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米国でもデルタ株が大流行 感染者の4人に1人がワクチン完了者だが…

2021-09-02 19:04:18 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイヘルスケアオンラインからの借用(コピー)です。

デルタ株が猛威を振るうアメリカでは1日15万人以上が感染していますが、その4人に1人がワクチン完了者、つまり「ブレークスルー感染」というデータがCDC(米疾病対策センター)から発表され、驚きと同時に「やはり」という声も出ています。

 これはロサンゼルス市で今年5月から7月に採取された16歳以上の陽性者4万3000人のデータを分析したものです。ニューヨーク在住の筆者の周りにもブレークスルー感染者が出始め、どのくらいの割合で感染しているのだろうと疑問に思っていた矢先のタイムリーな発表でした。

 それによれば、ブレークスルー感染者のほとんどが症状は軽く、入院が必要になった人は3.2%。ワクチン未接種者と比較分析すると、ワクチン未接種者が入院する確率は、接種者より29倍高いという結果でした。つまり、ワクチンを打っていても感染はするが、入院や重症化の確率は非常に低い。打たないよりは打ったほうがずっといいと、数字で証明された形になります。

デルタ株の感染はアメリカ南部の接種率が低い地域を中心に拡大していますが、こうした地域の入院患者の約9割はワクチン未接種という報告もあり、それを裏付けたことにもなります。

 アメリカではワクチン懐疑論者をはじめ、政治・宗教的な理由で接種を受けない人が後を絶ちません。南部を中心に接種が進まず、それがデルタ株の蔓延を招いたと考えられています。しかし、危機的な感染拡大を受けて接種を受ける人が増え始めたため、1度でも接種を受けた成人の割合は73%まで来ています。

 ブレークスルー感染の状況を受け、9月から3回目のワクチン接種「ブースターショット」がスタート。デルタ株の感染拡大を抑えたいところですが、このままでは今年中にさらに10万人が亡くなるとの試算もあり、悲観的な声が少なくありません。

 一方、ワクチン未接種者の重症化で医療崩壊に追い込まれた多くの病院では、疲弊した看護師やスタッフらが「ワクチンで防げたはずの重症化なのに」と、怒りと苛立ちをにじませています。
 シェリー めぐみ
ジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター
横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。


私の福祉の原体験 女優:秋吉久美子さんと鎌田實さん会談

2021-09-02 15:30:00 | 日記

下記はヨミドクターオンラインからの借用(コピー)です

長野県諏訪中央病院名誉院長:鎌田實さん
東京医科歯科大学卒業。35年間、長野県の諏訪中央病院で地域医療に携わる。

女優:秋吉久美子さん
静岡県生まれ。1974年に、映画「赤ちょうちん」「妹」「バージンブルース」に出演し、一躍、時代を担う女優として注目された。  

社会福祉委員長として活動
 ――秋吉さんは、中学生のころから、福祉に興味をお持ちだったんですよね。
 秋吉 なぜか社会福祉委員長というポジションを与えられたんです。
 鎌田 すごいまじめそうな名前ですね。

