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「跡取りを産め」攻撃を拒否! 夫の実家との「縁切り」を決意した日

2021-09-05 15:30:00 | 日記

下記の記事は婦人公論.jpからの借用(コピー)です。

私が結婚したのは夫ではなく、夫の「家」だったの……!?  その衝撃に惑わされながら、なじもうと努力もしたけれど、もう限界。妻たちは姑の理不尽に猛然と立ち向かった――(取材・文=山田真理)
はじめは仲良くできると思った。「いい嫁」になろうと努力もした。好きになった人の家族だもの、多少のことには目をつぶって――でもやっぱり、無理なものは無理。このままでは、「あの人たち」の血を引く、夫のことまで嫌いになってしまいそう。
価値観の違いや無理難題、身内だからという甘え等々に耐えかねて、夫の実家と距離を置くようになった妻たちがいる。「ひどい嫁」の汚名覚悟で挑んだ、縁切りまでの経緯、現在の心境を聞いてみた。

「跡取りを産め!」の電話攻勢に…
「20年前、婚約の報告に、“ご本家“へあいさつに行ったときから、なんとなく嫌な予感はしていたんですよね」と語る伊藤里香さん(仮名・49歳)。
姑は転勤族の舅について各地を転々としていたが、代々続く旧家の一人娘。その長男である夫と結婚するからには、生まれてくる子は大事な跡取り。当時は本家に健在だった夫の祖父母を前に、「『この庭にも久しぶりに鯉のぼりが泳ぐのね』などと姑に言われ、背筋がゾーッとしたものです」。
その発言が本気だと気づいたのは、新婚わずか10日目にかかってきた「妊娠した気配はない?」の電話。
「毎日必ず、ひどいときは朝昼晩とかけてくる。姑は友人も少なく趣味もないので、最初のうちはこれも親孝行と我慢していたのですが、だんだん重荷に感じて。夫の口から『新婚なのだから、毎日かけてこないで』と言ってもらったんです」
しかしマザコン気味な夫の言葉は姑には響かず、「いいじゃない、ヒマなのよ」とあっさり。その後も電話攻勢は止まず、ストレスをためながらも半年ほどつきあっていた。
誠意を込めて書いた手紙は便箋5枚分
「でも、『もう許せない!』と思うことが起こって。私が最初の子どもを流産してしまったときです。姑は仰々しく墨文字で”流産お見舞い“と書いた包みを送りつけ、中には現金が5万円。怒りと悲しみを抑えながらお礼を伝えると、姑は『これに懲りず、ぜひ立派な跡取りを産んでちょうだいね』と懇願してきて」
さらには、同時期に義妹が妊娠したことを無邪気に報告してくる始末。あまりのデリカシーのなさに、里香さんの怒りも沸点に達し、「手紙で、『電話の回数を減らしてほしい』『子づくりの話をされるのがつらい』『義妹と比べられている気がする』といったことを伝えたのです」。
誠意を込めて書いた手紙は便箋5枚分。しかし激怒した姑は倍の10枚にびっしりと、「好意をすべて悪意にとる生意気な嫁」と悪口を書き連ねて里香さんの実家へ送りつけた。
「姑の無神経さには、もう怒りを通り越して呆れました。でも、それから何ヵ月間かぴたりと電話が止んだのは、実に快適でしたね(笑)」
姑の意外な一面を見た夫は、やがて里香さんの味方に立つように。そのおかげかはわからないが、しばらくして無事に妊娠。生まれたのは男の子だった。
「産院にやって来た姑が、『里香さん、お手柄でした』とのたまったときは、心の中で『江戸時代かよ!』と突っ込む余裕ができていました」
第2子が女の子で「もう1人男の子を」と言われたときもぴしゃりと断り、中学受験に口を挟んでくれば「時代が違います」とばっさり。言いたいことは我慢しないことにした。
