院長のひとりごと

佐久間クリニック 院長 のひとりごとブログバージョンです。

骨伝導ヘッドフォン

2014年10月29日 | Weblog
ご無沙汰しました。
季節は、秋から冬になってきました。
今年は、夏が終わるのが早かったと思ったら、冬の到来も早いように感じます。
まだ10月なのにほとんどコートとマフラーの世界です。
寒さの苦手な私は、寒いと思考と行動が鈍麻するような気がします。

そんな寒さのなか、犬の散歩をしていて、気づいたことがあります。
普通に犬を連れて散歩するのと、ヘッドフォンをして音楽などを聞きながら散歩するのとでは、
犬に対する注意というか周りに対する関心が違うということです。
ヘッドフォンをして耳を塞いで散歩すると、周りを見ているようでどうしても自分の世界に入ってしまいます。
人は人、犬は犬で勝手に散歩しているようになるのです。
で、解決法として、骨伝導ヘッドフォンを使うことを思いつきました。

早速、散歩やどうせなら自転車時にも装着できるタイプを探しました。
ゴールデンダンス社のAUDIOBONE FIT というのが軽くて結構いいようだ値段もそこそこだし、ということが分かって、
amazonで注文しました。
昨日届きました。
早速使ってみました。
音はまあまあです。思ったより良く聞こえました。
これをつけて語学を聴きながら犬の散歩に行ったら周りの音がよく聞こえて、犬の呼吸音が聞こえました。
ああこれだ、と思いました。耳を塞がないで周りの音が聞こえるから自分の世界に入らないで済みます。
自転車に乗って試してみました。
これも耐えられるようです。
周りの音が聞こえるから自転車に乗っても安心です。

ただ、このヘッドフォンは、純粋に音楽を楽しみたいと思ったら使わない方がいいです。
音は普通のヘッドフォンには遥かかないません。
耳を塞いでこのヘッドフォンをすると綺麗に聞こえるという話があります。
もともと骨伝導ヘッドフォンは、聴覚障害者向けに作られたものだから、うなづけます。
骨伝導ヘッドフォンで音楽を聴くなら、この人はこういうアレンジで曲を奏でているのか、とか、ここでこの音このコードを入れたのか、
といったいわば解析として聴くなら大丈夫と思います。
これからさらに使い方を工夫しようと思います。