 秋吉 子供のころから、通信簿に正義感が強い子だって書かれていたんです。張り切ってベルマークを集めて、十何万円もためて、お菓子を買って、老人ホームに慰問に出かけました。ほんとうに単純で、『小公子』とか、『小公女』とか、『家なき子』とか、『フランダースの犬』とか、そんな本で頭がいっぱいなんですね。その先にあるものが社会福祉。老人ホームの慰問では、肩をもんで、話し相手になれば、おじいちゃん、おばあちゃんに喜んでもらえると思っていたんです。
 ある日、社会福祉委員たちと一緒に、張り切って出かけていきました。そうしたら、おじいちゃん、おばあちゃんたちに囲まれ、手を握られて、おじいちゃんが決してはなしてくれないんです。どうやって動いていいかもわからないし。とても恐怖で、ほんとうになすすべがありませんでした。
 鎌田 うん。わかる、わかる。
 秋吉 先生のご本を読ませていただきましたら、若い時に、ヨシばあさんに、いきなりおチンチンをさわられるお話が出てきて、ユーモアを交えて書いていらっしゃるんですけれども、当時の私にしたら……。 私の頭の中にいっぱい広がっていた、おじいちゃん、おばあちゃんを助けてあげたり、話し相手になったりして、満足いっぱいで帰ってくるという、子供の夢のようなものが一挙に崩れ去ってしまいました。それが私の福祉の原体験なんです。
 鎌田 指導役が十分ではなかったですね。 
 秋吉 そういうときには、先生方が手取り足取り、もう少し指導してくれていたらと、今、思うんです。
 鎌田 指導してくれていたら、看護の世界とか、医療の世界に行っていたかもしれない。
 秋吉 それとは違ったと思います。(笑)
人肌が恋しかったおばあちゃん
 鎌田 おチンチンの話は、『がんばらない』という本の中に出ていますが、僕がまだ青年医師だったころに、狭心症のおばあちゃんがいて、そのおばあちゃんは家族の中でちょっとぎくしゃくしていることがあって、うまくいっていなかったんです。その寂しい思いもあって、何となく人肌が恋しかったのかもしれないんですけれども、初め、僕のひざ頭ぐらいをさわり出して、徐々に、徐々に奥へ入ってくるわけです。初めは何かおかしいな、もちろん嫌だなと思った。
 あるとき、僕が出張か何かでいなかったんです。おばあちゃんは、ちょっと触れることで精神の均衡を保っていたと思うんですけれども、僕がいないときに代診が出て、そのドクターは絶対にそんなことはさせません。そうしたら、おばあちゃん、その夜、狭心症の発作が起きてしまったんです。ああ、そうか、まあ、変な言い方ですけれども、注射よりも僕のおチンチンのほうがいいのかなと思って、少しだけならいいかと思っているうちに、看護師さんがクスクス、クスクス、どうも鎌田先生はさわられるのが嫌いじゃないんじゃないかしらと。それは、僕が何となく体を張って治療をしていたと、ちょっとおもしろおかしく書いたんです。
 ある時期、おばあちゃんの問題が解決するんです。家の中の風が変わると、そんな必要がなくなるわけです。よくお話を聞いてあげれば、ニコニコして帰っていくようになるんです。人間、ちょっと肌と肌が触れ合うことが大事なときがあるのではないかと、僕は青年医師、26、7歳になっているから、まだ耐えられたと思うんですけれども、秋吉さんはまだ中学生で、しかも女の子だものね。
 秋吉 中学生で、女の子で、思春期ですからね。
 鎌田 とてもショックでしょうね。
 秋吉 とてもショックでした。
 鎌田 おじいちゃんにとってみると、家庭とうまくいかなくて施設に入っていて、だれも来てくれなくて、寂しくて寂しくてというときに、将来のセクシー派女優の卵が来たわけですから。
 秋吉 あの時から道は開かれていたんですね。(笑)
肌と肌が触れあうことは大切だが…… 
 鎌田 僕たち、医療とか福祉をしていると、やっぱり肌と肌が触れ合うというのはすごく大事だと思いますけど、どこまでの線が許されるのかって結構微妙なところですよね。ベテランの看護師さんたちは、手を握るぐらいのところで、ほんとうに上手に患者さんの満足を得てもらうわけです。やはり人間と人間が、肌と肌が触れ合うことって、すごく大事なことですよね。老人保健施設などでは、このごろ男性の介護士が多くなってきて、イケメンの男性介護士がいると、おばあちゃんがちょっと元気になったりしますよね。
 だから、幾つになっても人間にとって異性とかに対する何となくの気持ち、ほんわかした気持ちは大事で、そのほんわかした気持ちを、上手に背中を押してあげれば、生きる力にもなっていくわけです。人の役に立ちたいと思って、ボランティア精神を持っている若い子たちが、そこでつまずいてしまわないように、周りの大人たちは考えないといけないということですよね。
 秋吉 そうですね。看護師さんも難しいと思うんです。どこまで患者さんを受け入れるかって、プロの心得みたいなものはあるんですか。
 鎌田 あまりはっきりしたものはないですね。やはりちょっと困った行為が病棟で出る場合があって、そういうときは看護部長が出ていって、少しやんわりと注意をさせてもらうと。
 秋吉 やんわりと。
 鎌田 やんわりと。それでおさまることが多いですね。でも、ベテランの看護師さんたちは、ほんとうに上手です。肌に触れたい、手を握っていたいという気持ちを、病気を治していく一つの武器に使っていることは多いですよね。おばあちゃんとお話しするときに、手を握ってあげながら話を聞いてあげると、気持ちがふんわかしてくることってよくありますよね。僕は61歳で、80歳のおばあちゃんにとってみればちょっと若い人で、手を握ってもらうことで喜んでもらえる。意思が通じ合っていくと、病気をよくしていく同じ仲間みたいになっていくことができますよね。
病室の空気が大事
 鎌田 病室の中の空気というかな、温かな空気があるかどうか、そこに行き交う言葉が、お互いを大事にし合うような優しい言葉かどうかとか、言葉とか空気ってすごく大事だと思います。朝、病室へ入っていくときに、「おはようございます!」という元気な明るい声があるだけでホッとするけれども、難病とかがんになって、すごく不安に思っているときには、あまり明るい声で話しかけない。ふだんは目線を合わせて話すように心がけるんだけれども、何か大事な話をするときは、目線をわざと外してあげて、2人で病室の窓の外の景色を見ながら話していると、ポツポツと自分のことを、気になっている病気のこととかを話し出してくれて、それはこうだよと話してあげる。
 僕なんかは、病室のベッドで横に座らせてもらって、患者さんと肌が触れ合うか触れ合わないか、体温を感じるか感じないかぐらいのポジションで、景色を見ながら話していると、結構いい話ができる。それで、患者さんの不安感を、大丈夫だよ、一緒に治そうねという話に持っていくと、一気に翌日から元気が出てきたり、笑顔が出てきたりするということがありますよね。ですから、言葉とか空気ってすごく大事なことだと思いますね。
 秋吉 今の先生のご意見を聞いても、ご本を読ませていただいても、結局、先生が一貫しておっしゃっていることは、儒教で言う「仁」、「愛」ということですよね。先生は、「医は仁術」ということをずっとおっしゃり続けているんだなと感じます。
 ほんとうにお医者様というのは、修理する人ではなくて、心というか、愛とか、そういうものがあってこそではないかと思います。
 鎌田 人間が生きていく上で、医療とか福祉とか介護は大事で、特に医療は治すことが95%ぐらいでものすごく大事なんだけれども、人間は年をとるし、いつか死んでいくというのが定めですから、だとしたら全部の人を治し続けられないですよね。治せないときに温かな医療がないというのはとてもつらいことじゃないか。それから、命は救ってくれたんだけど、手足が不自由というか、右手足の麻痺(まひ)が残って生きざるを得ない人の悲しみを、今の医療はきちんと聞いてあげてないですよね。障害を持ちながら生きる人たちが、それでも生きていてよかったと思うためには、何か、ほんのちょっと温かさが必要なんじゃないかと、いつも思っているんです。  


