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小室圭さん文書に「強いプライド」が見えた理由 香山リカ「怒りの怪物にならないか心配」

2021-04-11 11:00:00 | 日記

下記の記事はAERAdoからの借用(コピー)です


8日、秋篠宮家の長女・眞子様との婚約が内定している小室圭さんが、文書を公表した。母親と元婚約者の間にあったとされる「金銭トラブル」について説明する内容で、字数にして6万字以上にも及ぶ「長さ」も話題を呼んでいるが、文書にはどのような意図が込められているのか。精神科医の香山リカ氏に見解を聞いた。

*  *  *
 文書は概要も合わせると28ページ。6万字を超える膨大な内容だ。書面に目を通した香山氏は、次のように所感を語る。

「アメリカで一生懸命法律を勉強されて、得てきた知識を駆使しているのでしょうが、文章からは肩に力が入っている感じがします。これで『論理的に説明したつもり』になっているのだと思いますが、文面の裏には『強い感情』も透けて見えますね」

それはどんな感情なのか。香山さんは続ける。

「文書には『悔しさ』や侮辱されたことに対する『悲しみ』、『怒りに基づく執念』などがにじんでいるように思えます。これまでの報道についても「目を伏せる」のではなく、きちんと目を通しているのだということが分かります。これで結婚がうまくいかなかったら、『怒りの怪物』のようになってしまわないか心配です」

 香山さんが注目したのは、「名誉」という言葉。例えば、金銭トラブルについては「切実に名誉の問題でもありましたし、今でも同じように受け止めています」という表現で自身の見解を述べている。この部分だけでなく、「名誉」という言葉は、文書の複数カ所で見受けられた。これについて、香山さんは小室さんの「自尊心」の表れだとみている。

「文書では何度も『名誉』という言葉が出てきますが、とにかく自分が低く見られたり、軽く見られたりすることはしたくないというプライドのようなものが表れていると思います。小室さんはこの数年、世間からさまざまなバッシングを受け、苦労して過ごしてきたはず。今回の長文の書面を公表した背景には、『世間を見返す』というまではいかないにしても、社会や世間の評判に対する自分なりの反発心のようなものがあったのではないでしょうか」

また、次のようにも指摘する。

「眞子さまとの『結婚』を最優先にするのであれば、早期にお金を返すなどして母親の元婚約者と和解に進んだ方がいいはず。でも、それ以上に、譲れない事柄があったのだと思います。おそらく、母子家庭であることや父親の死に関する報道によって、社会から偏見の目で見られていると感じたのでしょう」

 とはいえ、一般の国民にこの文書はどのように映ったのだろう。SNSなどでは、「かわいそう」といった同情の声はあるものの、「メンタル強すぎ」「自分の正統性を主張しているだけ」「長すぎる」など批判的な意見が多くを占める。小室さんの「思い」はなぜ、受け入れられないのか。

「多くの国民は、皇室の人と結婚する人に対しては、『協調性』や『穏やかさ』を望んでいますが、この書面からは自分の名誉を守りたいという、非常に強い“個人の核”が感じられます。世の中が内親王の結婚相手として期待する人物像とはズレがあります。なにより、この文面では、眞子さまとの結婚よりも自分たちの『名誉回復』に重きを置かれているように読めてしまいます」

 当然、それは国民からすると受け入れがたく、結果的に今回の文書は言い訳のように映ってしまっているのだろう。

「世間に良い印象は持たれないでしょうし、本人の意図とは違う形でとらえられてしまう。世間に訴えるのなら、こうした論理的な試みよりも、『どうしても眞子さまと結婚したいのだ』という、『情』に訴える方がいいのではないでしょうか。プライドを優先させれば、国民から祝福されるような結婚からはどんどん遠のいてしまいます」(香山氏)

 小室さんがこうした文書を出したことについて、眞子さまは何を思うのだろうか。香山氏は「おそらく目を通しているでしょう」とした上で、眞子さまのお気持ちをこう推察する。

「眞子さまが結婚だけを優先させるのであれば、穏便にお金を返して穏便に和解に向かわせるはず。この文書に目を通して引き止めなかったのだとすれば、きっと眞子さまも小室さんの自尊心を大事にしているのでしょう。はっきり自分を持っているところに、惹かれたり、期待したりする部分もあるだと思います」

