送交換をうけてみることにしました。

この理由は通信系の資格は無線系の資格と相互に科目免除が行われていて
電気通信主任技術者(伝送交換)をもっていると
第一級陸上無線技術士を受験する際に、無線工学の基礎と無線工学Aが免除となり、
法規と無線工学Bのみの受験でよくなりますので
陸一技を受ける際のステップとしても受験する需要もあります。

(電気通信主任技術者が法規 システム 専門 設備の4科目だったころは一陸技を
 もっているとシステムと専門の2科目免除になったので逆ルートも多かったようです
 今は一陸技をもっていてもシステムの免除しかありません)


また、ネタにしてなかったので初挑戦のように見えますが実は一回受けてまして
ほぼ無勉強状態で受けたので橋にも棒にもかからないでしたが
それでも設備や法規もあと5問正解できてたら合格できてたくらい得点できてたので
本格的に勉強すればいけるのでは?とおもってチャレンジした次第。


今回は万全の準備で受験!とおもいきや前にレポートした電気工事士の対策に思いのほか苦戦してしまい
試験は1月下旬でしたが本格的に勉強開始したのは12月からというありさま。
勉強法については電気主任技術者ほどポピュラーな資格ではないので
なかなか教材ありません。通称クジラ本という解説本はありましたがそれはたまに読む程度で
実際は過去問をダウンロードしてひたすらやるというスタンスでした。

それでも無線分野はなんとか得点できるものの交換設備などはまったく知識がなく
問題を見てもさっぱりな状態、そんな状態で助かったのが過去問解説ドットコムというサイトで
有料ですが過去問の解説を販売しています。
まずは過去問をやってみて、解説を見てという作業を1問1問やりこんで過去10回分くらいは回しました。
そうするといままで触れてこなかった分野もなんとか回答できるようになってきました。

設備が手こずっていたので法規の勉強開始が遅れてしまいましたが
法規も過去問解説を活用してなんとか過去問をやりこみました。

ただ過去問をやるにも現在のシステム 設備 法規 になったのは令和3年度から過去5回しか行われていません
それまでは4科目行われており、設備に統合された専門分野についての勉強方法に悩むところですが
これまでの知見で旧データ通信部門がよく出題されるとのことで、私も旧専門のデータ通信分野のやりこみました。

そういうわけでいよいよ本番

会場は名古屋市の熱田神宮の近くにある工学院専門学校でおこなわれ、7月のときと同じです。
午前中に設備、午後に法規とシステムという時間割です。

まずは午前中の設備からですが、開始早々過去問にない問題が続出してかなり焦ります。
それでもこれまでの知識を生かして選択肢を排除してあとはカンの勝負にもっていきます
計算問題は比較的簡単で得点できたので論述でどこまでとれたか自信がないまま終了。

そして、午後の法規ですが、こちらは新問もありましたが比較的スラスラ回答できたとおもいます。
正直伝送はヤバイと思っていたのでせめて法規だけでも取れていてほしいという気持ちで
マークチェックの際 「自信あり」 「半信半疑」 「まったくわからない」 に問題を分類して
仮に「半信半疑」は半分正解したと仮定しても合格点は取れそうということが
分かって、安心して退出。

試験後は自己採点といきたいところですが、マイナー資格だけあって電気主任技術者のように
出版社による解答速報とかがありません。
5ちゃんねるで有志による解答速報がまとめられていたので
それをもとに答え合わせすると不安の伝送も合格点はありそうです。

ただあまりに冷静さを欠いていたのか
「正しいものを選べ」と「誤っているものを選べ」が最初はわかっていたのに
選択肢を2択までに絞ってどっちだろうと頭をひねっているうちに忘れてしまって
間違って正しいものを選べという問いに、誤っていると判断したものをマークしてしまう
という致命的ミスを2問もやっていたことに気づきました。

それでも合格点はあるのでよさそうですが、これで不合格になったら目も当てられません
十分にマークミスチェックはしたはずですが、こういうところも念入りに見なくてはいけませんね

そして翌週には公式の解答速報があがり、不正解だとおもってたものが一つ正解だったことがわかり
ほぼ致命的なマークミスがない限り合格と確信できた状態でいよいよ合格発表を迎えました…

 

 

結果は見事合格!やりました!
伝送は新問続出で合格率も悪かったみたいですが何とか努力が通じました。
自己採点では設備は116/150 合格点90 法規は86/100 合格点60でしたが実際は不明です。


総括すると

・計算問題は基本的に簡単なので確実に得点できるようにする。

・範囲が広いので、無線しかやってない人には電話やCATVに関することITに関することなどは知識がない状態で勉強する必要があり大変
 
・IT系の分野はアルファベットだけの用語が多く(例 ICMP S/MINE PGP等)なかなか覚えられない、
ディスタンスベクタ型リンクステート型みたいなカタカナならまだ覚えられるのですが