「食べれば食べるほどがんを予防できる」世界の長寿地域で定番化している"ある食材"

2021-09-02 13:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です。  記事はテキストに変換していますから画像は出ません

健康で長生きするためにはなにを食べればいいか。京都大学名誉教授の家森幸男さんは「世界の長寿地域で共通して食べられているのが大豆。大豆は『健康食の王様』であり、ほとんどのがんや糖尿病の予防、更年期障害の症状を抑える効果がある」という――。
※本稿は、家森幸男『遺伝子が喜ぶ「奇跡の令和食」』(集英社インターナショナル)の一部を再編集したものです。
大豆は「健康食の王様」
長寿の秘密を握る素材のひとつとして「大豆」があります。英語ではソイ・ビーンズ、ソイとも言います。
日本語の「醬油」という言葉がなまって、ソイと言われるようになったことからも分かるように欧米には元々、大豆がありませんでした。ヨーロッパで大豆の本格栽培が始まるのは19世紀になってからとも言われています。
しかも、欧米では、この大豆をもったいないことに家畜の飼料用として主に栽培していて、食用にする習慣はほとんどありません。これは実に憂うべきことです。大豆にはすばらしい健康増進パワーがあります。まさに「健康食の王様」だと思います。
そもそも私たちの世界調査は、脳卒中ラットに大豆を食べさせたところ、脳卒中を防いで長生きしたというところから始まっています。当時はまだ大豆の成分である「イソフラボン」も何も検出できていない時代でしたが、大豆が長寿の秘密にかかわる食材であることは当初から予想がついていました。
ちなみに尿中のイソフラボンは大豆の摂取量を反映します。これが多いと大豆をたくさん食べていて、少ないとあまり食べていないことになります。世界調査の結果を分析するとやはり予想通りで、中国・貴陽やハワイのヒロ地区など、多くの長寿地域では大豆が食べられていたのです。
大豆をよく食べている地域では血圧もコレステロール値も低い
大豆を食べている長寿地域の中でも印象深かったのは前述した中国の貴陽です。
この地域では大豆や大豆製品が本当によく食べられていました。豆腐、納豆、豆乳といった日本でもおなじみの大豆製品以外にも、干し豆腐、沖縄の「豆腐よう」のような発酵した豆腐、豆腐を発酵させたチーズ風のものなど、ひじょうにバラエティ豊かなのです。
さらには豆腐を原料にした「豆腐麺」もありました。見た目はうどんのような麺で、これを豆乳のスープで食べるのです。Wソイフードです。ファストフードも豆腐です。市場では焼いた厚揚げのようなものが売られていて、出勤前のOLさんがハンバーガーのように立ち食いする姿が見られました。
とにかく大豆を徹底利用して、食べつくす知恵に感心しました。大豆こそ、貴陽の人たちの長寿を守る重要な食材だったのです。実際、貴陽の人たちの血圧は私たちの調査に赴いた、中国12カ所の中で広州についで低い数値でした。
血圧が低ければ当然、脳卒中も心臓死も起きにくくなります。この地域の人たちが長寿なのも当然と納得しました。
私たちの調査では、大豆をよく食べる地域では一様に血圧、コレステロール値が低く、心臓病、心臓死が少ないという結果が出ました。さらには肥満も少ないのです。
逆に大豆を食べない地域では「死の四重奏」と言われる肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病が多く、また寿命も短命になってしまっています。では大豆がなぜスーパー健康食なのでしょうか。これには3つの秘密があります。
大豆に含まれるたんぱく質は、肉や魚と同じくらい質が高い
大豆にはたんぱく質、脂質、炭水化物という、私たちの体にとってなくてはならない3大栄養素がバランスよく含まれています。特にたんぱく質です。大豆は「畑の肉」と言われるように、実に30%が植物性たんぱく質です。
さらに特筆すべきはその「質」です。たんぱく質の質は「アミノ酸スコア」といって、食品に含まれる必須アミノ酸のバランスで見ることができます。大豆のアミノ酸スコアは牛肉・豚肉などの肉類、アジ、サケなどの魚と同じ100です。
植物性のたんぱく質はトウモロコシ、そば、バナナなどにも含まれていますが、肉や魚などの動物性たんぱくに比べると、劣る場合が多いのですが、大豆は魚や肉と肩を並べるほど良質なのです。