義父のリタイアにともない、本家に帰った姑。久々の田舎暮らしと、煩雑な人間関係を味わったせいか、最近では「必ず帰って家を継げ」という発言も減ってきたそうだ。
「姑が時代遅れな『跡取り信仰』を捨ててくれたら、少しは仲良くなれるかなと期待しているところです」
呪いの言葉攻めで家族崩壊!?
介護施設で働く同僚との結婚にともない、山梨へ嫁いだ林純子さん(32歳・仮名)。
「私の故郷が沖縄だったので、『知り合いもいない遠い所へ、よく嫁に来てくれた』と姑からも大事にしてもらい、本当に幸せでした」
実家の敷地内に新居を建て、子どもが生まれ、穏やかに流れる日々。そこに奇妙な波風が立ち始めたのは、単身赴任していた義父が退職して帰郷してからだという。
「義父には、結婚式の話を蒸し返され、私の祖父母が林家の親戚へお酌して回らなかったことを『非常識だ』と激怒されました。祖父母は高齢で足腰が悪く、そんな風習があることも私たちは知らなかったのに」
純子さんの両親が遊びに来た際に、庭の池に孫が落ちては大変だと気づかって、わざわざ材料をそろえてフェンスを張ってくれたときも、「『両家の間に垣根を作って断絶させるつもりか』と難癖をつけ、その場でフェンスを外させ、父が土下座して謝るまで許しませんでした」。
義父は姑の再婚相手で、夫とは血のつながりがない。そもそも家の敷地は夫の実父が購入した土地であり、「義父は私が実家と結託して、自分を追い出すのではという疑心暗鬼に囚われていたのかもしれません」。
夫は義父に遠慮がちで、妻への仕打ちを咎めることもできない。耐えられなくなった純子さんは別居を提案し、親子3人で市内のアパートヘ。
夫まで「自分もそんな気がしてきた」と言い始め…
「すると今度は、義父と2人だけの生活がストレスになったのか、姑の様子がおかしくなってきました」
最初はアパートヘ来て義父のグチを言うだけだったのが、だんだんと病死した前夫の話になり、夫のことを「『あの子もきっと同じ病気で死ぬ』と被害妄想的に口走るようになったのです。そんな話、妻としては聞きたくないですよね。訪間を断ると電話で同じ話をする。おかしなことに、そのうち夫まで『自分もそんな気がしてきた』と言い始めて……」。
子どもも小さいのに、気弱な発言をする夫。根拠のない呪いの言葉を吐き続ける姑。その元凶である義父。すべてに対して猛烈に腹が立った純子さんは、離婚届にサインを入れて子どもと一緒に沖縄へ帰ることに。
妻の強い決意にうながされたのか、半年後には、夫も車や家を売り払って沖縄まで追いかけて来てくれた。
「それから7年、私は一度も山梨の実家に顔を出していません。沖縄へは夫の実父の位牌だけ持ってきて、『じいちゃんはここにいるよ』と子どもに話しています。ばあちゃんのことは、話題にもしないですね(笑)」
沖縄へ戻ってすぐ、子どもと2人で生きていけるようにと、看護学校に通い始めた純子さん。介護職の夫と看護師という共働きカップルで、仲良く元気に暮らしているという。
「山梨では、あんな義父母に子どもは預けられないし、勉強したいといっても許してもらえなかったでしょう。私自身、20代という若さだから挑戦できたと思う。夫の実家が悩みの種なら、エネルギーのあるうちに決断するのがおすすめです」と明るく微笑む純子さんだった。 


「2人に1人が5年以内に亡くなる」早死リスクを高める"絶対に折ってはいけない骨"

2021-09-05 13:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です。  記事はテキストに変換していますから画像は出ません