・範囲はやはり広く、過去問だけでは対応できないものも多いが今回は過去出題がなかった衛星通信がでたり、旧専門のデータ通信の分野もでました。
ただ過去問が完璧にできればあとはカンや一般常識で合格点は取れそう

・無線をやってる人なら無線に関する問題は比較的容易、あと電源に関する設問も比較的容易なので確実にとりたい
あと後半は工程管理とか安全管理とか情報セキュリティーに関する出題が多くこれは従事していれば事務系の人でも取れると思います。

・選択式なのである程度カンは聞きますが、Aのみが正しい ABが正しい ABCが正しい 正しいものがないなど 選択肢が多く
1つが分かれば正解できるというものではなく難易度は高いと思います。


資格証の申請期限は合格日から3か月以内と期限があるので忘れずに申請して現在資格証待ちですが
これで夢の一陸技に近づきました。
ただ、電気通信主任技術者は次々回から大幅な値上げが予定されています(参照
これによると18,700円と今でも電気主任技術者などと比較して高いのに29,000円とかなり高額になってしまいます
次回はまだ現行の金額なのでこの勢いで線路も受けてしまおうかな?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第二種電気工事士にチャレンジしました その2

2024-02-05 23:31:21 | よしなし事

そしていよいよ12月24日 クリスマスイブですが技能試験当日です。

会場はここ


あれ?どこか見覚えあるような

そうですハロプロでも何度かつかったことのある
センチュリーホールのある名古屋国際会議場ですね。
最近ではモーニング娘。'20の春ツアーが予定されてましたが
コロナでなくなってしまったのが懐かしいです。

会場に入ると、こんな感じでいくつかの会議室で分けて行われるようでかなりの数の受験者がいるようです。

 


(クリックで大きな画像になります)


受験者も老若男女いるかんじで、女性の若い方もいました。

私の会場は心配された机の広さは全く問題なく奥行でも60cmくらいあるんじゃないか
というほどあるのでこれは大丈夫かとおもいました。

そして今回本番にあたりこのようなテクニックを使用しました。

・複線図は消せるボールペンの4色タイプを用いて3分以内に書く
・ケーブルには番号をつけて切断する長さを書く
・ケーブルは最初に全部切る

・ケーブルにマスキングテープで番号を振り2.0mmのものをまず両端を処理
 ⇒これは番号順にやると2.0mmのケーブルに間違えて1.6mmのストリップを挟んでしまい
  ケーブルを傷つけてしまうので、最初に2.0mmを全部処理することに
  あとケーブルの番号はマジックで直接書いてもいいという意見もありましたが
  確証はないし、また事前に番号札をつけたクリップを用意しようかとも思いましたが
  自作した工具はNGというところもあり、失格になっても困るので
  開始時間になったらマスキングテープで番号を書いて貼る作戦に

・端末器具を先につけて、結線は最後に

・リングスリーブは圧着前にサイズ確認

・アウトレットボックスの外装剥きは10cmと13cmのどちらかが主流のようですが私は12cmで剥きました

・ランプレセプタクルは外装は4.5cm 絶縁被覆は2cmで剥く

・アウトレットボックスがあるものはまず何よりゴムブッシュを取り付ける

といった感じ、いずれも練習を何度かして確立させていったものです


実際の試験ではまず材料が配られ、材料確認タイムがあるのですがそこで配られる材料で何番の問題かは
ほぼ分かってしまいます。私の場合はリモコンスイッチのNo.8の問題だとすぐわかったので
材料の確認をしつつ頭の中で順番をシミュレーションしていきます
ここだけかは知りませんがスケールの机の固定は試験開始前はNGであるというアナウンスもありました。

いざ試験スタート!脳内シミュレーションに従って机にスケールとビニール袋の固定から勢いよく進めますが
あまりに勢いよく進めてしまったせいでここでストップウォッチのスタートを押すことを忘れてしまいました
幸い腕時計も持っていたのでストップウォッチは使わないことに

あとNo.8はVVRのケーブルがでるレアな問題です。
VVRは剥く練習をほとんどしていなくて一瞬心配になりましたが、
Youtubeでみた後ろから中身をドライバー等で押し出す
裏技を使って難なく剥くことができました。

あとはリモコンスイッチからの配線3本をアウトレットボックスの1つの穴にいれるため窮屈なことと
接続先を間違えないことだけを気を付けて、最後の結線を終えた頃は30分経過したくらいだったので
約10分くらいあったので念入りに欠陥がないかチェック

あと綺麗に作成するとあまりチェックされないというウワサもあるので
できるかぎり配線を綺麗に曲げたり、リングスリーブの刻印をわかりやすくするように整線したりして試験終了。


比較的No8は簡単なので回りもほとんど形にはなっていて明らかに終わってない人はいませんでした
指示に従い名前札を取り付けて終了なのですが、そこから一人ずつ退席するので
名古屋国際会議場のような大きい会議室だと時間がかかります。
その間ずっと待っていないといけないので、明らかに終わってない人には晒し者タイムになってしまいます。