また大豆は脂質、カロリーが低いという利点があります。大豆と同じ量のたんぱく質を肉で摂ると、カロリーも高く、余分な脂肪も摂ることになってしまいます。さらに大豆のたんぱく質は悪玉コレステロールを下げることも研究によりわかっています。
大豆といえばイソフラボンというぐらい、みなさんに知られている成分です。イソフラボンはフラボノイドの一種で、女性ホルモンに似た働きをするといわれています。イソフラボンは実に多くの健康増進効果を持っています。
以下にまとめてみましょう。
・血圧を低下させる
・悪玉コレステロールを下げ、心臓病を予防する
・更年期障害の症状を抑える
・骨粗しょう症を予防する
・乳がん、前立腺がんの予防
・ほとんどのがんの死亡率を低下させる
・肌を若々しく保つ
まさに体にとっていいことずくめの働きをしてくれることがおわかりでしょう。
動物実験で効果が実証されたイソフラボン
実は私たちが世界調査を始めたころはまだイソフラボンの存在は知られていませんでした。1990年ごろになって大豆にイソフラボンという成分がある事実が注目されるようになり、私たちも早速ラットを使って研究を始めることにしました。
ところがなんと当時、イソフラボンは1グラム100万円という時代です。動物実験にとても使えるものではありません。いきなり挫折かと思われましたが、幸運なことに、ある大豆を扱う企業から、それまでは捨てられていたイソフラボンをいただいて、研究に着手することができました。
メスの脳卒中ラットから卵巣を取り除いて、わざと更年期の状態にします。言うなれば「更年期ラット」です。すると急に毛がバサバサになり、皮膚のつやがなくなります。
また、オスのようによく食べて肥満にもなり、骨からカルシウムが溶けだして骨粗しょう症になります。まさに人間の女性の更年期障害と同じです。また急に脳卒中も増えます。
この「更年期ラット」に大豆の胚軸を混ぜたエサを与えます。イソフラボンは大豆の胚軸に最も多く含まれているのです。
すると見る見るうちに毛づやがよくなり、肥満が解消されました。骨が溶けだす現象が抑えられ、骨粗しょう症の発生も緩やかになりました。更年期の諸症状が改善されたのです。さらには脳卒中の発生も抑えられました。
あまりにも見事な結果が確認され、急いで世界中の人から集めた尿をチェックしてみました。それまで尿中のイソフラボン量は調べていなかったのです。世界調査で集めた24時間尿はすべて冷凍保管してありますから、こういうときに迅速に対応できるのが私たちの強みです。
その結果、大豆を食べている地域の女性は閉経以降も血圧やコレステロールが低く抑えられていることがわかりました。イソフラボンが更年期の症状を和らげていることが実際に確認されたのです。
骨粗しょう症や心筋梗塞を防げる
イソフラボンの摂取で「骨粗しょう症」も防ぐことができることがわかっています。ハワイに移住した高齢女性の尿で、骨密度の低い人と高い人を比べたところ、骨密度の高い人は尿中にイソフラボンが多く出ていたのです。
さらにはイソフラボンと心筋梗塞における死亡率の関係を調べてみたところ、こちらも明らかな関係がありました。イソフラボンの摂取量が多ければ多いほど、心筋梗塞による死亡率が低く、イソフラボン摂取量の少ないところでは死亡率が高くなっていたのです。
同様に男性の前立腺がん、女性の乳がん、さらにほとんどのがんの死亡率もイソフラボンの量が多ければ多いほど、低下することが確認できました。
魚介類にも多く含まれているマグネシウムですが、大豆にもたっぷり含まれています。マグネシウムというと「金属」というイメージが強いかもしれませんが、私たちの体に欠かせない微量ミネラルです。
マグネシウムは私たちの体内において、「酵素」の働きをサポートしています。私たち人間は食べ物を食べて、それを消化・吸収して、エネルギーを作り、体を動かしています。この作業すべてに関わっているのが「酵素」です。
私たちは酵素の働きなしに体を動かすことはできません。マグネシウムはこのうち、300もの酵素反応に関わっているといわれているのです。マグネシウムはなくてはならないという理由がおわかりでしょう。
またマグネシウムは動脈硬化や糖尿病、肥満、高血圧の予防や改善にも一役買ってくれることがわかってきています。先ほどタウリンは生命の素といっていいほど重要な栄養素だと述べましたが、マグネシウムもまた、ひじょうに重要な生命の素といえます。
マグネシウムを接種することで脳卒中を予防できる
塩分の打ち消す栄養素の話をしましたが、マグネシウムも塩分を体外に排出させる作用を持っています。
このことは30年前に行った脳卒中ラットの実験ですでにわかっていることです。脳卒中ラットに塩分1%(味噌汁程度)の水を与えるとたった2カ月ほどで脳卒中を起こします。
ところが塩分入りの水を与えても、一緒に十分な量のマグネシウムを与えることで、脳卒中の発症を遅らせることができ、寿命が2倍に延びたのです。それから30年後、ついに人間でもこのことが証明されました。
血圧が高めの人を集め、毎日600ミリグラムのマグネシウムを摂ってもらったところ、12週間もすると血圧が下がることが確かめられ、血中のマグネシウム量も増えたと報告されました。血圧を上げないための仕組みである「ナトリウムポンプ」の話をしましたが、このとき、ナトリウムポンプの働きを助けてくれるのがマグネシウムです。
ナトリウムポンプを動かすATPアーゼという酵素は、マグネシウムと結合することで初めて働くのです。つまり、マグネシウムがないと、ATPアーゼを使って塩分(ナトリウム)を細胞から追い出すことができないのです。塩の摂りすぎになりがちな現代人こそ、マグネシウムをしっかり摂取すべきなのです。
大豆を食べることで肥満と糖尿病を予防できる
ところが日本人のマグネシウム摂取量は激減してきています。マグネシウムは大豆のほか、玄米や麦に多く含まれています。しかし精白した白米では、マグネシウムの含量は6分の1にまで低下してしまいます。
またマグネシウムはわかめやひじき、干しエビやするめなどの乾物、野菜やきのこにも含まれていますが、これらも現代の日本人の食生活では不足しがちです。その不足しがちなマグネシウムが大豆、そして魚にたっぷり含まれているのです。
今、日本では糖尿病がひじょうに増えています。厚労省の調査では糖尿病患者は1000万人、将来的に糖尿病になる可能性が高い「予備軍」がさらに1000万人いるとされています。もはや国民病といっていいでしょう。
糖尿病はご存じの通り、血液中の糖(血糖値)が慢性的に高くなる病気です。血糖値が高い状態が続くことで、血管がダメージを受け、脳梗塞や心筋梗塞などの合併症も起こりやすくなってしまいます。
ところが大豆を摂ることで血糖値を抑え、糖尿病を予防することができるのです。兵庫県で50代の人に対して行った調査ですが、納豆を1日1パック以上食べる人は、1パック以下の人と比べて血糖値が正常な人が多いことがわかりました。
大豆をあまり食べない人は食べる人に比べて血糖値が高い人が3倍以上もいます。また大豆には肥満防止の効果もあります。図表1はマグネシウムと肥満の関係を調べたものです。世界の人をマグネシウムの摂取量を多い人から少ない人まで5分割し、肥満との関係を見ています。
出所=『遺伝子が喜ぶ「奇跡の令和食」』
マグネシウムをたくさん摂っている人は肥満が少ないことがわかります。またマグネシウムの摂取量の多い人は高血圧、高脂血症が少ないこともわかっています。
1日に必要な大豆は納豆1パック半
このほかにも大豆の健康成分は多くあります。炭水化物、たんぱく質、脂質の3大栄養素のほかに、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、リン、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など、多種多様な栄養素が含まれていることも見逃せません。
さらには悪玉コレステロールを低下してくれる大豆レシチン、抗酸化作用を持つ大豆サポニンといった成分も豊富に含まれています。
ではこのすばらしい健康効果を持つ大豆、はたして1日にどのぐらい食べればいいのでしょうか。私たちの研究でイソフラボンの量から割り出した大豆の必要量は「60グラム」です。
家森幸男『遺伝子が喜ぶ「奇跡の令和食」』(集英社インターナショナル)
大豆を1日60グラム食べることで、脳卒中や心臓死も防げますし、そして乳がん、前立腺がんを防ぎ、あらゆるがんも抑えることができるのです。大豆60グラムというと、納豆1パックと半分です。
「納豆1パック」はかつては60グラムだったのですが、どんどん小型化されていってしまい、昨今は多くが40グラムパックになってしまいました。ですから1パックでは足りません。
幸い、大豆には豆腐や豆乳などさまざまな加工製品があります。毎朝のヨーグルトに、大豆をすりつぶした粉であるきな粉を混ぜるのも悪くありません。また、最近は大豆たんぱくそのものをバー状にしたソイプロテインといったものも売られていますし、肉のように食べられる「大豆ミート」も売っています。
飽きないようこれらをローテーションして毎日食べたいものです。

家森 幸男(やもり・ゆきお)
京都大学名誉教授
1937年生まれ。京都出身。67年京都大学大学院医学研究科博士課程修了。病理学専攻。米国国立医学研究所客員研究員、京都大学医学部助教授、島根医科大学教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授などを経て現職。


抱きつく、触る、はさみを振り回す…「ケアハラ」に悩む介護現場 サービス打ち切り・退去も

2021-09-02 12:00:00 | 日記

下記の記事はヨミドクターオンラインからの借用(コピー)です。

 介護の現場では、職員がサービス利用者や家族から暴言を浴びせられたり、暴力を受けたりする場合もあるという。こうした「介護ハラスメント」は、離職などを招いて人手不足を悪化させかねず、事業者が職員を守るための対策に乗り出している。(阿部明霞)
「赤・黄・青」の判断基準 サービス打ち切り対応も 相談窓口や定期アンケ

ハラスメントに当たる行為を説明するメグラスの担当者。対応策は「現場の職員を守るための取り組み」という位置づけだ(メグラス提供)
それ「赤」です
 職員が精神的苦痛を受けたり、業務に支障が出たりするほどの暴言・威嚇や、暴力行為、セクハラは「ハラスメント」で赤。問題行動はあるが、「やめてほしい」と伝えると理解してくれる場合や、過剰な要求は黄。これらに当たらない正当な指摘や要望は青――。
 老人ホームなどを運営する「メグラス」(名古屋市)は4月、利用者や家族の言動が職員へのハラスメントと言えるのかどうか判断するための基準を導入した。
 現場の職員約150人にアンケートして迷惑行為の事例を集め、厚生労働省の対策マニュアルなども参考にしながら赤、黄、青の3段階に分類した。具体的には、どなってものをたたきつけて威嚇したり、体を触ったり抱きついたりするのは、赤となる。
 職員からハラスメントの疑いがある出来事が報告されると、現場と直接関わりがない部署がこの基準に当てはめて1次判定。赤または黄とされた場合は対応チームを作り、職員や利用者らへの聞き取りを行う。
 最終的にハラスメントに当たると判断した場合は、利用者や家族と、サービス提供契約の打ち切りも視野に、対応策を話し合うなどする。黄や青の場合は、ケアの工夫や、提供できるサービスの丁寧な説明などで利用者側の不満の解消を図っている。
 仕組み作りに携わった脇田芳香さん(25)は「ハラスメントとそうでない言動の境界がわからないという声もあり、まず、基準を決める必要があった」と話す。
退職相次ぐ
 メグラスでは以前、運営するホームの一つで入居者がはさみを振り回した出来事があり、身の危険を感じた職員の退職が相次いだ。暴力に限らずハラスメント全般を放置せず、職員が安心して働ける環境が必要だとして、こうした制度を作ることになった。
 暴言や繰り返しの要望、説教、長時間の電話による拘束のほか、たたく・つねる・引っかくといった暴力も経験がある迷惑行為として現場から上がってきた。「腕に500円硬貨大のあざができるのは日常という声もあった」(脇田さん)
 これまでの約4か月間で2件が赤に該当。うち1件は、聞き取りの結果、複数の職員に抱きつく、体を触るなどセクハラ行為を繰り返していたことが判明し、利用者側と話し合い、退去してもらったという。
声を上げることで
 脇田さんは「高齢だから、病気だから『仕方ない』と我慢するという対応に職員が慣れてしまっている状況を改めたい」と訴える。
 早い段階で「やめてほしい」と声を上げることで、迷惑行為がエスカレートするのを防げる可能性もある。同社は制度を説明するステッカーを施設内に貼り出したり、新たに入居する利用者や家族に配ったりして理解を求めている。

 重度訪問介護を全国展開する「土屋」(岡山県)は今年、ハラスメント対策の委員会を作った。複数の相談窓口を用意するほか、定期的なアンケートで職員の困りごとをすくい上げる。
 同社取締役の岡田千秋さんは「特に入浴や排せつ介助ではセクハラとケアの線引きが難しい面もある」と指摘する。例えば、入浴介助での洗い方の要望。異性の職員を困らせるような「性的な言動」をされても、がまんして介助に当たるケースもあるという。
 岡田さんは「ハラスメントが続くことで、職員が退職してしまうこともある。より良いケアを継続するために、ケアを受ける側も職員への接し方を大事にしてほしい」と強調する。
「上下関係」との誤認も
 介護現場では、「やってもらって当然」という意識を利用者が持ちやすいことも、ハラスメントの背景としてある。指示する側・される側という「上下関係」との誤認が、過剰な要求につながりやすい面もある。利用者側が期待している内容と、職員が提供できる介護サービスにズレがあることで、不満が暴言などの形に発展するケースもある。
 日本介護支援専門員協会の中林弘明常任理事は「介護サービスは自立につながる支援が目的で、何でもするわけではないことを理解してほしい」とクギを刺す。
 ハラスメント対策として、厚生労働省はホームページで事例集や対策マニュアル、研修の手引などを公表している。ただ、昨年の調査では、過去1年に訪問介護などの現場で利用者らからハラスメントがあったと回答した事業所は全体の約3割。訪問看護では4割を超えた。ハラスメントの実態は様々で、一律の対応が難しい現状も浮かび上がった。
 ケアの担当者が次々と代わったり、契約を打ち切られたりすれば、利用者や家族の生活にも影響する。どんな行動がハラスメントに該当するのか、利用者側も理解を深める必要がある。


〈眞子さま、小室圭さん年内ご結婚へ〉小室圭さん、ニューヨークで就職へ…初任給1800万円でも待ち受ける“NYブラック生活”

2021-09-02 11:00:00 | 日記

下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です。

 秋篠宮家の長女、眞子さまと、婚約が内定している小室圭さんが、年内にご結婚する方向で調整を進めていることが分かった。2018年2月にご結婚にかかわる諸行事の延期が発表されてから約3年半。お二人は今年10月、30歳を迎えられる。
「週刊文春」6月3日号では米ニューヨーク州の司法試験を受験した小室さんのNY就職事情、金銭面での不安、そして眞子さまとのNY生活の可能性などについて報じていた。当時の記事を再公開する(初出:2021/07/30 日付、年齢、肩書等は掲載時のまま)。
◆ ◆ ◆
 5月24日、マンハッタンにあるフォーダム大学のキャンパスでは、2年ぶりに対面式での卒業式が開かれた。1936年に建築されたゴシック様式の荘厳な講堂の前で、次々と名前が読み上げられ、臙脂色のガウンに帽子をかぶった学生が壇上に登っていく。教授から「おめでとう」と声をかけられるとハグや肘タッチをして卒業証書を受け取り、拍手で祝福を受ける。
 だが、そこに小室圭さん(29)の姿はなかった。
◆ ◆ ◆
 2018年夏に渡米した小室さんは3年間のロースクール生活を終え、今後は同地での弁護士資格取得を目指して7月末に行われる司法試験に臨む。秋篠宮家の長女、眞子さま(29)との結婚問題は膠着状態のままだが、着々と自身の夢である「国際弁護士」への歩みを進めている。当面、帰国の予定はないという小室さん
「コロナの影響で、昨年同様、司法試験はオンラインの予定です。例年、初めての受験者の合格率は70%台ですが、昨秋は問題数が半分だったことから89%と高かった。今年は通常通りの問題数に戻りますが、フォーダム出身者は例年90%前後の合格率のため、小室さんもちゃんと試験対策をすれば合格できるのではないか」(NYの弁護士)
女性弁護士の元に駆け寄り名刺交換
 合否が判明するのは秋以降だが、一体小室さんはどんな弁護士を目指すのか。ヒントとなるのは、これまでに小室さんが書いた論文だ。NY弁護士会が発行する雑誌「NY Business Law Journal」に二度論文が掲載されているが、一つはクラウドファンディング、もう一つは企業のウェブ開設のコンプライアンスについて。一橋大学大学院の修士論文でも、海外企業の日本への直接投資が少ない原因などについて分析していた小室さん。一貫してビジネスへの深い関心が窺える。フォーダム大学での小室さん
 フォーダム大では外部の法曹関係者らの講演が度々行われていたが、元ゴールドマン・サックスの女性弁護士が「汚職防止のためのキャリアプログラム」というテーマで講演をした際も熱心に聞いていたという。
「小室さんは、質疑応答になると真っ先に手を挙げ『内部告発には、どんな対応をしたらいいか』と質問をしていました。また、講演が終わるなり講師の元に駆け寄り、自身の名刺を取り出して、名刺交換を頼んでいた。他にそんなことをする学生はいなかったので、小室さんの行動は目立ちました。こういう外部の講演には、事前に昼食のピザが用意されているのですが、小室さんはそれも気に入っているようでした。一方で、人権問題を取り扱った講演では、後ろの方に座り、冒頭でピザを食べ終わるとすぐに退室していました」(フォーダム大の学生)
 無事、司法試験に合格し、晴れて就職先も決まって眞子さまとの結婚話が進むとなれば、お二人でNYで生活されるのではないかと宮内庁担当記者らは見ている。
NY州の法律事務所に勤めれば年収約1800万円だが…
 アメリカの法曹専門誌「ABA JOURNAL」(4月14日付)によると、NY州の法律事務所に勤める弁護士の1年目の平均年収は16万5000ドル(約1800万円)。小室さんも現地で就職すれば、同程度の初任給が見込めるのだ。
「論文内容からして、小室さんは金融関係に興味があるのでしょう。この分野は非常に人気があり、世界屈指の大手事務所がNYに集まっています。コロナ禍でもM&Aやファイナンスを専門とした弁護士の需要は高く、昨年はボーナスを払うなどして若手弁護士を囲い込んでいたほどです。1年目の基本給も、19年と比べて約100万円もアップしています」(NYの弁護士事務所経営者)
 だが大手事務所に就職できたとしても、
「アソシエイト弁護士にとって上司であるパートナー弁護士の言うことは絶対で、1、2年目は奴隷のように働かされます。顧客に対してタイムチャージで請求するため、長時間労働は当たり前。年に2000時間はマストで、目標は3000時間。それ以外にも勉強や業務はあるので、最初の数年は自分の時間がほとんど持てません。さらに、日本と違って『こいつは使えない』と思われると即クビ。高給の代わりに競争は激しいのです」(前出・NYの弁護士)
 ただ年収1800万円と言っても、手元に残る金額は大きく減額される。約40%は税金などに消え、住居費は世界屈指の高さだ。
「マンハッタンに住もうと思うと、家賃相場は1LDKで30万円、夫婦で2LDKに住むなら50万円はします。高級住宅街のアッパーイーストサイドやセキュリティがいいマンションになるともっと跳ね上がります」(同前)
 さらに小室さんには数々の借金返済が待ち受ける。金銭トラブルが続く佳代さん
 母・佳代さんの元婚約者X氏に対し、解決金(400万円+α)を支払うことを代理人が明言したが、小室さんに高額の年収が見込めるからこその提案とも言える。また小室さんは先月公表した28ページに及ぶ説明文書で、ICU(国際基督教大学)の授業料は自身の貯金と奨学金で賄っていたことを明らかにしたが、そこにはこう記してあった。
〈それ以降(初年度第3学期から卒業まで)の授業料については、すべて融資型の奨学金と給付型の奨学金の両方を利用して納付〉
奨学金の返済額は?
 給付型の奨学金は年額の3分の1。説明文書の記述から計算すると、少なくとも小室さんは約320万円を利子付きで返済することになる。また、留学中の生活費は渡米前に勤務していた奥野総合法律事務所から出世払いで支援を受けている。大手留学サイトによると、NYでの住居費を除いた生活費は、最低でも年間120万円、3年間で360万円がかかる。
「小室さんは、1年目は6万ドル(約660万円)の授業料に加え、寮費や書籍代等、年間約1000万円が支給される最高ランクの奨学金を得ていた。2年目以降の奨学金は、どれくらい支給されているのか明らかになっていません。ただ、全額をカバーする奨学金は『類稀なる成績とリーダーシップに基づいて審査する』とされている。小室さんは1年目の成績がトップ10%に入っていなかったことから、この奨学金を得ていたとは考えにくい。能力ベースの奨学金は人によって給付額が変わりますが、年間5000ドル〜4万ドルです」(前出・フォーダム大の学生)
座右の銘は「Let it be」
 2年目以降、年間の必要額と奨学金の差額は少なくとも500万円以上はあったと推定できる。ICU時代の奨学金が320万円、奥野事務所からの借金は生活費が360万円、学費や寮費への補填が年間500万円ずつとすると少なくとも1700万円ほどの返済を迫られることになる。小室さんの座右の銘は「Let it be」(すべてなすがままに)だが、それを体現するかのような人生プランを、日本で見守り続けてきたのが眞子さまだ。日本で待ち続ける眞子さま
「眞子さまはできるだけ早く結婚したい意向を一貫してお持ちで、『年内に入籍されるのでは』とも言われていました。しかし説明文書は国民から反感を買っただけに終わり、『多くの人が納得し喜んでくれる』状況には程遠い。コロナ禍もあって『年内』などとお尻を決めて物事を進められる状況にないのが現状です」(宮内庁関係者)
 小室さんの帰国や会見の予定は当面ないという。お2人の結婚へのロードマップは、いまだ見通せない。