健康で長生きするためにはどうすればいいのか。『医者が考案した 骨粗しょう症を防ぐ 1分間骨たたき』(アスコム)を出した整形外科医の中村光伸さんは「転倒による骨折で要介護や寝たきりになる高齢者が多い。健康長寿には丈夫な骨が不可欠だ」という――。
自覚症状がほとんどない骨粗しょう症の重大リスク
規則正しい生活で若い頃からサイクリングや水泳が趣味、メタボ予防にダイエットにも余念がない。そんな一見健康的に見える人でも、ある恐ろしい病気のリスクが高まっている可能性があります。
しかも最近は、長引く外出自粛生活でさらにリスクが高まっているうえに、自覚症状がほとんどないのが怖いところ。特に次のことに当てはまる人は注意が必要なのですが、その怖い病気とはなんでしょうか。
・若い頃から繰り返しダイエットをしている
・サイクリングや水泳が趣味で、跳んだり走ったりする運動が少ない
・通勤や移動はもっぱら車
・デスクワーク中心で外出が少ない
・日焼け対策で紫外線を浴びないようにしている
・糖質制限している
その病気とは、骨がスカスカになってしまう骨粗しょう症です。
骨粗しょう症は、ちょっとした強度にも耐えられないほど骨がもろくなる病気です。骨粗しょう症は自覚症状がほとんどなく、自分の骨がどんどんもろくなっていることを外見から判断することはできません。
ほとんどの人が知らないうちに症状が進行し、転倒して骨折してはじめて気づくことがよくあります。一般的には高齢者や更年期以降の女性に多いとされていますが、若い年代や男性にとっても実は他人事ではありません。
例えば辻学園栄養専門学校の調査では、20代女性の6人に1人が50代並みの骨密度しかなく、WHOの定義する「骨量減少者」に該当しました。
骨粗しょう症は自覚症状がほとんどない病気で、自分の骨がどんどんもろくなっていることを外見から判断することはできません。あなたやご両親は大丈夫でしょうか?
「カルシウムだけでは不十分」スポーツ選手でも骨が弱くなりやすい
骨が弱くなる原因の1つは、骨への刺激が少なくなること。
このことがよくわかるのが、米ミズーリ大学のヒントン博士による調査です。20~50代の男性で、週に6時間以上ランニングする人と、自転車に乗る人とを比較したところ、骨粗しょう症予備軍とされる人の割合がランニングでは19%だったのに対して、自転車に乗る人では63%もいました。
また、バスケットボールやバレーボールの競技者と比較すると、水泳選手は骨量が少ないという報告もあります。これもやはり、水中は骨にかかる負荷が少ないためと考えられます。
骨に適度な負荷がかかると、「より強くなろう」として骨づくりが活性化します。骨への刺激が、骨の主成分であるカルシウムの沈着を促進するのです。逆に負荷が少ないと骨は相応の弱さでよいことになり、骨づくりが停滞します。いくらカルシウムを摂取しても骨づくりに活かされません。
健康や美容に気を使う人は骨の老化を招きやすい
美容の意識が高い人も要注意です。
理由の1つは、日焼け対策で日光を浴びなくなること。紫外線は体内のビタミンD生成を促進します。ビタミンDは、腸のカルシウム吸収率を高める、骨づくりに欠かせない栄養素です。
コロナや熱中症も怖いですが、まったく紫外線を浴びないことはビタミンDの欠乏を招きやすく、骨を弱くする恐れがあるのです。メラニン色素が少ない白人は紫外線を吸収しづらく、ビタミンDの不足しやすく、より骨が弱くなりやすいという調査もあります。
もう1つは、過度なダイエット。特に食事制限によるダイエットは要注意です。
カルシウムやビタミンD、ビタミンKといった栄養素が不足する恐れがあるのはもちろん、女性ホルモンの分泌が減ってしまい、骨を壊すスピードが速まってしまう危険性もあります。また、体重が軽くなりすぎると骨への負荷が弱まってしまうリスクもあるでしょう。
顔の骨量が減ると骨が小さくなり、皮があまることでシワやたるみの原因にもなります。美容のためにやっていることが結局は骨の老化を招き、美を損なってしまっては本末転倒です。
女性は60歳を過ぎたら全員“骨粗しょう症予備軍”
骨量のピークは、なんと20歳前後。一般的に男女とも20歳前後で、一生のうちで最も骨量の多い「最大骨量」に達します。
ピークを迎えた後は、40歳頃までは一定の骨量を維持し続けますが、その後は加齢とともに骨づくりのスピードが衰え、男性も女性も徐々に骨量が減少していきます。
20歳までは骨の貯金期間のようなもの。骨の貯金が少ない人ほど、加齢などで骨量が減りはじめたときに、より早い段階で骨粗しょう症のレベルにまで落ち込んでしまう可能性があるのです。
骨量が増えるのは20歳まで。40歳からはどんどん落ちる。
女性の場合は、閉経を迎えて50歳頃から、急速に骨量が減少します。これは、閉経により卵巣の働きが低下して女性ホルモンの分泌量が一気に減少することで、骨を壊すスピードが加速するからです。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンには、骨吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが流出するのを抑制する働きがあります。
閉経後10年間で女性の骨量は15~20%も減少するといわれ、60代の女性の多くが若い頃の80%前後まで骨量が低下します。そして骨粗しょう症、または、骨粗しょう症予備軍の仲間入りをしてしまうのです。
また、若い頃と比べると腸でのカルシウムの吸収が悪くなることも、骨がもろくなる原因になります。
「背骨は要注意」骨折しやすい“4大部位”
からだのなかで折れやすいところは、次の4大骨折部位です。
●背中や腰(脊椎椎体)
●手首(橈骨遠位端)
●腕の付け根(上腕骨近位端)
●足の付け根(大腿骨近位部)
特に、知らないうちに折れてしまう背中や腰、骨折すると大ごとになりやすい足の付け根は要注意です。
もっとも多いのが背骨の骨折。背骨の骨折がやっかいなのは、気づかないうちに折れていることです。
背骨は、椎骨という小さな骨が積み重なってできています。椎骨の要となるのが椎体という部分です。骨粗しょう症になると、この椎体の内部がスカスカに変質してもろくなり、からだの重みや骨同士がぶつかりあうときの衝撃で押しつぶされて変形してしまいます。
知らないうちにグシャっとつぶれる。これが、骨粗しょう症による「椎体圧迫骨折」です。椎体圧迫骨折を起こした人は、その後の5年間の生存率が約80%というデータがあります。約5人に1人は5年以内に亡くなってしまうということです(Tsuboi M.et al,J Bone Joint Surg Br.2007.89.461-466.)。
「2人に1人が5年以内に死亡」太ももの骨折で高まる早死リスク
背骨の次に多いのが、足の付け根、大腿骨近位部の骨折です。
先ほど、背骨の骨折の5年生存率は約80%と紹介しましたが、大腿骨の骨折はそれよりも低く約50%。2人に1人は5年以内に亡くなるということです。
出典=日本整形外科学会等の報告より
出典=三重大学医学部大学院医学系研究科整形外科 資料より作成 Tsuboi M.et al,J Bone Joint Surg Br.2007.89.461-466.
太ももの付け根の骨折も、背骨の骨折と同じように、高齢者にとっては死に至る怪我になります。というのは、太ももの付け根を骨折すると、要介護生活につながるリスクが圧倒的に高くなるからです。
大腿骨を骨折すると、治るまで歩けなくなります。長期入院すれば身体機能も衰えるため、骨折部分の完治に加え、骨折前のからだに戻すには相当な時間がかかります。
現実的には、骨折前のからだに戻せる人は全体の50%程度といわれています。日本人の死因第1位はがんですが、より骨折が怖いのは骨折が治らず、そのまま寝たきり生活がはじまる恐れがある点にあると言えます。
さらに寝たきりの状態が続けば、介護費用を払い続けるリスクも高くなります。たった一度の骨折が、貧困生活の入り口になるリスクも十分に考えられるのです。
骨の健康維持には「骨たたき」と日光浴
骨量のピークは20歳前後ですが、何歳になっても丈夫な骨を維持することはできます。そのためには、まず適度な刺激を与えることです。
実は骨も、骨代謝という新陳代謝を繰り返し、日々新しい骨に生まれ変わっています。仕組みの詳細は本で解説していますが、簡単に言うと、この骨が生まれ変わるタイミングで細胞から「もっと丈夫な骨を作れ」という指令が出ると、骨が強くなります。骨の主成分であるカルシウムが骨に沈着するのを促進するのです。
中村光伸『医者が考案した 骨粗しょう症を防ぐ 1分間骨たたき』(アスコム)
この「もっと丈夫に」という指令のスイッチを入れるのが、骨への刺激です。
刺激といっても激しい運動をする必要はなく、軽いウォーキングなどを地道に続けることが大事です。それも難しいという人のために、本では骨を自分でたたいて強くする「骨たたき」を推奨しています。
もう1つは、適度な日光浴です。
紫外線をまったく浴びないと、ビタミンDの生成が十分に行われません。もちろん食事でビタミンDを摂取することもできますが、日光浴で済むのであればそのほうが簡単です。
紫外線を浴びるというと抵抗がある人も多いと思いますが、長時間浴びる必要はありません。ビタミンDを合成するには、顔や、ひじから手までの部分を15分くらい日光に当てるだけで十分です。
新型コロナウイルスの蔓延によって、私たちは外出自粛を余儀なくされています。特に高齢者は外出するリスクも高いのですが、巣篭もり生活で骨が弱くなり、自宅で転倒して骨折、そのまま寝たきりになるというケースは十分に想定されます。あなた自身はもちろん、高齢の親が心配な方は、自宅でできる骨たたきなどの運動をぜひ勧めてみてください。