 2人はオンラインで密に連絡を取っていると思われる。

「そうだとすれば、この文面には眞子さまのフラストレーションも入っているのかもしれないですね。自分を取りまく状況や環境に、不満があるのではないでしょうか。紀子さまは皇室に過剰といえるほど適応した方です。そして皇室の理想の一家を作ろうとお努めになられた。子どもたちにもご自身が思う皇室のあり方を強く望み、厳しく接してきた側面があるのかもしれません。今回の騒動は、小室さん自身の問題という小さな話にとどめたくはありません。皇室問題や家族観など、この国における普遍的な問題が絡んでいる。日本のひずみを象徴するものだと思っています」
(取材・文=AERA dot.編集部・飯塚大和)


「小室さんの弁明には潔さの欠片も感じられない」夫婦問題研究家・岡野あつこ
 眞子さまとの結婚が内定している小室圭さんが4月8日に28ページにも及ぶ文書を発表し、母親と元婚約者との金銭問題についての経緯や報道に対する見解を述べた。夫婦問題研究家の岡野あつこさんが小室さんの見解にもの申しました。

*  *  *
 小室さんの弁明は正直、潔さの欠片も感じられません。

 母親と元婚約者の金銭問題は、普通の婚約解消で戦っているなら口をはさむことではないですよ。でも、日本を背負って立つ皇室の婿と義理母になる人が、これほどにも国民に心配させてはいけません!

 小室さんは、「今は返せませんけど、僕が将来にわたって返します」と言えばいいのです。「いま、いくら母を罵っても、母にはお金がないからお金が出ません。だから僕に期待してください。僕が、必ず、何年かかってもお返ししますから」と母親の元婚約者に話をつければいいのですよ。その誠意を受け入れない元婚約者であれば、そういう人物だと世間にも伝わるでしょう。

 発表した文書の脚注(注14)に、元婚約者と母親との話し合いに小室さんが同席し、小室さんが録音した記録があります。

元婚約者 「 返してもらうつもりはなかったんだ 」
母 「 そんなのってあるの ?」
元婚約者 「 いやあ、あるんですかねって、だって、その時はだって ・・・」
母 「 だってあるんですかねってそんなの私不思議。 そういう方と出会ったことがないから。そう。」
元婚約者 「 うん。返してもらうつもりは全くなく ・・・お 金出してましたよ 」

 このやりとり。夫婦関係においても言えることですが、仲のいい時の約束はいつもで撤回できます。でも、破綻に瀕した時に約束は撤回できない。だいたい、お金を渡していた側には思惑があったわけです。元婚約者が家族になるから返さなくてもいいんだと言っていたとしても、結局は家族にならなかったのだから、もと戻りましょうということになり、お金を返してほしいということにもなりうるのです。

「言った言わない」状態で、互いの認識が違うのならば、双方に弁護士をちゃんとつけて法廷の場で洗いざらい出したらどうですか。そうなれば、判決は裁判長次第になります。

 男が「返してもらうつもりはなかったんだ 」と言って、何の目的でお金を出したのか。普通は中年同士の男女の関係に、何の見返りも求めないで交際結婚とは考えにくい。

 それを気が付かずにお金を受け取ったことが、そもそもの間違えだったんですよ。男の魂胆を見破れずにお金を借りたのがダメだった。しかもそんな場に、一緒に付いていくだけの息子ってどうなんでしょうか?。母親が男の申し入れに断れなかったら、息子が断るものです。

 後になってトラブルになるような人と関わるのも嫌だから、普通は借りる前に踏みとどまるものです。もし、私の息子が小室さんの立場だったら、トラブルを解決しないまま、眞子さまを残して留学はしません。

 母親をかばう小室さんはえらいですよ。でも、これほどまでに母親をかばう人は、真っ先に母親の味方をすると思うので、将来的には眞子さまとの関係にヒビが入りかねません。

 また、周囲に私が貸してあげるからお金はお返ししたらと言ってくれる人がいないことも問題だと思います。 法律論や「言った言わない」ではなく、こうしたことは感情論なので、潔く返せばよかったのではないかと思います。小室さんが「僕が頑張って返します」と言って、それをわかってくれないような相手なら国民も理解するでしょう。

(AERAdot.編集部 岩下明日香)


小室圭さん文書は元婚約サイドも寝耳に水 なぜ宮内庁長官はベタ褒めしたのか?

「非常に丁寧に説明されている印象だ」「小室さん側と元婚約者との間の話し合いの経緯についても理解ができた」


 4月8日、西村泰彦宮内庁長官は、秋篠宮家の長女眞子さまとの結婚が延期となっている小室圭さんが、公表した文書について、妙に感じるほど高く評価した。

 それもそうだろう。

 秋篠宮さまは昨年11月の誕生日会見で、小室さんサイドに、金銭問題を「見える形で対応することが必要」との趣旨を述べた。この発言を受けて動いたかのように、その翌月に西村長官は、小室さん側の代理人弁護士を宮内庁に呼び出し、会見でも説明責任を果たすよう求めた。

 そして、今回の文書は秋篠宮家の側近から8日の午前中に、西村長官に渡されたという。

 宮内庁とのすり合わせは、完璧であった一方で、元婚約者サイドは、寝耳に水であったようだ。婚約者の代理人に文書の感想をたずねると、「説明文書を出すことなどまったく知らされていませんし、まだ読んでもいない。元婚約者も同じでしょう」と吐露した。

「長官会見の木曜日を狙って文書を出したのは、明らかですよね。小室さんサイドとのすり合わせがあったわけで、長官としては自分の『仕事』が形になったわけですから、べた褒めも当然でしょうね」(皇室ジャーナリスト)

 宮内庁長官をはじめ、宮内庁が眞子さまと小室さんの結婚をあと押しする体制にかじを切ったと見ていいだろう。


 だが、要職も経験した宮内庁関係者は、計28枚の文書に目を通したうえで、こう顔をしかめた。

「まるで学生のレポートだなというのが、最初の印象です。中身は、おカネの話とご自身とお母さまの正当性の主張と元婚約者への非難に終始しており、誠実さがにじむ内容ではない。裁判書類そのものです。秋篠宮殿下は、『国民の理解と納得してくれる状況』というキーワードを口にしていたが、彼の文書に好感を持つ人は少ないのではないか。一般のお金持ちのお嬢さんとの結婚であればいいが、皇室の方のお相手として、相応しいという印象は受けませんでした。いま皇室は国民の支持や敬愛を失いつつあります皇室の危機的状況ともいえる状況で、出すべき文書ではなかったと感じます」

 そう感じるのは、一部の宮内庁関係者だけではない。弁護士で、米国ミシガン州の弁護士資格も持つ、芝綜合法律事務所の牧野和夫さんは、小室さんの文書は、眞子さまとの結婚への強い思いよりも、プライドの高さが強い印象を残す文書だったと話す。

「訴訟大国である米国で、報告法律を学び過ぎたがゆえに、さらに禍根を広げる結果になったような印象です。米国は自己主張が強くなければ、生き残れない社会ですから、これほどの大作になったのでしょうね」

 また、報道や元婚約者の証言による実誤認を訴えるために、元婚約者との返済の有無についてのやり取りについて、録音した音声データを引用するなど詳細な説明をしている。

「しかし、強権に法律論を持ち出す方が皇族の結婚相手として相応しいかという問題もあります。一般の企業の対応でも、正当な法律論をかざして反対に批判を浴びた例もあります。相手や世間の理解や共感を得るためには、法律を振りかざすのではなく、世論など他の側面も考慮して考えなければいけないという典型例です。小室さんも真の法律家になるには、まだまだ法律以外の勉強が必要かもしれませんね」

 西村長官は、宮内記者との記者会見でも手放しに近い高評価を口にしていたという。このままでは皇室と国民の感覚のかい離はますますひどくなるばかりではないだろうか。

(AERAdot.編集部/永井貴子)



1 コメント

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Unknown (ask)
2021-04-16 11:32:47
普通の親だったら即刻、婚約を破棄するでしょう。
たかだか¥400万円。かかわることではない。問答無用です。
外国へ報道する時は、¥4,000万円位にしておいてほしいね。
400万円、4万ドルでは笑われる。恥辱ごとです。
これこそが本人が何回も繰り返している名誉を傷つける。
国や、国民の名誉を傷つけるんじゃないでしょうか。

ここまで拗れてるのに、彼の周りに
結婚を辞退するように忠言する人がいないのも不思議です。
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