院長のひとりごと

佐久間クリニック 院長 のひとりごとブログバージョンです。

京都の原谷苑に電動アシスト自転車でお花見

2017年04月18日 | Weblog
電動アシスト自転車で京都の原谷苑に行ってきました。(京都駅ー原谷苑往復です)
原谷苑というのは、最近有名になってきた桜の名所で、個人所有のお庭です。
交通が不便な小高い山の上にあるので爆発的に混み合うことはないと考えられます。
が、最近の京都は非常に混み合います。
異常に混みます。だから朝早く移動するに限ります。
今回も朝早くに京都駅近くのレンタル自転車屋さんに行って、電動アシスト自転車を借りました。
ネット予約をしていたのですぐに借りることができました。
借りた自転車は、パナソニックの恐ろしく重い自転車でした。
やはりパナソニックは重すぎます。
以前電動アシスト自転車を買い換えようとした時に、パナソニック製品はみな異常に重くて候補から外したことがあります。
で、実際に乗ってみると重くて走りが鈍い。いくら電動とはいえこれで原谷苑の坂を登れるのだろうか、といぶかしく思いました。
原谷苑に行くには、金閣寺脇の道を上がっていくか仁和寺横の道を上がっていくかの方法があるようです。
金閣寺側から登った方が自転車では登りやすいという話なので、ます、金閣寺を目指して走りました。
金閣寺は以前自転車で行ったことがあるので大体の道は分かります。
駅から金閣寺までは軽い登りです。重い自転車でも難なく行けました、が、とにかくゆっくりしか走ってくれない自転車。
金閣寺につきましたが、そこからどの道が原谷苑につながる道かわかりませんでした。
標識があると思っていたのですが、全くありませんでした。
i Pad に原谷苑周辺の大まかな地図を入れていたので、歩道で自転車を止めて i Pad を見ていると、通りかかったおじさんが声をかけてくれました。
そんな大きいの出して何探してるの?と聞くから、原谷苑に行こうと思っているのだけれど道がわからない、と返事をすると、おじさんは親切に道を教えてくれました。
『この自転車は電動だね。電動なら上まで登れるよ』と言ってくれました。
話してくれた言葉は京都弁でしたので一字一句書くわけにはいきませんが(そんなに覚えていないので)感じが良かったです。
おじさんにお礼を言って、原谷苑を目指して、坂道を登りました。
やはり電動とはいえきつかった、最後まで登れるかな、と思いながら登って行ったのですが最後までちゃんと登れました。
でも相当息が切れました。
確かにあの坂は普通の自転車では無理かもしれません。電動だから登れたのでしょう。
でも次は自分の自転車を持って行こう、レンタルの電動はダメだ(たまたまダメだったのかもしれませんが)。
坂を登りきって少し下ったところでまた人に道をたずねて、やっと原谷苑につくことができました。
ゆっくり走ったようでも走り出してから30分しか掛かっていませんでした。

原谷苑は、時期によって入場料が異なります。
私が行った時は最盛期ということで1500円でした。
高いといえば高いです。
でも、この値段が高いと思われないくらい見事な桜と様々な木々が咲き誇っていました。
様々な木々が咲き乱れている光景は幻想的です。見たことがない景色でした。
一度は見るといいです。
一時間強滞在して、帰りは仁和寺に降りて行きました。
仁和寺に行く道は側溝が開いていてスピードを出すと危ない感じがしました。
ゆっくり下って行きました。
仁和寺についてせっかくだから境内を見て回りました。
原谷苑を見たあと仁和寺の桜を見ても感激はありません。
さささと見て帰りました。
平野神社とか京都御苑を見る予定でしたが、下界は混んでいて桜もピークを過ぎていたので、寄らず、
京都の裏道を散歩(ボタリング)しながら帰って行きました。

日本カモシカ

2017年04月11日 | Weblog

先月金沢に行きました。
金沢へは学会で行ったのですが、時間が空いたので、岐阜の白川郷に行ってきました。
3月の白川郷はまだ雪がいっぱいありました。
白川郷を散策して合掌作りが立派な明善寺郷土館というところに入りました。
名前を見るとお寺さんなのですが、建物だけを見て入ったのでお寺さんとは気づきませんでした。
白川郷は閉ざされた山里なだけに、その中に自給自足の道具が数多く飾られていました。
それを見ていると、なるほど、いろいろ自分で作れるものだなぁ、と感心しました。
で、その中で(傘をかぶって人形を持たされて)記念写真を撮られました。
スーツを着ているのになぜか溶け込んでいる。
写真はすぐにできました。その中に明善寺と書いてあったので、写真を撮ってくれた人にここはお寺さんですか?
と伺ったところ、そうです、正確にはお寺の住職の住まいです。本堂はあちらです、と言われました。
確かに、あちら、に行くと仏像が鎮座ましました本堂がありました。
お寺さんを出て集落を散策し、
集落を抜けて吊り橋を渡ると合掌作りが集まっている資料館である合掌作り民家園がありました。
民家園には合掌作りが25棟も集められています。
せっかくだから民家園に入りました。
入ってすぐに手打ち蕎麦屋があったので寄って飛騨牛と手打ちそばのセットを食べました。
蕎麦はこれ本当に手打ち?と疑うほど巾が整っていました。
お腹が満たされて歩いていると、横の小川の中に見慣れない動物がいました。
雪で川から出られないようで、地元の人が雪かきをして逃げ道を作っていました。
その人の話によると、その動物は日本カモシカで、特別天然記念物だそうです。
確かにあの有名な日本カモシカだな、と思いました。
とってもおとなしくて可愛かったです。
特別天然記念物だから、むやみに触ったりできないそうです。
ですから、カモシカも人を敵だと思わないで、人がそばにいてもおとなしくしているのだとか。
雪の白川郷は見られたし、日本カモシカは見れたし、いい旅でした。