中村 光伸(なかむら・こうしん)
整形外科医
光伸メディカルクリニック院長。医学博士。整形外科医の知見から、骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨トレーニングを提唱する骨の専門医。近年、注目を集める若返りホルモン「オステオカルシン」の研究を進め、骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。


コロナワクチンの「ブースター接種」とは なぜ必要?

2021-09-05 12:00:00 | 日記

下記の記事は朝日新聞デジタルからの借用(コピー)です。

 米国で新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種が9月下旬からはじまる。「ブースター接種」と呼ばれる。日本を含めたいくつかの国でも検討される一方、世界的なワクチン供給の偏りから慎重な意見もある。そもそもなぜ必要なのか。今後のワクチン戦略にどんな影響があるのか。
    * 【データで見るコロナワクチン】日本の接種状況は? 都道府県の状況も一目でわかる
 米政府は、米ファイザー製か米モデルナ製のワクチンの3回目の接種を9月20日からはじめると発表した。対象は2回目の接種から8カ月たった18歳以上の人だ。
 世界で最も早くワクチン接種が進んだイスラエル。8月1日から、2回目の接種から5カ月がたった60歳以上の高齢者を対象に、3回目の接種が始まった。24日からは30歳以上に対象年齢が引き下げられている。
 一度ワクチン接種を完了して、新型コロナに対する免疫がついた人に対して、数カ月後にもう一度ワクチンをうつことを、CDCなどは「ブースター接種」と呼んでいる。
 そもそも、ワクチンなどで免疫ができたはずの人であっても、その予防効果は完璧ではない。厚生労働省の専門家組織の資料によると、日本でも、8月18~20日に感染が確認された約7万人のうち、ワクチンの2回接種を終えた人は2600人あまりいる。
ブレークスルー感染 デルタ株で拍車?
 このように、ワクチン接種済みの人が感染したり発症したりする例は、免疫による守りを「突破する」という意味で、「ブレークスルー」感染と呼ばれる。
 接種から時間がたつことで、ワクチンによる予防効果が弱まることも分かってきた。
ここから続き
 イスラエルでは当初、ワクチン接種によって感染リスクが94%下がるという、非常に高い効果が報告されていた。しかし、同国保健省の7月の発表によると、6月6日までのデータを分析した結果、感染リスクを下げる効果は64%にまで弱まったという。
 拍車をかけたと考えられているのが、感染力の強いデルタ株の影響だ。
 CDCの報告では、7月に米マサチューセッツ州であった大規模イベントに関連して、400人以上の感染が確認された。その4分の3ほどがワクチン接種を完了した人だったという。調べられた検体(133人分)のうち9割がデルタ株だった。
 このような状況のなかで検討が本格化したのが、「ブースター接種」だ。
免疫の記憶を刺激 ブースターの仕組み
 もともと免疫システムには、体に侵入したウイルスなどの病原体の特徴を記憶し、次に同じ病原体が入ってきたときに、より強く排除するはたらきがある。
 予防のために接種するワクチンは、このしくみを利用し、あらかじめウイルスなどの特徴の一部を体に覚えさせ、本当の感染に備えるものだ。
 しかし、ワクチンによって免疫の記憶がつくられても、その記憶をもとにはたらく予防効果は、実際の感染でつくられるものよりも早く薄れてしまうことがある。
 そこで、一度つくらせた免疫の記憶を、追加のワクチン接種で刺激して、低下した予防効果をもう一度「押し上げる」ことをねらうのが「ブースター接種」だ。ブースターは英語のboost(押し上げる)に由来する。
 ワクチン接種による免疫の獲得は、いわば「一夜漬け」の勉強みたいなもの、と考えると理解しやすい。記憶がつくられても、直後のテストでしかよい結果がでないように、ワクチンの効果が薄れるのも早いことがある。
 ブースター接種は「復習」みたいなもので、記憶を刺激して、もう一度テストに備え直すイメージに近い。
 8月からブースター接種がはじまったイスラエルからの暫定的な報告によると、2回接種だけの人と比べると、3回接種した人では検査で陽性になった人の割合が86%少なかったという。
 ただ、主に二つの理由から、現時点でのブースター接種の開始には慎重な意見もある。
本当にいま必要? 慎重な意見も
 まず、ワクチン接種から時間がたっても、重症化や死亡を予防する効果は、現状で大きくは損なわれないとされることだ。
 「感染を予防する効果が64%に下がる」と報告したのと同じ、イスラエル保健省の7月の発表では、一方で、重症化を防ぐ効果は93%と高いまま維持されていることにも言及されていた。
 CDCのウェブサイトでも、ワクチンの効果について、「(感染力の強い)デルタ株に対しても、重症化、入院、死亡を防ぐために非常によく効いています」と触れられている。
 ワクチン接種の目的を、感染の拡大を抑えるためと考えれば、確かにブースター接種が必要になる。ただその場合、ブースター接種の後でも予防効果が弱まるなら、さらに追加の接種が求められるかもしれない。
 一方で、ワクチン接種の目的を、重症化を防ぎ、新型コロナで亡くなる人を減らすためと考えれば、必ずしもブースター接種は必要ないかもしれない。
 二つ目の理由は、世界的にワクチン供給が高所得国に偏っていることだ。
 米デューク大のチームの集計によると、各国のワクチン確保量は、カナダが国民1人あたり約10回分、英国が同約8回分、米国が同約5回分など。一方、低所得国では国民1人につき1回に満たない国も多い。
 世界保健機関(WHO)などが主導して、豊かな国も含めてワクチンを共同で購入し、公平に分配するしくみ「COVAX」。来年2月までに低所得国に約20億回分を供給し、人口の少なくとも3割にワクチンを行き渡らせることを目標にしている。しかし、現状では、初回の接種を受けた人はわずか約1.1%だという。
 新型コロナは感染して増殖するときに変異する。豊かな国・地域だけで接種率を上げても、それ以外の場所でウイルスが増え、ワクチンが効きにくい新たな変異株が生まれる可能性は高いままになる。
 WHOは8月10日付でブースター接種についての暫定的な声明を発表。いまの状況でブースター接種を行うことは、ワクチンの需要を高めて不公平感を悪化させるとして、「当面は、世界的な(規定の回数の)接種率を高めることに重点を置くべきだ」としている。
 日本では、8月25日時点で、ワクチン接種の1回目を終えた人が人口の5割ほど、2回目を終えた人は4割ほどだ。
日本でも検討 専門家「根拠に基づき議論を」
 日本で使われているワクチンはいずれも2回接種が1セットなので、3回目以降が「ブースター接種」になる。
 政府はブースター接種が必要かどうかについて検討していて、ワクチン戦略を担当する河野太郎・行政改革担当相は16日、民放のCS番組で、「少なくとも来年に関して言えば、ファイザー、モデルナを今年2回打った方が3回目を打つのに十分な量のワクチンを確保している」と話している。
 ワクチンに詳しい北里大学大村智記念研究所の中山哲夫・特任教授は「3回目の接種も、総合的なリスクとベネフィットのバランスで考える必要がある」とし、「日本でもブースターを検討するならば、規模は小さくても臨床試験をして、根拠となるデータを示す必要がある」と指摘する。
 国内でも接種率は上がったものの、まだ自治体接種の予約が取りづらい状態も続いている。中山さんは「日本では、ブースター接種を急ぐよりも、希望する人への接種率を高めることの方が先決だ」という。
 ただ、「ワクチン接種で得られる免疫のはたらきが、いずれ弱まることは確かだ」として、中長期的には追加のワクチン接種が必要になると中山さんは考えているという。「新型コロナの感染者が完全にゼロになるのは難しい。インフルエンザのように季節性のものになるのかもわからない。今後も、ワクチン接種の戦略をどうしていくべきかは、引き続き根拠に基づいて議論していかないといけない」(野口憲太)


眞子さまと小室圭さんが「年内結婚」、アメリカへ“駆け落ち婚”になった事情

2021-09-05 11:00:00 | 日記

下記の記事はNEWSポストセブンオンラインからの借用(コピー)です。

 結婚内定会見からおよそ4年、膠着状態が続いていた秋篠宮家の長女・眞子さま(29才)と小室圭さん(29才)が年内に結婚される方向で調整が進められていることがわかった。
 7月末にアメリカ・ニューヨーク州の司法試験を終えた小室さんが、留学先のフォーダム大学ロースクールを卒業後、そのまま現地で就職するとみられており、2人の結婚生活もニューヨークで始まることになりそうだ。
「宮内庁の一部には、“もう眞子さまの結婚に振り回されたくない”“とにかくどんな形でも、早く決着がついてほしい”と考える人も出てきていました。将来の天皇家である秋篠宮家のイメージを、これ以上落としたくないという思いもあるのでしょう。そう考えると、皇室と今後ほとんどかかわらない形での海外移住は、“いい落としどころ”といえます」(宮内庁関係者)
 眞子さまからしても、アメリカなら日本からの批判的な声が届きづらいというメリットもある。さまざまな思惑が一致し、「年内結婚」という形になったようだ。皇室関係者がこう語る。
「将来の天皇家である秋篠宮家への逆風が強まるばかりの状況の中で、官邸にも、宮内庁にも、“本人がお望みであるなら、渡米も結婚も果たされるべきだ”という声も少なくなかったようです。
 海外在住であれば皇室の活動に頻繁に参加されることもなくなるうえ、国民の目に触れにくくなり、名実ともに、眞子さまの存在は皇室にとってもう過去のものになる。包み隠さずいえば、体のいい“国外追放”ができるのでは、という心ない声も少なかったようです」
 一般の結納にあたり、正式な婚約となる皇室行事「納采の儀」や結婚に関連する儀式を行わず、自治体に婚姻届を提出、その後、眞子さまは渡米するとみられている。
 異例の “駆け落ち婚”になった背景には、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが関係しているのは言うまでもない。トラブル解決に向けた具体的な動きはないままだ。
「小室さんがさまざまなトラブルを解決し、国民が納得する説明をしたうえで、結婚のための儀式を行うというのが、最良の道だったのは間違いありません。しかし、もしも小室さんが帰国して、釈明会見を開いたとしても、今以上に批判の声が高まる可能性も高く、さらなる混乱を招くことになるでしょう。
この一件が、秋篠宮家だけでなく皇室全体への批判になることは避けたい宮内庁としては、儀式なしで眞子さまが渡米する“駆け落ち婚”という形にするしかなかったのです」 (皇室ジャーナリスト)
 儀式を行わずに結婚されれば、戦後の皇室では初めてとなる。
 9月11日、紀子さまは55才のお誕生日を迎えられる。“誕生日文書”で結婚についてなんらかの説明がされるとみられるが、紀子さまは“嫁ぐ娘”をどんな言葉で送り出されるのだろうか。


「紀子さま呼び出し」事件も…悠仁さま進学問題に秋篠宮家と学習院の“長き因縁”

2021-09-05 10:00:00 | 日記
下記の記事は女性自身オンラインからの借用(コピー)です。


マスク姿の眞子さまを乗せた車が、皇居の門をくぐる――。

秋篠宮家の長女・眞子さまは8月26日、宮内庁病院で新型コロナのワクチンを接種された。5日の1回目の接種からちょうど3週間で2回目の接種となった。

「ニューヨークの小室さんは数カ月前に接種済みとみられています。若者の中には副反応に不安を覚える人もいるようですが、小室さんから話を聞いていた眞子さまは、安心して接種なさったのではないでしょうか」(皇室担当記者)

眞子さまの結婚問題に進展が見えないなか、秋篠宮家にとってもう一つの大問題が、9月6日に15歳の誕生日を迎える悠仁さまの高校進学だ。

お茶の水女子大学附属高校は女子高。現在、附属中学3年生の悠仁さまは、別の高校に進学せざるをえない。宮内庁関係者は学習院を推す。

「進学先候補として、筑波大附属高や東京農大一高が挙がっていますが、やはり学習院高等科を第一に考えていただきたいです。警備の面でも万全ですし、天皇陛下や上皇陛下、もちろんご両親の秋篠宮ご夫妻も通われた学校ですから。

小室さんの問題に巻き込まれたのも秋篠宮家の“学習院離れ”が元凶といっても過言ではありません。眞子さまが学習院大学に進学されていれば、小室さんに出会うこともおそらくありませんでしたが、それ以上に根深い理由があるように思います。“学習院離れ”に象徴されるように、秋篠宮ご夫妻はお子さまの自主性を最大限に尊重される子育てをされています。その結果、眞子さまが夢を追い求める“自由人”の小室さんに引かれたのは至極当然ではないでしょうか。悠仁さまの教育も軌道修正して、皇室との関係も深い学習院に進学されれば安心なのですが……」
■10年前の“紀子さま呼び出し”事件

しかし学習院関係者は、悠仁さまが学習院に進学される可能性はゼロに近いと、強く否定する。

「秋篠宮ご夫妻には、学習院との因縁がいくつもあるのです。秋篠宮さまはナマズや家禽類の研究ができる大学へ進学したかったのに、周囲の説得で仕方なく学習院大学に進学されたそうです。また紀子さまの父は学習院大学名誉教授ですが、一時は学長候補と目されていたにもかかわらずあまり出世できませんでした。そういった出来事から、ご夫妻ともネガティブな印象を持たれていたのかもしれません」

さらに、眞子さまと佳子さまが在学中の出来事が決定的だったという。

「眞子さまと佳子さまが学習院初等科にいらっしゃったころ、大規模な工事が進んでいました。グラウンドが整備され、新たな教室棟が建てられたのですが、それは愛子さまの入学に合わせたタイミングだったのです。さらに女子中・高等科についても、愛子さまが入学される前に新教室棟が建てられました。秋篠宮家としては、ないがしろにされたと感じられたでしょう。

さらに、佳子さまが女子高等科に在学中、紀子さまが学校から“呼び出し”を受けたことがあったといいます。当時保護者の間でも話題になりました。佳子さまの学校生活についてのことだったと言われており、紀子さまにとっては屈辱的だったのではないでしょうか。それ以来、学習院に対する忌避感は消えていないのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)

’13年4月に悠仁さまはお茶の水女子大学附属小学校に入学される。戦後、皇族方が学習院以外の小学校に入学されたのは初めてだった。悠仁さまの進学にまで影響を及ぼすほどに、約10年前の事件が尾を引いているというのか――。