私はそれなりに自信はありましたが、目で見える範囲で結線が間違えてないか待ってる間もチェックしまして
そしたら目に見えない部分のシーリングのWに白線を確実に差したかの最終チェックをしてないことに気づき
一気に不安になりますが、もはや触れないし、差すときは必ずWを確認して差すことは心がけていたので
まず間違えてないだろうと自分に言い聞かせ、退出を待ちました。

そんなわけで試験から終わっても
ペーパーテストのように自己採点ができないため、不安はぬぐえませんでしたが
いよいよ合格発表がWebで行われ恐る恐る紹介してみると


無事合格できていました!
心配は杞憂のようでしたが、ネット上には自信がある人でも本番ではありえないミスをするものだとか
練習では1度もしなかったミスをするとか、ミスにすら気づかず不合格になったというレポートも見ていたので
油断はできませんでしたし。
実際本番の周りの工具がガチャガチャ音がして時間がどんどん減っていく環境では
焦ってなかなか練習どおりとはいかないのもよくわかりました。

これから免許申請ですがDIYにもよく使える資格なので
いろいろ活用していきたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第二種電気工事士にチャレンジしました その1

2024-02-01 23:50:06 | よしなし事

昨年電験三種に合格したので
家の電気を自由にいじれるぜというとそうではありません。

電気工事士の資格がないとコンセントの増設などの作業はできません。※注1
しかし、電験三種をもっていると電気工事士は学科免除となり、技能試験のみとなります。

第一種と第二種どちらも学科免除なのですが
第一種は技能試験に合格しても、実務経験がないと資格証は交付されないので
一番ポピュラーな第二種にチャレンジしてみることにしました。

第二種は乙四のように受験者も多くネット上にもいろいろ情報があり
軽い気分で申請してみたのですが

これが甘かった。

技能試験なので、当たり前ですが暗記などではなく実際に手を動かす必要があります。
試験問題は事前に候補が13問公表されていますが
事前情報によると難易度に結構差があり
時間との戦いになるとのこと。

当然練習しようと思うのですが
工具が必要なほか、電材やケーブルも必要になってきます。

とりあえず工具はネットで定番のホーザン製のモノを中心に買いそろえ
電材はヤフオクで中古のセットがいくつか売ってますので
ケーブルも含んでいっぱいありそうなものをチョイスして
足らないケーブルはホームセンターで買いそろえました。

お金があれば工具も電材もケーブルも練習セット商品がありますが
結構なお値段がします。
なので中古電材とホムセンのケーブルや工具で挑みました。
それでもかなりのお金が飛びました
少なく見積もっても2万円は使ったと思います。

電験三種はもってますが電気工事士にその知識が活かされるかというとそうでもなく
電気工事士はほとんどテクニックの世界で
まずは複線図の書き方から練習するのですが、複線図は電験の試験ではでてこないので
ゼロからの勉強です。
複線図をある程度書けるようになったら実際に練習開始ですが

試験時間は40分なので40分ほどでできる内容なのですが
事前に電材を揃えたり
終わった後のバラシに思いのほか時間がかかるので
1日に何回もできません。

なので最大でも1日2回を限度に13問ある候補を2週はできるように
計画的に練習してみました。

最初は40分ギリギリで本番が不安になるも
やはり受験者が多い試験なだけあって
ネット上やYoutubeにいろいろ受験テクニックが転がっており
輪作りのやり方とか合格ゲージや合格クリップ、合格マルチツールなどの時短工具の使い方が勉強になりました。
あとランプレセクタプルは一般的なPanasonicではなく明工社のが使われるとの情報をキャッチし
ネットで明工社のを取り寄せたりしました。

なかでもYoutubeの「あにまる電工」さんはかなり参考にさせてもらいまして
初めにケーブルを全部切るなどのテクニックを身に着けていくと
大体30分前半でできるようになっていきました。

ただ複数回練習する場合、全て新品のケーブルを用意できればよいですが
大抵はケチって使いまわすと思います。
そうすると器具間がどんどん短くなるほか、よれて被覆が剥きにくくなったり
またケーブルがなくなるとVVFならホームセンターにも売ってますが
VVRの1.6mmや2.0mmといった単線はホムセンでは売ってないので
仕方なくシリコンハウス共立から通販で買ったりしました
あとEM-EEFケーブルはなかなかホムセンでは売ってないですが
1.6mm-2Cだけですがコーナンプロになら売ってました。

あとは試験会場は机が狭いことがあるということで
工具を机におかなくてもいいように腰袋を買ったり
机をマスキングテープで区切って練習したりして本番を迎えました。

長くなったので試験本番や試験にあたってやったテクニックなどは次回にしようと思います。

 

※注1
電気主任技術者の資格があれば認定電気工事従事者の講習を受けることができます
そうすれば高圧受電の低圧部分の作業はできますが、
普通の家のような低圧受電の低圧部分は触れないという謎な人間ができあがります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする